シュタイナーのことば (50)

(小学校入学の)最初の時間に、書くこと、読むこと、計算することが、いまはまだできなくても、学校でそれを習得できるのだという話をすることは、教授法の観点から言って、子どもに非常によい影響を与えます。

このことによって子どもの中に希望がわき、学んでいこうとする願いと決意が生じるのです。

子どもは書くこと、読むこと、計算することによって感情の世界の中に導かれ、さらに意志に刺激を受けます。教えようとすることをすぐには教えないで、しばらく期待させたままにしておくことは、成長しつつある子どもの意志の育成のために非常に良い影響を与えるのです。

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この記事を書いた人

シュタイナー教育歴17年。ドイツからシュタイナー教育情報を発信。シュタイナー教育とメインストリーム教育の架け橋になるべく活動中。

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