待望の新講座ーシュタイナー教育のベテランが揃いました

こんにちは。
石川華代です。

 

今日は、新しい講座についてお知らせです。

 

これまでの
SMTTーSteiner-Ed Maths Teacher Training Course
シュタイナー算数教育 教師養成講座

それに並ぶかたちで
SJTT- Steiner-Ed Japanese Teacher Training Couse
シュタイナー国語教育 教師養成講座

2021年1月より始めます!

 

SMTT、SJTTともに、
シュタイナー学校の中でも外でも、
シュタイナー教育ができるような先生を養成する講座です。

 

だから、
シュタイナー学校で教えたい人、
学習塾や教室でシュタイナー教育を取り入れたい人、
家庭教育にシュタイナー教育を取り入れたい人、

それから、
「私がシュタイナー教育で育ちたかった!」という人。

 

そんな人たちの夢が叶う講座です。

 

講師陣は・・・

京田辺シュタイナー学校で8年間の担任を3周もしている
ベテランシュタイナー教師、中村真理子先生、

 

オイリュトミーでは日本で一番!
とくに教育オイリュトミーと芸術オイリュトミーの
両方をこれだけ極めている
日本人オイリュトミストは他にいない。
・・・そう自信を持ってお伝えできる
はたりえこ先生

 
シュタイナー学校だけではなく、
シュタイナー学校の外の現場で、
シュタイナー国語教育を実践してきた
塙狼星先生
原和子先生
 
そして私、石川華代
 
これらの5人の講師がそれぞれの持ち味を生かして
最強の、
e-waldorf ならではの、
シュタイナー学校の外でも教えられる
シュタイナー国語教師を育てる講座です。
興味のある方、お気軽にご参加くださいね。
「とりあえず説明会だけでも聞いてみたい」
という方も大歓迎です。
SJTT- Steiner-Ed Japanese Teacher Training Couse
シュタイナー国語教育 教師養成講座

コロナはきっかけにすぎない

こんにちは。
石川華代です。

寒い季節になってきました。

ドイツもフランスも全国的にロックダウンを決定しました。

 

少し遅れて、イギリスも11月は4週間のロックダウンを決定。

 

しめつけが厳しくなってきました。

 

この、いつ終わるかわからないコロナ。
いろいろな影響を及ぼしていると思います。

以前書いた、子供達の不登校などの変化もひとつ。

 

これは、
コロナの影響で不登校になったというよりは、
今までも問題をかかえていたのだけど、
コロナがきっかけになって表に出てきただけだと思います。

 

コロナによって、
問題を隠しておけなくなった。

 

子供だけのことではないです。
私たち大人も、
今の生き方に納得できないままのひと、
コロナ後をどうやっていきていくか不明確なひと、

いろいろいると思いますが・・・

 

コロナは危機であり禍ですが、
禍だったからこそ、
みないことにしていた問題が表に出てきた。
つまり、それを改善することを必要とされている。

 

このコロナをきっかけにして、それを改善できるかどうかが、
コロナ後の私たちが生き生きと生きられるかどうかに影響してくるのでしょう。

 

・・・ということに気づいている人は多いです。

特に、このシュタイナー関連の方々、
私の発信に興味を持ってくださる方は、
気づいている方が多いように思います。

 

今がチャンス。

今が行動を起こすチャンス。

今は問題を改善するチャンス。

 

今こそ、コロナ後に自分らしく生きていくために、
学んで力をつけるチャンス。

 

そう考えて、
今こそ学んでおく時だとおっしゃって、
シュタイナー算数教育養成講座の説明会に参加される方も多いです。

 

コロナを乗り切り、コロナ後の世界を明るく生きていくために、
ほんとうにやりたいことを、今やらなくては。
自分の考えで生きていく力をつけなくては。
それを実行にうつす、技術と、意志の力を、今こそ身に付けなくては。
・・・と。

 

今やっているシュタイナー算数教育教師養成講座の第4期の方々は、
今年春にロックダウンしたばかりのころに参加を決めた方々。

今こそ学ばねば!
と思って来ていらっしゃる方も多いです。

ロックダウンで収入が激減して生活苦だけど
今こそやっておかなきゃ!・・・と言って参加を決めた方も。

 

実際、第4期のみなさんの熱意がすごい。

第3期までもとっても熱心でしたが、
第4期は、もっと生き方に直結させたい・・・というような、
今までとは違う熱意が感じられます。

 

第5期も、そんなコロナ禍まっただなかでの開催。

 

チャンスにして欲しい。
そのチャンスが、みなさんにとっても、子供たちにとっても、
明るい未来を作るから。

いつかやろう・・・ではなく、
この記事が目に入った
今が
やるチャンスだと思って欲しいです。

 

コロナはきっかけにすぎない。
節目でもある。
でも私は、それ以上に、
大きな分かれ目だと思っています。

 

コロナを生かすか、
禍に流されるか。

 

みなさんはどちらを選ぶのでしょうか。

 

*****

 

SMTT Steiner Maths Teacher Training Course
シュタイナー算数教育 教師養成講座
レベル1 第5期 受付中です。
まずは、説明会にご参加ください。
 .
これまで、
シュタイナー学校の先生
公立・私立学校の先生
塾、教室の先生
特別支援級の先生
お母さん・お父さん方
いずれ教室を開きたい方
・・・など、120名ほどが受講してきている講座です。
 .
世界観をかえる、
算数の概念をくつがえす、
楽しくて美しい算数に、大人がハマる。
そんな体験を大人自らがして、
子どもたちに伝えていく。
 .
実り多く、達成感にみちた、
素晴らしい成果が得られる講座です。
 .
本気で学びたい!
と言う気持ちでご受講を決めていただきたいので、
まずは説明会に参加して、
私、石川華代とお話するところからはじめましょう。
詳細、説明会お申し込みはこちらです。
 .

 

コロナ禍 こどもたちへの影響は大丈夫?

こんにちは。
石川華代です。

この2020年も残り2ヶ月半となりました。

今年は、コロナ、コロナ。
コロナに翻弄される一年でしたね・・・

しかもまだ終わってない。涙

コロナがいつ終わるかも見込みがつかない・・・。

 

冬、インフルエンザの季節にむけて、
イギリス政府からの規制もだんだん厳しくなってきました。

 

みなさんの暮らしはどうでしょうか?

そして子どもたちは?

 

春の頃は、
子どもとの時間を楽しめていた人も、

長引くにつれて、不安になってきた人もいるのではないでしょうか。

 

学校はあるけれど、
今まで通りではない学校生活。

 

子どもたちはちゃんと学べているのか?

行事もなくなっているけれど、
学校生活はこれでいいのか?

期間限定の子ども時代がこんなんでいいのか?

 

・・・って不安に思っている人も多いと思います。

 

そして、

 

このコロナの時期に、さまざまの理由で、
学校に行けなくなってしまったお子さんの話も耳に届きます。

 

今日も
IDEAL(イデアール、e-waldorf の算数・数学レッスン)の生徒さんと
話をしていたのですが、

 

コロナで隣のクラスにも行けないから、
友達ともしゃべれない。
学校がつまんない・・・。

・・・と。

 

大きな問題ではないように思われるかもしれませんが、
こういうストレスを軽視していると
積み重なってどこかに支障が出てきます。

こんな状況では、
勉強もどんどんつまらなくなりますよね・・・。

 

 

平気なつもりでいても、

やはり、ストレスになっているものです。

 

大人でも、そうだと思います。

 

このコロナで
「全然ストレスありません!」
って断言できる人・・・どのくらいいるのでしょう。

 

今わたしたちにできることは、
ストレスを抱えながら、それを無視するのではなく、

ストレスを自覚して、自分のことも、子どものことも、
「大変だけどよくやってるね!」
って認めたうえで、

 

希望を見つけることだと思うのです。

 

そして、その希望の光を強めていくために、
行動していくこと。

 

その希望の光が何なのかは、
人によっていろいろだとは思いますが・・・

 

学びが楽しくなるようにしてあげる
・・・ということは、希望のひとつだと思います。

 

それも大きな希望のひとつ。

 

 

いつ終わるかわからないコロナ。

 

コロナが終わったら、問題が解決するはず・・・と、
自分に言い聞かせるより、
今できることで、
光を見出しませんか?

 

 

 

宣伝になってしまいますが・・・

みなさんへ希望の光を届けたい、
そんな思いがこの講座には詰まっています。

 

よかったら見てみてくださいね。

 

レベル1第5期 2020年12月開講
気になるかたは、お気軽に説明会にご参加ください。
講座詳細・説明会お申し込みはこちらです。

憂鬱質の対応の仕方 イギリス式 

こんにちは。
石川華代です。
 
久しぶりのブログ更新です。

 

イギリスへ引っ越してきたので、
これからはイギリスの風景も紹介して行きたいと思います。

 

今日はハイドバーク近くで撮影したこちらの写真。

 

we love key workers

 

書かれたメッセージは

We love our key workers!

Thank you, our heroes!

 

 

どちらも、
医療機関、特に、
NHS(国の医療サービス)の従事者に対して、
コロナで前線で奮闘してくれていることに対する感謝の気持ちを、
どーーーんっと大々的に表したものです。

イギリスではこんなのがあちこちに。

 

ドイツでは、
とにかく規則をきめて、法律をきめて、厳守。
ルールを破ったら罰金+罰則。

もう、
しめつけて、叱り飛ばして、
言うこと聞かせる!・・・みたいなやり方。

 

イギリスは、
街のあちこちにNHSを応援するメッセージをかかげ、
頑張ってくれている人に、
感謝の気持ちを伝えている。

 

ドイツとは対照的な
褒めて育てる感じですね。笑

 

 

私は、
罰でしめつけて
規則を強制することをいいとは思っていないし、
褒めて育てることをいいとも思っていません。

 

でも、
この、イギリスのやり方、
イギリス人にはすごくいい! 
と感心しているのです。

 

ドイツ人は胆汁気質の国民なので、
こんな賛辞で応援しても効果ありません。
胆汁の人にこんなことをしたら、
逆に馬鹿にされるのがオチです。

 

でも、イギリス人は、
憂鬱質の国民性なんです。

憂鬱気質の人たちには、
まず「大変だよねーー」「辛いよねーーー」って共感をしめし、

それだけでなく、

「でもね・・・・」

「もっと大変な人たちがいるんだよ」
「私はもっと大変なことを経験したんだよ」

 

って、見せてあげることで、
「僕は大変な思いしてて苦しいけど、もっと大変な人たちがいるんだな」
と気づきます。

 

憂鬱質の人にとっては、
この気づきがすごい力になります。

 

憂鬱になって、
嘆いているだけではなく、
相手に対する共感が強いだけに、
自分は落ち込んでるばっかりじゃいけないな・・・と気づき、
行動に出ることができるようになります。

 

 

イギリス人の
NHS のみなさんありがとう!!!

のメッセージは、
まさしく、
そんな憂鬱質イギリス人にぴったり。

 

逆に、
憂鬱質イギリス人たちに、
ドイツ式で、
「規則だ! 守れ! 守らないとは何事だ! 罰金だ! 罰だ!」
って言う態度をとったら、
憂鬱質は、
傷ついて、心を閉ざしてしまいます。

 

同じことへの対応でも、
いろいろなやり方があります。

誰にでも通じるやり方なんてない。

 

相手が違えば、
やり方も変えなくては効果はありません。

 

シュタイナー教育は、
気質や、さまざまな子どもの理解の方法を使って、
子どもを理解し、
個々の子どもに合う方法で対応しています。

 

これらを知ることは、
子育てや教室運営に、
とっても効果的ですねー。

 

 

★★★

新しい講座を準備中です。

好評だった

はたりえこ先生のオイリュトミー講座の続編をします!

さらに深くオイリュトミーを体験し、
こころにもからだにも栄養になる体験をお届けします。

近日中に詳細をお知らせします。
告知をお待ちくださいね。

Rieko Hata

(子育て)会話だけじゃ得られない大事なもの・・・

こんにちは。
石川華代です。

 

家族と離れて一人暮らし。
明日でちょうど3週間になります。

 

私、一人暮らしって好きなんですが・・・

 

今回は相当まいりました。

 

最初の2週間が、
コロナのために自宅隔離だったこともあり、
2週間、外に出られない、
人とリアルに会うこともできない状況。

 

毎日、家族と、
ネットで顔をみながら喋っていたのですが、
しゃべってるだけじゃ足りない。

 

 

何が足りないかというと・・・

 

 

触れる・・・ということ。

 

 

スキンシップですね。

 

 

欧米暮らしですから、
毎日、家族でハグしてキスしてます。

 

息子たちは思春期男子ですが、
毎日私に抱きついてきます。

 

こんなふうに、
触れることが日常なので、
余計に、
ネットのヴァーチャルな世界で顔を合わせるだけで、
肌と肌を触れ合わせることができないことが、
こたえました・・・。

 

コロナで親族を亡くされた方は、
普通の病死とは違ったトラウマが残るケースが出ているそうです。

 

感染病のため、
感染した時点で隔離、
家族は病人に会うこともできないまま。

亡くなってからも、
感染した体なので、
家族に触れられることなく、
袋に包まれてしまう。

 

お別れも言えないまま、
隔離されたまま、
最後に手を握ることもできないまま、
ビニールに包まれて持ち去られてしまう・・・。

 

つらいですよね。

 

 

触れるっていうこと、
人間にはとても大切なこと。

 

幼児期、
まずなんでも触れることから子どもたちはこの世界を知っていきます。

 

全身が触覚みたいな感じ。

 

だから、
抱っこしてあげて、
抱きしめてあげて、
キスしてあげて、

そんなママの行為を全身で感じ取って、
愛情を感じて安心してこの世界の住人となる。

 

 

日本の場合は、習慣上、
大きくなると触れ合う機会は減ってしまうけれど、

 

それって、とても残念だと思うのです。

 

アメリカで、
まだまだ英語で自分の思いが伝えられなかった頃、
言葉ではコミュニケーションが不自由でも、
クラスメートのハグにどれだけ救われたか。

 

絶望して、立ち上がれないくらいになっていた頃、
クラスメートが
” I am thinking of you.” (あなたのことを、想っているわ)
って言いながらハグしてくれたことが、
どれだけ私に力をくれたか。

 

 

そんなことを思いながら、
家族の到着をカウントダウンしながら待つ日々です。

 

到着したらまずみんなでファミリーハグです。

 

 

 

まちどおしい・・・ 涙

 

 

 

イースターとコロナ。あなたは生き残れますか?

 

こんにちは。
石川華代です。

 

 

イースターの夜、午前1時ごろ、
目が覚めたら夫が横にいませんでした。
結局、夫がベッドに戻ってきたのは午前6時すぎでした。

 

何してたの?

 

と聞いたら、

 

バッハのマタイ受難曲を聴きながら、
ろうそくの光をみつめて、
シュタイナーを読み、
物思いにふけっていた。と。

 

で、何を考えていたの?

 

イースターについて。
トランスフォーメーションについて。

 

はい。
そういう人なんです。笑

 

 

イースターは、
キリストが復活しておしまいではなくて、
これから先、アセンションへとつながる大きな変化のときです。

 

キリストが、
人類が進化する。

 

その大きな流れを2ヶ月くらいかけて祝うのです。

 

 

そして、今、コロナ危機。

 

 

コロナも、私たちのトランスフォーメーションを促しています。

 

 

私たち個人も、
学校も、
システムも、
社会も、
国家も・・・

 

今こそ変わるとき。

 

たまたまフェイスブックでこんな言葉が目に飛び込んできました。

 

『最も強い者が生き残るのではなく、
 最も賢い者が生き延びるのでもない。
 
 唯一生き残ることが出来るのは、
 (環境に適応し)変化できる者である。』

 

という適者生存の法則。
イギリスの哲学者が言ったものらしいですが、

 

本当にそうですね。

 

今、コロナの時期。

仕事がなくなったり、
収入が減る人も多い。

 

みんな大変です。

 

だけど、
そのぶん、いつもなかった時間がある。
いつもできなかったことをする時間がある。

 

この時間を、
何に使いますか?

 

この時期、何をするかで、
私たちの未来は変わってきます。

 

イースターもコロナも、変化を促します。

 

人間も、社会も、国も、変化できなければ滅びる。

 

でも、変化できたら・・・。
この時期を成長の時間に変えることができたら・・・。

 

コロナはピンチじゃなくてチャンスになり、
コロナによるビフォー・アフターは物凄い違いになるでしょう。

もちろん、アフターは、
明るい未来。

 

 

たまたまたこの時期に募集をしている、
シュタイナー算数教育 教師養成コースは、

今、コロナで経済状況は苦しいけれど、今しかない!

と申し込んできた人が何人もいます。

 

これも、コロナをピンチにからチャンスに変える、一つの選択肢。

 

みなさんは、今、何をするでしょうか?

 

 

 

説明会追加開催決定!

 

シュタイナー算数教育 教師養成コース
Steiner Maths Teacher Training (SMTT)

 

 

シュタイナー算数教育 教師養成コース 詳細はこちらです

 

 

(季節もの)Happy Easter ! 復活祭のクラフト

 

こんにちは。
石川華代です。

 

今日、イースターサンデイ。
復活の日。

 

コロナのおかげで、
なんだかみんな時間のゆとりがあり、
街が静かで、

教会の礼拝はないけれど、
教会の鐘の音が響き渡っています。

 

子どもが小さい頃は、
たまごを吹いて空にして、
デコレーションしました。

 

 

イースターサンデイは必ずうちに野ウサギがやってきて、
イースターエッグを隠して行きました。

 

こどもたちは、朝からエッグハント。

 

まあ、
野ウサギはパパの役割で、
イースターエッグは、
リンツのたまご形のチョコですが。

 

 

野ウサギの編みぐるみを編んだり。

 

 

こちら、
頭、手足、体が一枚の長方形からできていて、
それに耳をつけるだけで完成。
 
小学校1年生でも作れちゃう簡単あみぐるみです。

(これらのイースタークラフトの作り方は inspiration vol. 5 に掲載されています)

 

 

 

うちも息子がすっかり高校生になり、
こんなことはやらなくなりました。

 

小さい頃だからこそ、
楽しんでおけるイベントごとや、
小さい頃だからこそ、
子供達と一緒に楽しめる学びがあります。

 

こういう季節のクラフトも。

 

日々の算数や国語などの教科のこと、
手仕事やクラフト、濡らし絵や粘土なども。

 

小学校4、5年生くらいまでに、
存分に子どもとの時間を楽しんで欲しいなあ・・・と思います。

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

こどもたちと、算数で楽しむ。
算数が楽しい。
算数が美しい。
そんな体験を親子でできる。

・・・そんな講座が、こちらです。

 

こどもたちに、シュタイナーの算数を。
我が子にも、教室の生徒さんにも。

シュタイナー算数教育 教師養成コース
Steiner Maths Teacher Training (SMTT)

 

 

学びのチャンスを、
逃さないでくださいね。

 

シュタイナー算数教育 教師養成コース 詳細はこちらです

 

 

(教育)シュタイナーのアクティビティをやってもシュタイナー教育とは言えない。その理由。

 

こんにちは。
石川華代です。

 

シュタイナー教育には、
けっこう有名な「シュタイナー教育のアクティビティ」があります。

 

たとえば、
九九の糸掛け。

 

 

フォルメン。

濡らし絵。

 

 

これらを真似でもいいからやってみると、
たしかに、普通のアクティビティとは全然違っていて、
子どもの反応もいきいきとしている。

 

 

だけど、

こういうのを真似してやっているのを見てみると・・・

シュタイナー教育のアクティビティで、
シュタイナーっぽいのに、

 

シュタイナー教育の専門家からみると、

違う!
シュタイナー教育の一番大事なところが欠けている。
こんなの、シュタイナー教育じゃない!

 

 

と悲しくなることが多々あります。

 

 

一番大事なところは、

作ったものが美しかったり、
子供達が楽しんだり、

・・・というようなことではなく、

 

そこで子どもの心や体、頭がどのように動いているか、
その活動の、プロセスそのものなのです。

 

 

一般の教育では、

大事なことを教えてもらい、
それを理解して、
練習したり、暗記したりします。

 

 

シュタイナー教育では、
大事なものを自分で見つけ、
体験を通してそれを身に付け、
さらに発展していく力を育てます。

 

 

つまり、

一般の教育では、
100を教えてもらい、
100のことができるようになればOKです。

 

シュタイナー教育では、
いろいろな活動を通して、
100のことを自分で見つけます。
そして、そこから、
自分で150も200ものことを創り出していく力を育みます。

先生は教える人ではなく、
生徒たちが見つけるのを導く人です。

 

 

シュタイナー教育のアクティビティを真似してみても、

100教えてしまうような教え方をしていたら、
それはシュタイナー教育ではありません。

 

私たちのほとんどは、
従来型の教育で、
100を教えてもらい、
いかにその100をそのまま覚えるかを訓練してきました。
先生の言われた通りにやる姿勢を身に付けてきました。

 

学校生活12年間ずっとです。

 

だから、
嫌というほどそのやり方が身についています。

 

そして、今、大人になって、
学校の生徒や、我が子に、
シュタイナー教育を取り入れようとしても、

つい・・・

自分が教えられたように教えてしまう。

 

 

100教えちゃう。

 

子どもが見つけるなんて、
どうやったらいいのかわからないし、

分かったとしても、
子どもが発見するのをまてない。
子どもが見つけるチャンスを奪ってしまう。

 

もったいないと思いませんか?

 

150、200、それ以上の能力を育む可能性があるのに、
100で終わりにしてしまうって。

 

だからこそ、
私は、
形だけでなく、
シュタイナー教育の本質を学んで欲しいのです。

 

その学びをして、
根本的に考え方を変えてしまうのが、

シュタイナー算数教育 教師養成コース
Steiner Maths Teacher Training (SMTT)
です。

 

 

説明会、受付開始しました。
すでにお申し込みが入ってきています。

 

 

学びのチャンスを、
逃さないでくださいね。

 

シュタイナー算数教育 教師養成コース 詳細はこちらです

 

シュタイナー教育を日本の文科省教育に取り入れる方法

 

こんにちは。
石川華代です。

 

相変わらず、体調不良。
ベッドの中で書いてます。

でも、
日に日に、少しずつですが、回復してきています。
焦らず、無理せず、全快するよう、
日々お手当しています。

 

 

 

 

 

数年前に、
早稲田大学と東京理科大で、
シュタイナー教育についてお話させていただいたことがあります。

 

教師を志す大学生のみなさんに、
フォルメン体験もしていただきました。

 

 

 

 

そのとき、
多くの学生さんたちが、
「こんな教育すばらしい!」
「こんな教育受けたかった!」
って言ってくださったんです。

 

 

シュタイナー教育とは全く違う教育をうけてきた学生さんたちですが、

 

実際に体験したうえで、
どうしてこういうことをしているのかを、
ちゃんとお話しすると、
シュタイナー教育の素晴らしさを、
感じ取ってくださいます。

 

教師として教育現場を体験していないから、
余計に敏感に感じ取ってくれるのかもしれません。

 

 

でも・・・・

 

「すばらしいけど、
実際に学校教育でやるのは無理」

という意見も出ました。

 

 

一般に行われている教育とあまりにも違うので、
取り入れることがさっぱり想像つかない。

 

どうやって取り入れるのか?・・・みなさんは想像つきますか?

 

 

一般の文科省教育と、
シュタイナー教育の違いは、
アプローチの仕方です。

 

学んでいる学問としては、
どちらも共通のもの。

 

シュタイナー教育は特別の算数を教えているわけじゃない。

四則演算、少数、分数、百分率など、
世界共通のものを、教えている。

 

ただ、その教え方、
アプローチの仕方が違うから、

全然違うもののように見える。

 

つまり、
アプローチの仕方を学べば、
一般の文科省認可の教科書であっても、
シュタイナー的に教えることができるのです。

もちろん、
公立学校で100%シュタイナー教育をすることは難しい。
でも、取り入れていく可能性はたくさんあると思います。

私自身、教科書を使いながらシュタイナー教育を取り入れて教えていましたし。

 

 

 

 

その方法を教えているのが、
e-waldorf シュタイナー算数教育教師養成コース(SMTT)です。

SMTT: e-waldorf Steiner Maths Teacher Training Course

 

 

 

今月、SMTTレベル1第3期がおわりました。

レベル1でシュタイナー算数教育のエッセンスを体験しながら学び、
ワークショップなどで楽しい算数を子供達やお母さんたちに伝えられるようになります。

レベル2に入ると、
教科書をどんどんシュタイナー的にアレンジして、
オリジナルの授業を作り出せるようになります。

レベル1からレベル2に進む受講生のみなさんが、
わくわくと次の学びを楽しみにしてくださっています。

 

 

SMTTレベル1第4期ももうすぐ説明会を募集し始めます。

 

本当だったら3月中旬から募集開始を予定していたのですが、
体調を崩したため、
先延ばしになっています。
ごめんなさい。

やり始めたからには全力投球したいので、
もうすこし本調子になるまで、お待ちください。
4月には説明会をします。

 

 

(大人の教育)記事を書きながら、思い出して泣いてしまった。日本の学校でのできごと。

 

こんにちは。
石川華代です。

 

コロナウィルス。
ドイツでも感染拡大してきました。

 

ドイツ語で
Hamsterkauf「ハムスター買い」という言葉があります。

 

「買い占め」のことです。

ハムスターが食べ物をため込む習性があることから、
そう言われています。

 

トイレットペーパー、
その次は、小麦粉。

 

小麦粉があったら、
パンも麺も作れる。

確かに、こういうときに買い溜めするには良いですね。

カップラーメン買い占めより、
ずっと好感が持てます・・・・。

 

 

 

さて、

 

秋からやってきた

SMTTーSteiner Maths Teacher Training LEV£L 1
シュタイナー算数教育教師養成コース レベル1 第3期

 

 

 

 

 

 

のこすところ、
あと1セッションのみ・・・となりました。

 

今、第3期です。

これまでに80名ほどが、
このSMTTで学んできています。

 

修了生たちは、このSMTTで学んで・・・

 

教室を新しく作った方。

今まであった教室に、「シュタイナーさんすう」のクラスを増設した方。

シュタイナー算数の楽しさにふれて、
子どもと一緒に楽しんでいるお母さん。

学校の算数の授業で、シュタイナーを取り入れている先生。

 

さまざまの形で活躍しています。

 

今、そんな修了生たちのリストを作っているところです。
皆さんに、
シュタイナーの学びの喜びを伝える先生が身近になって欲しい。
・・・そんな、願いから。

 

 

 

私がこの講座をつくったのは・・・

 

シュタイナー教育を、
シュタイナー学校の枠のなかだけで終わらせたくない。

・・・そんな、
強い願いからでした。

 

 

シュタイナー教育は、
もちろん、
シュタイナー学校で、
12年間全うできることが理想です。

 

 

でも、
シュタイナー学校にいけない子はどうするのでしょう???

 

私は、日本にいた頃、
一般の高校で教えていました。

 

日本の、管理された学校教育。

 

毎日のように、テストばかり。
テストと試験、進学先で、
自分という人間を評価されるような場所。

 

そんな学校で教えてきました。

 

 

私が教えていた、
ある高校では・・・・

 

 

毎年、

 

 

 

自殺者が出ました。

 

 

ある朝、
生徒が自殺したことを、
教頭が校長に報告していました・・・。

 

私は、その近くにいました。

 

 

そして、
校長の反応も、みていました。

 

 

校長はなんと言ったと思いますか?

 

 

 

 

 

 

「またか」

 

 

・・・でした。

 

なんの感情もこもらない表情と声で・・・。

 

 

耳を疑いました。

怒りと悲しみがこみ上げてきました。

 

 

私はその自殺した生徒のことを直接は知らない。
でも、
自分の教える学校で、
そんな生徒が出たということ、
・・・それを聞くだけで、
泣きそうでした。

 

 

それなのに、校長は・・・

 

 

 

すごく、悔しかった。

 

 

なんで、そんなふうにしか生徒を思えない人間が、
教育に携わっているのか!

 

 

 

 

 

あれから20年もたっているのに、

あのときの、
感情のこもらない校長の顔と声を、
思い出しただけで、

今、
また、
泣いています。

 

もちろん、
生徒のことを思い、
真剣に、熱心に教育活動をしている先生方が
たくさんいることも知っています。

 

この校長だって、
最初からこんなじゃなかったと思うのです。

この校長だけでなく、

長年教えている間に、
教育の本当に大切なことを見失ってしまった先生も多くみてきました。

 

 

長年の教育活動で、
そうならざるを得なかった・・・のかもしれません。

 

教師の仕事が厳しいことも知っています。

 

 

 

 

 

シュタイナー教育は、
私が探し求めた教育のなかで、

これこそは、
人間を力強く育てる教育だ!

 

・・・と確信できる教育です。

 

そして人に言われたことではなく、
自分の頭で考えて、行動することのできる人間を育てる教育です。

 

 

理想をいうなら、
すべての子どもたちが、
無理なくシュタイナー学校で学んでほしい。

 

でも、
そういうわけにはいかない。

 

シュタイナー学校にいきたくても
いけない子どもの方が多い。

その子どもたちをなんとかしなきゃ。

 

・・・その一心の思いで、
私は、シュタイナー教育を学び、
シュタイナー教育の活動を続けてきました。

 

 

 

 

 

 

私は、
シュタイナー学校でない学校で、
シュタイナー教育を実践してきました。

週1回の教室を続けることで、
子供達が、より輝き、
驚くほどの吸収力で考える力を育んでいくのを、
目の当たりにしました。

 

私は、
そんな先生が、

日本各地にいて、
こどもたちのそばにいて欲しいと思います。

 

一般の学校にいて、
学校が面白くない、
学ぶことの喜びもわからない、
自分の価値も否定されている気がする、

そんな、シュタイナー学校の外にいる子どもたちに、

シュタイナー教育を届けていきたい。

 

それが、
子どもたちを、
そのお父さん、お母さんたちを、
幸せにする。

 

私は・・・、
そんな教師を育てる。

 

それが、
SMTTーSteiner Maths Teacher Training LEV£L 1
シュタイナー算数教育教師養成コース
です。

 

もうすぐ、第4期募集が始まります。

 

もし、
この記事に少しでも感じるところがあったのでしたら、
SMTTで学ぶ意味が、
あなたにあるのだと思います。

 

3月中旬、
SMTT レベル1 第4期募集の説明会について告知します。

 

どうぞ、お見逃しなく。

 

 

 

 

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シュタイナー算数教育 教師養成講座レベル1 第4期
シュタイナー算数教育 教師養成講座レベル2 第3期

もうすぐ募集が始まります。
3月中旬に告知をしていきますのでお楽しみに。

おうちでできる算数アクティビティ、
子供達が嬉々として学ぶ算数教室のレッスンが、
できるようになる講座です。

学校や教室の先生方、これから教室を開く先生方、
子どもに算数を楽しく習得してもらいたいお母さん方が、
これまでに80名ほどこの講座で学んできています。
その仲間になるチャンスです。

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IDEALイデアール
シュタイナーの算数・数学教室(ZOOMレッスン)
体験レッスン受付中

体験レッスン受けたからといって、入会義務はありません。
シュタイナーの算数ってどんなんだろう?
シュタイナーの算数だったら、うちの子でも算数を楽しんでくれるのかな?
算数が楽しいって、どういうこと?
そんなことが気になるお母さん方、
お子さんに体験させてみませんか?

詳細・体験レッスンお申し込みはこちら

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IDEALイデアール 幾何学クラス

2019年度の大人の幾何学クラスは終了しました
2020年は、「美しい幾何学アート」をテーマに、
幾何学的な作図、フォルメン、工作など、
「美しいもの」を体験し作り上げていきます。

幾何模様が好きなかた。
数学の面白さ・美しさを感じたい方におすすめです。

中学生〜大人まで受講できます。

近日中に、詳細をお知らせしますね。

 

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新講座 FREUDE (フロイデ)

シュタイナー教育のアートやクラフトの実践から学ぶ。
そして、シュタイナーの著作を仲間と読み解きながら、
シュタイナー教育について、
人間について、
理解を深める講座です。

3月下旬からスタートします。

お早めにお申し込みくださいね。

詳細・お申し込みはこちらです

 

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