コーンウォールの旅の幾何学土産(1)

こんにちは。
石川華代です。

 

週末はイングランドの南西の端、
コーンウォールの先っぽのSt.Ives(セント・アイブス)に行っていました。

 

お目当ては、
英国を代表する女性彫刻家バーバラ・ヘップワースの美術館と
Tate St.Ives 美術館。

そして
大西洋と、青空と・・・
新鮮なシーフード!!!!
(イギリスって、島国なのに美味しいシーフードが希少なんです)

 

 

Tate St.Ives では、
こんな幾何学アート発見。

 

 

これ、正八面体の展開図そのままなんです・・・。
こうなるのか。
こういう見方、発想があるのか・・・と驚き。

 

バーバラ・ヘップワース美術館は、
彫刻のガーデンがとっても素敵。

彫刻ひとつひとつが、
自然からインスピレーションを受けた形なのだけど、
抽象的な表現が、とてもとても美しい。

 

 

 

 

 

 

こんなのも間近にみることができました。

 

糸かけの立体版。
美しい彫刻にかけられた糸の美しさ。

創作意欲と思考が刺激されます。

 

この旅行直前に、
SMTT(シュタイナー算数教育教師養成講座)仲間の講座で、

こんな糸かけを作ったところ。

 

 

「工芸」の域ではなく、「芸術」の域の糸かけ作品を作ってみたくなりました。

 

またまたひとつ、やりたいことができました。
人生は楽しい。

 

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今、
SJTT -Steiner Japanese Teacher Training
シュタイナー国語教育 教師養成講座 第2期
募集に向けて準備中です。

8月になったら告知しますね!
=====

 

(暮らし)イギリスに戻って一年すぎて・・・

こんにちは。
石川華代です。

今日は教育の話ではないです。
しばらく、個人的な話はこのドメインでは書かず、
noteに書いていましたが・・・
やっぱりこちらに書くことにしました。

教育の話、
個人の話、
私の生き方・・・
切り離すことができなくて全部繋がっているので・・・。

 

 

さて。

 

イギリスに戻ってきて1年たちました。

 

パンデミック真っ最中。
色々な規制があったにもかかわらず、
そしてお役所も店も閉まっていて、
社会の動きすべてが滞っていたにもかかわらず、
予定通りにロンドンに引っ越してこれたのは奇跡的でした。

 

イギリスに戻ると決意して、
とにかく胸の奥底からメラメラと湧いてきた気持ちは、

「自分を大切にする!」
「人生楽しむ!」
「自分のために生きる!」

・・・という強い決意でした。

 

私は基本ポジティブなのです。
だからドイツ暮らしも、
前向きに楽しんでいた。

それは事実。

 

でも、同時に
ものすごく頑張っていたし、我慢していたことも多かった。
そのストレスを完全に無視していた。

ストレスにフタをしてしまって、
無視してしまうのが私の悪い傾向。

 

「辛い」と言ってしまうと、
もう我慢できなくなる気がして、
とにかくフタをしてしまう。

見て見ぬふり。

 

どうしようも我慢できなくなった末に
「もうイギリスに帰りたい」
と呟いたら、
もうそれまで我慢していたストレスが爆発して溢れ出てきました。

 

出しちゃってよかった。

 

まだ出し続けてます。

 

溜まってたストレスぜんぶ解放しちゃう。笑

 

 

イギリスに帰ることを決めたら、
友人知人がみんな、
「よかったね」
って。

「もう無理しなくていいね」
って。

 

ポジティブに、
元気に、幸せにドイツ暮らしを楽しんでる様子だけを見せていたつもりが、
無理しているのがすっかりバレバレだったのかー。笑

 

 

今は、
友人、知人、親戚がみんな、
「楽しみまくってるねーーー」
って言ってきます。

 

「イギリスに帰ってきて、ほんとによかったねーーー」って。

 

楽しんでるのもバレバレみたい。笑

 

幸せだから隠さなくてもいい。
幸せを伝染させていこう。

 

 

St. Paul Cathed
Tate Modern 美術館からテムズ川をのぞむ。川の向こうには聖ポール大聖堂。

 

note はじめました

こんにちは。
石川華代です。

思うところあって、
新しくnote を始めました。

ネットに文章を公表してきたのは、
ブログが存在する前の25年くらい前から。

教育のこと、
暮らしのこと、
日々のこと、
世界観、
価値観、
海外暮らしのこと、
・・・・など、思うがまま書き綴ってきました。

 

e-waldorf のサイトでブログを書くようになってから、
こちらはe-waldorf 関係のこと中心になりました。

 

そうしたら、
日々の思いの行き場所がなくなってしまい・・・

 

かなり、発信不足の欲求不満。

 

ということで、
このサイトとは別のnoteで、
いろいろと書き始めました。

 

シュタイナー教育の話題もありますが、
個人的なことも多いです。

 

e-waldorf をやってる石川華代ってどんな人?
って思う人は、
これを読むとプライベート大公開状態。

私の日々の暮らしももちろんですが、
私の人生がまるわかり、かもしれません。

 

まだ、書き始めたところなので、
ドイツからイギリスへ移住した経緯について、
書き綴っています。

 

興味のある方は、
よかったらみてみてくださいね。

 

note 記事

私、石川華代らしく
水を得た魚
ドイツ→イギリスの奇跡
コロナ真っ只中の海外家さがし
ロンドン移住 シュタイナー教育の夢が現実に

誤解されるのは悲しい・・・だったらどうする?

こんにちは。
石川華代です。

 

ここのところ、
新しいお友達ができました。

 

ドイツ在住のオイリュトミスト。
シュタイナー学校で教えていらっしゃいます。

 

彼女が、
わたしの講座に関する意見のメールを送ってきたことがきっかけでした。

 

意見を率直にうけとめて、
想いを、誠実に、正直に伝えるお返事をしました。

 

お互いに共感することも多々あり、
「私たちって似てるのかもしれないね」
などと言いながら、
長いメールで想いを伝えるやりとりが続いています。

 

昔懐かしい、文通・・・っぽい。笑

 

彼女とのやり取りの中で
「言葉で伝えることって難しい」
という話題が出ました。

 

よくわかります。
私は、こうやって文章を書いています。
本も出しているし。

 

そして、私、
過去25年ずっとネットで発信し続けています。
動画もブログもなかった時代から、
ホームページで熱く教育について語っていました。笑

 

そこで、
喧嘩を売ってくるコメントもはいります。

「そんなこと言ってないのに」
「言いたいことが伝わってない」
と思うコメントも。

 

誤解されるって悲しいです。

 

だから
どうやったら、誤解のないように伝えられるのか?
どんな言葉を選んだら、ちゃんと伝わるのか?

 

いろいろ悩んだし、工夫してきました。

 

結論は・・・

 

どうやったって、
誤解のないことなんてありえない。

 

ということ。

 

わたしの言ったことの10%でも伝われば上等。

私には私の自我があるように、
読む人には読む人の自我がある。

 

人生も、経験も、違う人間は、
一つの言葉だけでも、受け取り方が違う。

 

だから、
ちゃんと伝わらないことなんて当たり前のことなんだ。

 

そう思うようになりました。

 

10%受け取ってもらえたらラッキー。
残りの90%を受け取ってもらえるように、
くりかえし、なんどでも、言い方や角度をかえて伝える努力をし続ける。

 

10%受け取ればラッキーな状況で、
100%受け取ってくれないーーーって嘆いているのは、

わたしが必要な努力をしないで
相手に過度な期待をしているだけ。

いやー、わたしって怠け者だったのね。

 

 

そう思ったのです。

 

 

誤解をされたくないから閉じるのではなく、
誤解をのりこえるために開く。

 

これは、先述のお友達とのメールのやり取りの中で、
わたしが書いた言葉です。

 

シュタイナー学校が閉鎖的・・・という印象があり、
それについてわたしのなかから出てきた言葉です。

 

シュタイナー学校は、
外から見たら、ちょっと変なところありますよね? 笑

 

オイリュトミーとかフォルメンとか、
怪しく見えるし、
オカルトっぽいところもあるし。

 

誤解されやすいんです。

 

だから、
シュタイナー教育大好きなひとたちが
シュタイナー学校を守ろうとして、

閉鎖的になってしまうところがあるように感じています。

 

そこでこの言葉が出てきました。

 

誤解をされたくないから閉じるのではなく、
誤解をのりこえるために開く。

 

何を言っても、
どうやって表現しても、
誤解は免れないのです。

 

だからといって、発信をやめてしまっては、誤解はひどくなるばかり。

 

だって、
一言も言わなくたって、
姿をみただけで、人は勝手に決めつけて、判断するものです。
それこそ究極の誤解です。

 

だったら、
堂々と、開いて、
想いを誠意をもって伝えて、

90%の溝を埋めていくしかない。

 

自分の言ったことで誤解されるなら、
その責任は自分でとって、
くりかえし、(しつこく?)
誠意をもって、伝え続けていけばいい。

 

勝手な想像から誤解されるなんて絶対嫌だし、
そんな誤解に私は責任とれません。

 

そんなことよりも、
オープンに、堂々としていればいい。

 

それが、
わたしが発信を続ける理由のひとつです。

 

 

 

いやー、
わたしも強くなりました。
まだ心臓に毛は生えてないですけどね。笑

 

 

 

e-waldorf の講座

 

シュタイナー算数教育教師養成コース レベル1 第5期
2020年12月からスタート
説明会2020年10月後半から

 

お父さん・お母さんのシュタイナー学校
2020年12月からスタート
説明会2020年11月

 

はたりえこ先生の「いのちのオイリュトミー」
ZOOM、動画受講受付中
詳細・お申し込みはこちら

 

そして・・・
2021年1月より、
ワクワクの新講座がはじまります!!
ベテランシュタイナー教育者たちの経験を集結してお届けする講座です。
11月に内容公開しますのでお楽しみに。

(英国話) コロナ調査依頼

こんにちは。
石川華代です。

このコロナの時期、
ドイツからイギリスに引越しをしました。

 

それぞれの国の対策の違いが
なかなか興味深いです。

 

先日、
イギリス政府機関から手紙が届きました。

 

コロナの調査依頼でした。

 

調査に参加するかどうかは個人の自由。
ひとりが参加してもいいし、
家族全員が参加してもいい。
拒否するのも自由。

 

調査内容がかなり本気度高い。

 

政府主導の、

オックスフォード大学を中心とする
コロナウィルス研究チームの調査研究のためのサンプル収集。

 

 

検査員が自宅訪問。
1回目は説明や質問、
鼻や口からサンプルをとる。

30分ほどらしい。

 

その後毎週1回訪問して、
続けて5週間、サンプル取得。
これは1回10分くらいのこと。

 

その後は、
毎月1回サンプル取得するのを12ヶ月間。

 

1年ちょっとかけての調査です。

 

で。

 

1回目の調査では、謝礼として
50ポンド(7000円ほど)の商品券。

2回目以降の調査では、
毎回25ポンドの商品券がもらえると。

 

ってことは、
やりつづけたら6万円超・・・ですね。

 

家族4人いるので、
全員やったら24万円です。

 

イギリス政府、
本気のようです。

 

謝礼が商品券というところも、
経済活性化に貢献ですね。

税金の使い道としては、
かなり好感持てると思いました。

 

 

 

 

 

はたりえこ先生

7月開催のおはなしオイリュトミー講座は終了し、
ZOOMで直接先生と話しながらの講座は終わりました。

 

このまま終わらせてしまうのはもったいない内容ですので、
ビデオ受講のみ、
期間限定で受け付けます。

2020年8月16日まで限定です。

それ以降にはお申し込みできなくなりますので、
お見逃しなくお申し込みください。

 

レッスンビデオは、8月16日をすぎても、
何回も視聴していただくことができます。

復習できることろも
ビデオならではのメリットですね。

 

お見逃しなく。

 

お申し込みはこちらのリンクからどうぞ。

 

はたりえこ先生のおはなしオイリュトミー講座
ビデオ受講 限定受け付け!
2020年8月16日まで期間限定(その後は申し込みできなくなります)

 

 

 

 

(海外話)あなたはドイツ流? イギリス流? ドイツだからシュタイナー教育が生まれた?

こんにちは。
石川華代です。

 

ドイツを離れてイギリスに。

 

お国の違い。
旅行とかではわからない、
住んでみてわかることがいろいろありますが・・・

 

今、イギリスに戻ってきて、
嬉しいことのひとつ・・・。

 

人がやさしい。

 

ドイツ人って、
ぶっきらぼうで、
機嫌悪くて、
仏頂面で。

 

それに比べてイギリス人は、
親切だし、
物腰が柔らかいし、
笑顔だし、
言葉遣いもすごく丁寧。

 

イギリスで車に乗っていると、
運転手が道をゆずりあう。
(譲り合いすぎて、誰も動かずに譲り合い渋滞が起きたりします。 笑)

 

ゆずってもらった人は、
「ありがとー」って手でサインして、
にこやかに去る。

 
ゆずった人も、
「当然だよ。It’s my pleasure !」
って感じでにこやか。

 

ドイツだったら、
ゆずってもらっても、
「道交法上、私の方が優先なんだから、ゆずってもらってあたりまえ!」
って感じで、
仏頂面で去る。

 

なにしろドイツではルール第一ですからね。

 

昨日、引越しででた大量の段ボール箱を処理するために、
ゴミ処理場に持ち込みました。
(イギリスの話です)

 

入り口で、そこのスタッフが、

 

アポありますか?
申し訳ないのですが、
アポのある人だけしか受け入れられないんです。
(と言って、説明用のパンフレットを渡してくれる)
ほんと、せっかく来てくださったのに申し訳ありません。

 

ってすごく丁寧で紳士的な言葉使いで言う。

 

ドイツだったら、

アポある人しか受け付けないっていうルールなのよ!

・・・って、
「そんなことも知らないの?」的な、
非難するような口調と視線。

・・・だったと思います。
(言い過ぎ? 笑)

 

 

とにかく規則は規則。
「規則ですから」
って言われたら、その場では、
「ああ、そうですか。」
って、引き下がるしかないドイツ。

 

その代わり、
規則が気に入らなかったら、
デモしたりして、
規則そのものを変えようとするドイツ人。

 

規則が決まっても、
「ま、いいかーー」
って感じで、軽く規則を違反するイギリス人。笑

 

だから、

 

街を歩いているだけでも、

 

ドイツ人は信号を守る。
車が全然来なくても、赤信号で待つ。

 

イギリス人は、
車が来なかったら、
信号が赤のまま堂々と渡る。

 

 

みなさんだったら、どちらのタイプですか?

 

私は、
信号に関して言えば、
イギリス式でいいと思うんですよ。

 

信号は、交通を危険なくスムーズに流すためのものだから、
危険がないなら、
あえて、歩行者のために赤信号に変える必要もない。

車にも歩行者にも安全であることが第一なはずであって、
ルールを守ることが第一なわけではない。

 

 

どんなことだって、
規則は万人向けではないし、
万能でもないから、
その時に、ベストな判断を適宜すればいい。

 

法律違反を推奨しているのではなく、
自分の頭で考えてみよう!・・・という意味です。

 

 

こういう国民性の違いを見ると、
こういう
「規則は絶対!」・・・なドイツと言う国で、
「自由への教育」シュタイナー教育が生まれたことは、
不思議に思えてきます。

 

でも、

こんな国民性だからこそ必要だったのか・・・とも思います。

 

 

過去形ではないですね。
きっと、これからのドイツには、
もっとシュタイナー教育が必要なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

(学び)幾何学とフォルメンとアントロと

こんにちは。
石川華代です。

 

昨晩、イギリスに、家族が合流しました。
やっと、
本格的にイギリスでの暮らしの基盤づくりを始められます。

 

毎回
「もう、引越しなんて嫌だ」
って言い、

 

国境を超える引越しをするたびに、
「もう国境をまたぐ引越しはこれで最後!」
って言いながら、

何回引越しをしてきたことか・・・。

 

 

今回も、同様。

 

もう引越しなんていや!
もう国境を超える引越しはしない!

 

って今は強く思いますが、
同時に、心のどこかで、
「ま、何があるかわからないよね」
とも思っています。

 

未来を固定したり、
決めつけたり、
ーーであるべきという思い込まない。

 

私のフレキシブルさは、
その「おかげ」でもあり、
その「せい」でもありますね。笑

 

 

まあ、
人生、大変ですが、
充実していることは確かです。

 

 

この引越しの最中ですが、
レッスンはネット接続がままならなかった5日間をのぞき、
平常通り行っていました。

 

粘土あり、
作図あり、
子どもあり、
大人あり。

 


IDEAL楽しく美しい幾何学
では、花の幾何曼荼羅に取り組みました。

花の幾何曼荼羅

 

シュタイナーの価値観(ゲーテ的観察)で、
幾何学をみると、
今までになかった目が開きます。

 

いつもみていたはずの、花や葉っぱ、
ただの球でさえ、
違ったものが見えてきて、
違う感覚で感じ、視野が広がる。

 

 

この花は、
皆さんも馴染みのあるお花なんです。

お花にある幾何学をじっくり観察し、
それをコンパスや定規を使って作図することによって、
幾何学と自然の繋がりを感じとる。
 
着色することで、
さらなる気づきがあります。
 
世界の法則を気付いたり、
自分の新たな一面を発見したり、再確認したり。

 

幾何学を学ぶだけではない、
自分を育てるレッスンです。

 

 

e-waldorf のレギュラー講座

IDEAL 中学生 シュタイナー数学のレッスン

IDEAL 美しく楽しい幾何学 レッスン

SMTT シュタイナー算数教育 教師養成コース

MFSS お父さん・お母さんのシュタイナー学校

FREUDE フロイデ 自分育ての大人の講座(アントロ+アート)

 

 

 

(海外話) イギリスでのスタート e-waldorf International Ltd はじまります

こんにちは。
石川華代です。

 

イギリス入国から1週間ほど経ち、
少しずつ少しずつ、
生活の基盤をつくりあげているところです。

自宅隔離中なので、
とにかくどこにも出かけられず、
全てがゆっくり進んでいます・・・。

 

 

 

生活の基盤もですが、
ドイツからイギリスに移転するにともない、

 

ドイツ法人 e-waldorf GmbH
から
イギリス法人 e-waldorf International Ltd
へと、
仕事を移行していく・・・という、

公私ともに、ダブル移転です。

 

イギリスでの法人は
International 
の言葉を入れました。

 

これからも、
もちろん日本語がメインになるのだけど、
英語圏にあることは、世界へ広がるということ。

 

英国での活動、
英国に限らず、ヨーロッパでの活動など、
活動を広げていきたいと思っています。

 

もちろん、
日本の皆さんのことも、
今まで以上に大切にしつつ。

 

シュタイナー学校という枠から
e-waldorf が飛び出したように、

シュタイナー教育発祥の地ドイツからも飛び出して

 

枠をどんどん広げていきたい。

 

シュタイナー教育を、
もっともっとオープンに広めていきたい。

 

シュタイナー教育で幸せになる
保護者の方、
先生たち、
そしてこどもたちを、
もっともっと増やしていきたい!

 

そう改めて思っています。

 

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

ーーーーーーー

書籍販売について

ドイツからイギリスに拠点を移し、イギリスからの発送となります。
7月10日に自宅隔離がとけますので、7月13日より発送を再開します。

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はたりえこ先生のおはなしオイリュトミー講座

ZOOMではた先生から直接教えていただくクラスは、7日開始となります。
今からでも動画受講は可能です。
貴重な機会ですのでお見逃しなく。

 

詳細・お申し込みはこちらです

(海外話)ドイツからイギリスへ移転しました

こんにちは。
石川華代です。

週末に、
ついに、

ドイツからイギリスへ引っ越しました!

 

とはいえ・・・

 

2週間の自宅隔離中です。

 

家から出られないので、
窓の外を見て楽しんでます。

 

うちの前を、
ダブルデッカーが通っていくだけでなんだか嬉しい。(笑)

 

 

 

海外引越しは一筋縄ではいきません。
トラブルはつきもの。

 

今回のトラブルは・・・

 

 

新居のネットが弱すぎる・・・・という現実。

 

スマホの4Gでさえ弱くて、
天気予報を表示するだけでストレスを感じる遅さです。

 

 

とてもこれではZOOMレッスンはできない。涙

 

 

ということで、
光ファイバー接続ができるようになるまで、
今週は、
ZOOMセッションを急遽キャンセルすることに。

 

で、
セッションないし、
外に出かけられない。

 

家族は7月中旬に学校が終わるまでドイツにいるので、
話す相手もいなくて寂しい。

ネットで友達とおしゃべり・・・とかも無理。

 

 

せっかくだから、
いろいろしたいけど、

荷物も、
「あ、まだドイツにあるんだった!」
というもの多数。

 

ポッカリできた空白の時間。

 

日頃慌ただしい日常の私への
サプライズプレゼントと思うことにして、
のんびり読書でもします。

 

 

でも。退屈だ。笑

 

 

 

 

はたりえこ先生の「おはなしオイリュトミー講座」

世界のどこにいても
はた先生とコミュニケーションをしながら
オイリュトミーを教えてもらえるチャンスです!

来週からスタート。
お見逃しなく!!!


 

 

子育て環境ーーシュタイナー教育以外に大事に思うこと

 

こんにちは。
石川華代です。

 

私は教師でもありますが、

二人の息子の子育て中の母親でもあります。

 

 

ずっと教育がライフワークで、
自分の子育ても思うがまま、
でも、かなり力をぬいてやってきました。

 

今、二人の息子は15歳と16歳。

 

あちこち転々とはしましたが、
学校教育はシュタイナー教育だけで育ってきました。

 

 

シュタイナー教育という基盤以外に、

 

ずっと持ち続けた私の子育ての理想があります。

 

 

 

それは・・・

 

小さいうちは、
自然いっぱいの田舎で育つ。

 

思春期は、
一流の芸術や文化に気軽に触れられる、
都会で育つ。

 

ということ。

 

 

小さい頃の自然のなかでの毎日は、
人間の基礎をつくるのに、ほんとうに大事です。

自然の中にいたら、
親や学校で教えることの多くは、
自然が教えてくれる。

 

感覚をそだて、
体を育て、
心も育てて。

 

でも、思春期以降、
外で遊ばなくなるころ、
世界一流の文化に触れて育って欲しい。

 

そう思っていました。

 

田舎って、思春期の子どもたちには、
ショッピングセンターくらいしかいくところがなかったりして。

 

大都市なら、
気軽に美術館とかいけて、
一流の芸術にふれられたり、
一流のコンサートを観れたりする。

 

そして、

都会には、学びの機会も多い。

 

大学の公開講座。
その他、興味深い講座の数々。

 

そして、
興味深い専門家との出会いも、
都会のほうが多い・・・。

 

思春期以降の、
首都圏と地方都市の教育格差は、
厳然とあって・・・

 

シュタイナー学校に行っているから、
学校教育はいいとして、
学校の外での文化経験の可能性が、
田舎にはなさすぎて。

 

思春期は、都会で過ごさせてあげたいなあ
・・・と、昔から思っていました。

 

それを目指してきたわけではありませんが、
結果的に、
うちの子供たちは、
小さい時は田舎、大きくなってから都会。
・・・で暮らすことになりました。

 

 

親にできる大事なことは、
こどもに、
いい環境を用意してあげる・・・こと。

 

結局は、
親にできることって、
そのくらいしかないのかも・・・とも思っています。