魔の夏休み〜子どもに一石三鳥。夏の有効なアクティビティ。

夏休みですね〜。

 

あああ、6週間も学校がない!
子どもが暇だ、退屈だととうるさい。
仕事に集中できない。
家のなかが片付かない。
大人は忙しいのに子どもの世話がーーー

とか思っちゃいませんか?
私は思います。(苦笑)

 

魔の夏休みです。

 

子どもが暇になって、退屈なときって、だらだらしていて、
子ども「退屈ーーー。なんかやることない?」
と言ってきても
親「じゃ、掃除して」
子ども「やだーーー」

となります。笑

 

 

暇でやることないんなら、ちょっとお手伝いしてくれたっていいじゃない・・・と大人は思いますが、だらだらした気分のときほどお手伝いはやる気がしないのが自然なこと。笑

 

我が家で最近よく使う「手」があります。声をかけると、「やるーーー」と喜んでとびついてくるもの。

 

それは、「〜〜ミックス」を使ったおかし作り。

 

バイオダイナミック「デメター認証」つきケーキミックス〜美味しかったです!

 

普段「〜〜ミックス」とか、使ったことがない我が家なのですが、ドイツでオーガニックのものやバイオダイナミック認証「デメター」のものが簡単に手に入るようになったので、試しにつかってみたところ、子どもたちにヒット。

美味しかったー。

 

 

 

ミックスを使わずに、ちゃんとケーキを作ったほうがいいのは当然です。でも、「ケーキ作る?」と聞いても「やだー、面倒臭い」と言われてしまうし「ママのケーキが食べたい」と、こっちに仕事がふられてしまう。(笑)

 

でも「〜〜ミックス」だと、簡単なので「やるーーー」と元気な返事がかえってくるのです。

 

ほんと、アクティビティでも、宿題でも、勉強でも、難しすぎない、簡単すぎない、少しだけチャレンジになるようなちょうどいいものを与えると、子どもも喜んで取り組み、効果も高い。

 

お手伝いも同じですね。

 

いやいややってもらっても嬉しくない。快くやってくれるのが一番。

 

 

「〜〜ミックス」でのおかし作り。子どもはもちろん、ケーキを食べたい一心です。笑

 

でも、

  1. 子どもの退屈しのぎのアクティビティになって、
  2. ケーキが食べられて、
  3. 作り方(ドイツ語表記)を読むのに、ドイツ語の練習にもなる。

★英語表記の「〜〜ミックス」とか手に入ったら英語の勉強にもなりますね。

 

一石三鳥です。

 

うれしい〜。

 

 

 

ちなみに、写真のはケーキですが、他にもワッフル、カップケーキ、ブラウニー、プディング、ピザ、パンなど、オーガニック、デメター認証などでたくさんの「〜〜ミックス」がスーパーに売っています。

 

次はどれを買ってこようかな。(作るのは息子たち! 笑)

 

人間の力を生かす〜誰だって輝ける場所がある

こんな風刺画があります。

 

公平を期するために、全員に同じ試験を課すことにする。
試験:「そこにある木に登りなさい」
出展:ludic learning http://www.ludiclearning.org/

 

数年前にフェイスブックで回ってきたから、見た人もいるのではないかしら。

 

 

こどもの教育についてはもちろんのこと。

 

で、私は大人についても思うのです。大人だって、得意な仕事と苦手な仕事があります。

自分で選んだ仕事だって、いつも得意なことばかりしていられないでしょう。

 

適材適所という言葉がありますが、どんな人にでも、自分の能力を生かせる場所があると、私は信じています。

 

それを見つけるのは簡単ではないです。

 

でも、自分を生かす場所は絶対ある。それを見つけて欲しい。そのためには、自分には力があるのだということを信じて欲しい。

 

上の風刺画で、象も魚もこの試験に合格できないでしょう。でも、試験に不合格になった象のような人にも、「自分はダメなやつだ」と思わないで欲しい。「力仕事なら負けないぞ」というような何かが自分にあることを見つけて、「自分には自分らしい力の発揮し方がある」と信じて欲しい。

 

他者の評価で自分を判断するのではなく。

 

イギリスのラスカンミルカレッジ(アントロ系のカレッジ、障害や問題をかかえる青年たちが農業や芸術工芸を通して学ぶ教育機関)で、バイオダイナミックの魚の養殖場で働いていた障がいをもつ青年の言葉を紹介します。

 

僕の仕事は、何千という稚魚がいるこの水槽の掃除をすることなんだ。水が汚れていると稚魚は健康に育たない。スポイトでひとつひとつ汚れを取り除く作業をすることで、稚魚の生育を妨害することなく、稚魚の環境をよりよいものにすることができる。機械ではいい仕事はできないんだよ。手でするのが一番効果的なんだ。僕は、毎朝2時間かけて水をきれいにする。気持ちが落ち着くし、僕の治療にもなる。この仕事が大好きだよ。何より僕はこの仕事を誰より(障がいのないひとより)上手にすることができる。

 

彼はすごい仕事をしていると思いませんか。

大事なことは、人を環境に無理やり合わせようとするのではなく、その人にぴったりの仕事を見つけること。

 

だれにだって力がある。

 

障がいある無しに関わらず、どの人にだってあてはまります。そう、これを読んでいるあなただって、自分を生かせる仕事がどこかにある。それを見つけて生き生きと自分を生かしているひともいるでしょうし、まだ見つけてないひともいるでしょう。でも、かならずあなたには力がある。

 

 

 

そして・・・、子どもを教える大人として、子どもが自分の力を信じられるような自己肯定感を育てられるような教育を、心から望み、それを目指します。

象が木に登れず試験に不合格になって「自分はダメなやつだ」と思い込んじゃう。そんな現象が人間の世界にないように。

 

 

 

引っ越ししました

もう何度目の引っ越しだか考えるのも嫌になってきましたが・・・

また、引っ越ししました。
前回が2016年8月。
1年もたたないうちにまた引っ越しです。

今回は、しばらく、当分、長い間、ここにいたいと思っています。

新居はドイツの北のほう。
ヒルデスハイムという小さな市です。
アートや工芸が盛んな街。
世界遺産の教会が2つある街。

家から徒歩10分の距離にあるシュタイナー学校で、夫は教え、息子たちは学校生活を送ります。

学校の横には、私がいつもいく大手チェーンのスーパーがあるんですね。
さすがにシュタイナー学校の横にあるだけあって、同じチェーンのスーパーに比べて、断然オーガニックやデメター商品の品揃えが豊富。

街の景色も、人の態度も、南と中部と北ではずいぶん違うけれど、そんな違いを感じられるのも、引っ越しのメリットですね。

また、ぼちぼち、感じたこと、情報をリポートしていきますね。

これからもどうぞよろしくお願いします。

人生いろいろ〜やはりシュタイナー教育

聖マイカエルの町にあるシュタイナー学校
夫の教室の外壁には聖マイカエルの絵があります。
きっとここで働く使命がある・・・はず。と信じます。

個人的な話ですが・・・
夫、シュタイナー教師に復帰することが決まりました。

長年やってきたシュタイナー教師をやめて、大学で学び直そうとドイツに昨年8月移転。アントロ系大学でしたが、内容に納得できず、悩んだ末に退学しました。

夫の夢を叶えようと一緒についてきた私は、未知の国でドイツ語もわからないまま必死に大黒柱の役割を果たすのにプレッシャーでいっぱい。ドイツ語の授業がわからず、学校を楽しめないでいる息子たちも、「学校行きたくない」の連発。

そんな家族を見ながら、自分の生きる道に迷ってしまった夫も、精神的に不安定で、どよよよよよーーーん。


生きる道を変える一大決心をしてイギリスからドイツに来て。それがうまくいかなくて。かと言って一度やめると決意したシュタイナー教師に戻る気持ちにもならず、教師にはもうなりたくない・・・といい続けていました。

でもね・・・、

妻の私が言うのも何ですが・・・、

夫はすごい教師なんですよ。

絶対、私は夫を越えられない。夫は天性のものを持っているから。それに、専門性の深さと、何よりも、人智学の理解の深さが彼の教育の根底に、まぎれもなく、しっかりと生きているのです。彼は、人智学を「学んだ」ひとではなく、もともと人智学が彼のなかにあって、リアルに存在していたひと。自分がすでに感じていたことを言葉に表してある人智学に出会って、当たり前のようにこの世界に入ったひとです。

人智学を通して生徒を見ているから、生徒のスピリチュアルなところも見ちゃうんです。それを見ながら、生徒のために何をしたらいいのか感じ取る。

もうね、お手上げです。私だって教師だけど、とてもとても彼にはかなわない。

その、教師としての素晴らしさを知っているから、私はずっと彼にシュタイナー教師をしていて欲しかった。

でも、本人が叶えたい夢があると言った時、「じゃあ、挑戦したら?」と即答しました。だって、夢は挑戦してなんぼでしょ。夢を心に描いているだけじゃ、人生つまらないでしょ。うまくいってもいかなくても。結局、志した夢は断念しましたが、やってみたから踏ん切りついた。そして、シュタイナー教師にもう一度戻ると決めてから、シュタイナー教師としてやっていくことを、すごく楽しみにして、寝ても覚めても授業のことばかりはなしています。(笑)

イギリスからドイツへ、という大変さも経験したし、この一年、ほんっとに大変だった。でも、本人が自分の道を見つけられて良かった・・・とつくづく思います。

 

イギリスよりドイツのほうが高等部はシュタイナー教育を追求できるし。

ちなみに、ドイツのほうが、教師の待遇もお給料もずっと良い・・・。私も助かる。わたしは現実的。笑

シュタイナー教育を家で実践する教材

WELEDAの銅の軟膏に救われてます〜冷える人、つる人におすすめ

WELEDAのcopper ointment (銅の軟膏)は、

10年以上我が家に常備されています。

名前の通り、金属の「銅」でできていて、

色も銅の色。茶色。(笑)

 

銅って、あたたまるんです。

 

だから、冷え性で手足が冷たいときに塗るといいです。

 

お子さんにも。

 

 

銅のボール(オイリュトミーで使うようなものとか)を、

手にもっていると温まってきます。

 

体が冷えてしまう子どもに、

しばらく銅のボールをもたせてあげるといいですよ。

 

あたたまるといっても、

実際に銅そのものに熱があるわけではないですから、

銅が発熱するわけではありません。
だから、ヒーターや湯たんぽのように、

さわってあたたまるものでもないけれど、

 

じわっと、

体があたたまるのを助けてくれる感じ。

私は冷え性ですが、

特にこまるのが、冷えて足がつること・・・。

 

マグネシウムを毎日とっているので、

筋肉の強張りはかなり解消されているのですが、

冷えてしまうとてきめんにつる。涙

 

だから、寝る前に足にこの銅の軟膏を塗ってマッサージします。

 

寝ている間、足が内側から温まってくるかんじです。

ヒーターや湯たんぽで外から温めると、汗をかきますが、

銅の軟膏をぬってあたためると、

じわじわじわじわ・・・・

足がつめたくなくなって・・・でも、汗かかないで、

足はサラサラのまま。

 

翌日も、その効果は続いているかんじです。

すごく気持ちいい。

 

これで、

冷え性のみなさんが、

あたたまりますように❤️

Copper Ointment
筋肉の痛みを和らげる、あたためるお薬

長時間同じ姿勢でいたときにつるときなどに理想的なレメディです。運動の後のつりにも効果的です。