大人の算数アクティビティ〜知的好奇心を満たす頭の体操

 

今日は、大人の算数アクティビティ、グループレッスンでした。

 

算数アクティビティが楽しくて!
もっとやりたい!!!
と、わたしと個人レッスンをしていた愛知県在住Mさん。

 

グループレッスンに参加したら、
「グループレッスンってもっと楽しい〜」
と、お友達に声をかけてくださって、
グループをまとめてくださいました。

 

 

 

「算数アクティビティって、なんのことやらさっぱり???」
という状態なのに、
「なんとなく面白そう」
と言って集まってくださった4名様。

 

 

手作りをしながら、
「ひゃー、これ、おもしろいわ」
などとつぶやいていらっしゃいました。

「えええ、予想外で面白い」
とか。

 

 

★★★

 

算数や数学って、なぜ学ぶのでしょう?

 

特に、大人の方は、もう、学ぶ必要なんてないんですよね。

 

みなさん、
「楽しみたい」「子どもとあとでやってみたい」
そんな、「純粋な喜び」「知的好奇心」が参加の理由。

 

算数・数学って、
定理やきまりや計算の仕方を「説明される」。
そして、「説明されたものを理解する」。
それが、「勉強」のカタチになってますよね。

 

でも、

算数・数学の一番大切なことは、
自分で考えるということです。

考える力を身につけるということ。

 

 

 

数学の問題ってね、
解き方を教えられて、それを理解しようとしていたら、
ぜんぜん面白くないです。

 

問題を自分で解こうとして、
いろいろ工夫したり、
頭をひねって、あーでもない、こーでもないって、
考えるところが面白いし、
そのプロセスが頭を鍛える。

 

中学や高校で習う定理とか、知っていると「知識」にはなります。

 

「知識」を持っていることと、
「考える力」を持っていることは別物。

 

そして怖いのは、


「こうやって解いたらいいんだよ」
って「考え方」や「解き方」を「教えられ」てしまうと、
人間の思考はそこでストップします。

 

もう一度言います。

 

数学は考える力をつけるために学んでいるんです。

 

定理なんてしばらくしたら忘れるでしょ。
いいんです。
考える力があったら、
定理なんて覚えてなくたっていいんです。


定理を勉強しなくてもいい・・・ってことじゃないですよ。

自分で創りだせるから、
暗記していなくてもいい・・・っていうことです。

 

 

(テストは制限時間があるから、覚えていないと時間のロス→テスト対策として定理は覚える)

 

 

 

高校で習うような定理を覚えていたって、
日常生活では使わないでしょ。

大事なのは、
頭をしっかり鍛えてあって、
必要な時に、自分で考えて、
必要な答えを自分でみつけられるということです。

 

 

 

レッスン中、
「ええ? どうなってるの? 角度変えたらどうなるの? もっと自分で試してみたい」
という声もあがりました。

 

みなさんの頭のなかに、
クエスチョンマークがたくさんならんでいるのが想像できます。

 

そしてそのクエスチョンマークから、
「もっとしりたい」
「不思議! どうなってるの?」
と、自然に頭が働き出しているのも見えます。

 

答えを見せて「よく考えなさい」とか言って、
考えることを強制するんじゃなくて、
参加者の頭が勝手に働き出す。

 

 

 

そんな状況をレッスンで作り出しては、
ほくほくして、
楽しくて仕方ないわたしです。

 

 

よく中高生生徒に言われます。

 

生徒:「わからない、くやしいいー。」
私:「じゃ、教えてあげようか」
生徒:「やだーーー、自分で解くーーー」

 

 

生徒:「先生、わたしたちがわからないで苦しんでるの見て楽しんでるでしょー」

生徒:「鬼ーーーー!」

 

さすがに、大人の参加者さんからは「鬼」とは言われませんが。

え、内心、思ってる・・・!? 汗

 

 


ZOOMレッスン
大人が算数を楽しむ!
知的好奇心を満たす楽しい時間。

グループをまとめると楽しいし受講費もお得になります。

興味のある方はお気軽にご相談ください。

日本一時帰国 講座開催(2017年11月)

11月12日(日) 名古屋
シュタイナー教育 ポジティブスパイラル!
幾何の学び 子どもから大人まで
(満席→増席→満席になりました。ありがとうございます。キャンセル待ちご希望の方はお知らせください。)

フォルメン線描、幾何作図、そして「花の幾何まんだら」。クラブアップルのお花をテーマに幾何作図をしまんだらを創造します。講演会もあり。
詳細・お申し込みはこちら

11月21日(火) 川崎市高津区 カフェイズミ
幸せな瞑想フォルメンとシュタイナー教育談義
(満席になりました。同日、午後の講座を新たに開くことにしました。)
詳細・お申し込みはこちら
11月22日(水) 渋谷 デイライトキッチン
花の幾何まんだら (満席になりました!)
詳細・キャンセル待ちお申し込みはこちら
11月25日(土) 三鷹市井の頭 キンダーガルテンなのはな園
シュタイナー教育12年間の旅
小中高「国語」「数学」のワーク
切り捨てられがちな教育活動にあるとても大事なこと
石代雅日先生(国語)と石川華代(数学)のシュタイナー教育体験講座
(半分以上お席が埋まっています。ご希望の方はお申し込みお急ぎください。)
詳細・お申し込みはこちら
11月26日(日) 大阪
公演とワークショップ(近日公開)

幸せな瞑想フォルメンとシュタイナー教育談義(11月川崎WS)

 
 
大人のシュタイナー教育講座

幸せな瞑想フォルメンと
シュタイナー教育談義

11月21日(火)10:30〜12:30(満席になりました。)
11月21日(火)14:00〜16:00
 
カフェイズミ 〒213-0033 川崎市高津区下作延3-20-5

大人用のフォルメンレッスンです。フォルメンはシュタイナー学校の授業やアートセラピーなどに使われるアクティビティ。フォルム(=形)を描くプロセスが瞑想的で、癒しになります。また、自分の傾向に気づいたり、人生について考える気づきの体験になります。

アメリカ2年、英国12年、現在ドイツ在住で、長年シュタイナー教育に関わってきた講師が6年ぶりに日本一時帰国し、親・シュタイナー教師としての視点でシュタイナー教育について語ります。

こんな人にオススメ


-シュタイナー教育に興味のある人

-フォルメン好きな人
-フォルメン初めての人
-花や文様の美しさに心惹かれる人
-癒しが必要な人

対象:大人の方(初心者大歓迎)
参加費: 3000円(飲み物付)

もちもの:色鉛筆

会場にて、リラ社色鉛筆(12色入り)のご購入もできます

定員:先着10名様

申し込み締め切り11月17日(金)

定員になり次第締め切ります

主催・申し込み:

THE アート・プロジェクト多文化読み聞かせ隊(担当:三沢)

電話/FAX  044-852-3034 (カフェイズミ)
メール cafeizumi2015@gmail.com
またはこのページ下のお申し込みフォームからお申し込みください。

参加費は、当日会場にてお支払いください。

講師:石川華代(いしかわかよ)

 愛知県出身。シュタイナー教育教材のe-waldorf主宰。元高校数学教師。カリフォルニアのルドルフ・シュタイナー・ カレッジにてシュタイナー教員養成課程クラス担任養成コース修了。同カレッジにてシュタイナー高校教員養成講座履修。イギリスのエルムフィールドシュタイナー学校にて算数・数学・幾何学教師。2009年e-waldorfを立ち上げ、「シュタイナー教育をすべての人に」をテーマに、メインストリーム教育とシュタイナー教育の橋渡しにする活動、実践的なシュタイナー教材制作、イギリスでの日本人対象サマープログラム、イベント運営など幅広く活動をしている。シュタイナー教員の夫と、シュタイナー教育育ちの二人の息子とともにドイツ在住。
e-waldorf : https://e-waldorf.net

お申し込みフォーム








ドイツでは、実はペンシルロールじゃなくてコレが主流!

先日、クレヨンロールの作り方を掲載しました。
こちら

なんだか、クレヨンロールといえばシュタイナー学校の定番という気がします。

 

イギリスでもアメリカでも、
シュタイナー学校の子どもたちは、
母親の手作りのクレヨンロール使ってました。

 

私も、イギリス時代、我が子のためにたくさんつくりました。
(二人息子xクレヨンロール、色鉛筆ロール・・・そして私用も)

 

で・・・ですね。

 

ここは、シュタイナー学校の本場ドイツ!

 

 

 

実は、

クレヨンロールはまだしも・・・

 

 

色鉛筆を使うようになってからは、
ペンシルロールはほとんど使いません。

 

 

 

 

いかにもシュタイナーグッズ・・・と思い込んでいたのに。

 

 

何を使っているかというと、
こういう感じのペンシルケース。

 

シュタイナー学校に限らず、
公立学校の子どもたちも、
こういうペンシルケースを持っています。

(これは私のもの。72本収納ですが、子どもが持っているのはもっと小さめのもの。)

 

公立学校の子は、
ビニール製のキャラクターデザインとか。

 

シュタイナー学校の子は、
キャンバス地や、本革製。

キャラクターなんてもってのほか!・・です。(笑)

 

わたしも、手作りのクレヨンロールと色鉛筆ロールをずっと使っていたんですけどね・・・

 

ドイツに来るまえに、
イギリスの画材店で購入しました。

 

2段になって72本入るやつ。
2段=本のページをめくるみたいになってる。4ページ分。みたいな。

 

だって、
机の上に乗せておいて、場所取らないんだもの。
72色分の色鉛筆ロール広げたら大変なことになっちゃいますから。

 

 

でも。。。
ブロッククレヨンとスティッククレヨンを一緒に収納するには、
お手製クレヨンロールがベストです!

よかったら、こちらの作り方参考にして作ってみてくださいね。

クレヨンロール(ペンシルロール)の作り方

クレヨンロール


シュタイナー学校で使うシュトックマーのスティッククレヨンとブロッククレヨン入れを作りましょう。お母さんの愛をいっぱいこめて手作りしてくださいね。

ここで例として挙げているのは、スティックレヨン12本とブロッククレヨン8本が入るものです。


材料

  • 布(コーデュロイ、デニムなど、コットンの少し厚手の生地がお薦めです。また、クレヨンの色がつきますので濃い色の布ですと色が目立ちません。)
  • 毛糸や紐など


① 布を長方形に断ちます。

画像の説明
A. 35cm×32cm ・・・・・B.35cm×18cm
(色のついている面が表を表します。)



② Aの上下を1cm幅の3つ折りにして縫います。(波縫いでもまつり縫いでもミシンでも良いです。)Bの上下を2つ折りにして波縫いします。

画像の説明



③ 図のように、AとBを外表になるように重ねて置きます。

画像の説明




④ 下(スティッククレヨン入れ)は幅 3.6cm, 2.6cm, 2.6cm,….,2.6cm, 3.6cm になるように印をつけます。上(ブロッククレヨン入れ)は幅 5cm, 4cm, 4cm,….,4cm, 5cm となるように印をつけます。印に添って、上の2枚を一緒に本返し縫いにします。3枚の布をまとめてミシンで縫っても良いですが、下の布は縫わずに2枚だけ縫った方が、見た目が良いです。

画像の説明
画像の説明
横から見た図



⑤ 両端を1cm中に折り込んで、端を縫います。

画像の説明



⑥ 80cmほどの長さの紐を表に縫い止めます。子どもの編んだ指編み、より紐などを使うと綺麗ですし、子どもも手作りに参加できます。

画像の説明





ペンシルロール

ペンシルロール ペンシルロール


色鉛筆入れです。クレヨンロールと同様にできます。少し太いLYRAのファルビーが12本入ります。


① 布を38cm×62cmに断ちます。
② 38cmの1辺を三つ折りにして縫い、反対側の1辺を二つ折りにして縫います。

画像の説明



③ 図のように折ります。

画像の説明

画像の説明
横から見た図



④ 幅4cm, 3cm, 3cm,…, 3cm, 4cm となるように印をつけ、上の2枚を本返し縫いで縫います。ミシンで3枚まとめて縫っても良いです。

画像の説明



⑤ 両端を1cm 内側に折り込んで、端を縫い止めます。
⑥ 長さ80cmくらいの紐を縫い止めてできあがりです。

画像の説明





 

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画像の説明

画像の説明

偽物の教材、教育活動

一般の学校で行われていること、
その多くは「偽物」の活動です。

 

あああ、過激発言。(汗)

 

 

言い換えましょう。

学校で何かをつくる。
たいていそれは、
先生や教材開発会社が、
「授業時間と生徒の技量に合うように簡単にしたもの」です。

 

 

その題材、教材には、

それまでに学習したことをうまく使って、
授業時間内に仕上がるように、

本来のものづくりではありえないような簡単さにしてあります。

 

そこには、
その時間で学ぶこと、その単元の学習課題、既習事項以外のことは、
できる限り排除または簡易化してあります。

 

リアルな世界ではありえない状態=偽物です。

 

 

今ね、
9歳の女の子とZOOM算数レッスンで、
お人形のワンピースを作っています。

 

 

お人形は、その子が持っていたものから選びました。

 

 

巻き尺でお人形の採寸。


ワンピースの形を決めて、
デザインと人形の体のサイズに合うように、
自分で型紙をつくります。

 

 

型紙から布を裁断し、洋服を縫う。

 

シュタイナー学校で、
9歳といえば、
算数で長さや重さ、容量などの度量衡を学びます。

 

9歳の危機をのりこえるために、
衣食住についてたくさんの経験をして学びます。

 

洋服をつくりながら、
度量衡を実際に使う。

 

そしてデザインを決めるときに、
いろいろ計算をします。

ここで出てくる計算は、
実は学校では習ってない計算もあります。

だって、計算しやすいように数字を決めるんじゃなくて、
人形のサイズに合わせて数字がでてきて、
そこから計算するんですから。

 

実体験のなかでは、
学校で習ったか習っていないかなんて関係ない。

工夫して答えを見つけなきゃ、服は仕上がりません。

 

問題演習なんかやってるより、
実はずっと難しい問題が出てきている。
でも、具体的な作業のなかの問題だから、
工夫ができて、自然に頭が働いて、
習っていなくても解けてしまう。

 

偽物ではない、リアルの世界では、
あたりまえのことです。

偽物だと、そんな「習っていないこと」など出てこないように、
すごく工夫して教材がつくられています。

教科書だって、変な答えが出てこないように入念に作られてます。
文章題だってありえない設定のものが多いでしょ。

 

教材って、ある意味すごいですよ。

 

子供に必要なことをさせようという善意のもとに作られたのに、
実は本当に大事なことをすっかり排除してるんですから。

(ああ、毒舌 ごめんなさい)

 

で・・・
子どもってね、大人以上に敏感です。

偽物は偽物と見破ります。

 

実際にはこんなのがリアルの世界ではないんだってこと、直感で感じ取ります。

 

偽物って・・・つまらないんですよ。

すごーーーく、やる気が削がれる。

そして、こどもは、

大人が自分のことを見くびっていると感じます。
大人が手を抜いていることも感じ取ります。

で、どうなるか。

子どもは、
「ああ、この程度やっておけばいいんだ」
と、思う。

 

こどもは無意識のうちに手を抜きます。

本人は全然意識してないけど、
結局、大人が子供を見くびる→子どもが大人を見くびることになっています・・・

 

 

でも、

本物の作業をすると、
子どもは本気になります。

 

自分が全部つくってるんだという、
プライドも出てきますしね。

自分オリジナルのものだという歓びや、

作る楽しさが湧いてきます。

 

教える大人だって、手はぬけません。
本気にならなきゃできないんですよ。

 

 

そして、できあがったものは宝物です。

私からみれば、
子どもが実際にした作業の体験と、
やりとげた子どもの頑張りと、
子どもの輝く瞳が宝物です。

 

 

 

 

ZOOM レッスンは、
低学年は親子で一緒にやっているのですが、
こういうリアルの作業だと親の熱意も違います。

親が一生懸命。
それも子どもに影響します。

しかもねえ、
親子の間に流れる雰囲気が、なんともいい。

いい時間を親子一緒に過ごしているのが伝わってきて。

こうやってリアルのことを題材にレッスンをするのは、
教師としては大変です。
手が抜けません。

 

でも、一生懸命の度合いが違う。

だって、子どもが自分で考えていくから。

考えさせられているのではなくて、
自然に、頭が働いていく。

 

世界中にいる素敵な親子と一緒に、
こういう時間を過ごせるのは、
私にとっても幸せなことです。

 


こんな活動を子供と一緒にやりたいなーと思った方。
シュタイナー教育的に、
こんな手仕事をすることをあきらめなくていいんですよ。
ZOOMですからどこにいても気軽に始められます。

親子の楽しい充実した学びの時間。
それはお子さんにとっても、お母さんにとっても、
大事な時間になるはずです。

お気軽にお問い合わせくださいね。

 

ZOOM個別レッスン

 

 

 

 

 

 

 

幾何学の工芸〜栃木の鹿沼組子

 

幾何学模様に目のないわたしに、栃木からの素敵な贈り物。

 

鹿沼組子

 

 

 

 

 

うまく組み合わさるように0.1mm以下の誤差の精密さで木を切ってあり、それを組み合わせる。

釘もノリも使わず、きっちりはまる。

 

 

なんとも美しい幾何学の美。

 

そして、組み木の立体的なパズルが、ほんとうによく考えられていて、人間の知恵と工夫ってすごいとしみじみ思う。(こういうの授業で作れないか?・・・と思案してみたり 笑)

 

 

そしてもうひとつすごいと思うこと。

 

 

日本から送られてきたこの美しいオブジェは、ヨーロッパでは、きっちり形を保てません。するっとはずれちゃう。そのギャップは目では見えないくらいのわずかなものだけれど、持ち上げるとバラバラになっちゃう。

 

 

日本より乾燥しているから、日本の湿度に合わせて作られた木製品は、ヨーロッパに持ってくると乾燥して縮んでしまうのです。

 

 


うちにある、長野で作られた寿司桶だって、乾燥して縮んで割れてしまって、隙間5mmくらいあるもの。涙

 

 

 

その土地にあった工芸。

その土地ならではの文化は、
その土地にあってこそ一番輝くのですね。

Sさん、どうもありがとうございます。
家族全員で楽しみました。

フォルメンから哲学的話題まで

大人のフォルメン講座、続いています。
「続きありますよね?」
「続けていきたいです」
と受講者さんから。

 

 

喜んで続けていきますよ。
(次回の講座開催についてはこちらをご覧くださいね。)

 

 

 

今回は、フォルメンの「レムニスケート」をテーマにしました。

レムニスケート、インフィニティ、無限大。
数字の8の字を横にした形です。

まずはレムニスケートを体で体験

動きます。
まずは座って。
そして立ち上がって。

ZOOMレッスンですから、
ご自宅の、他人が見ていない場所。
周りを気にせず動けるのでしょうね。

みなさん思い思いに動いていらっしゃいました。

ZOOMで、
体を動かしてるレッスンなんて、
他にそうそうないかも。笑

 

 

 

フォルメンは、「動き」のアクティビティです。
美しい形を「作品」として仕上げるのが目的ではなく、
その動きをするプロセスが目的。

美しいフォルメン作品は、副産物です。

だから、
描くだけでなく、体で大きく動くことはとても大事なのです。

 

 

 

体をつかって動いたあとにフォルメンを描く。

「シンプルな形なのに、こんなに深いなんて。」
「自由に描いたところで、自分の特性が見えて面白かった」
「頭で考えていたのと、実際に描くのはまったく違う」
「自分が気持ちいいと思うもの、描きたくなる傾向が意外だった」
「横のレムニスケートと縦のレムニスケートでは全然違う」

 

 

レムニスケートはただの8の字じゃありません。

「無限大」を意味するこの記号の「形」には、
その理由があるのです。

 

 

それを感じ取れるよう、
インフィニティの形を体と手で描くだけでなく、
ちょっと哲学的な問いかけも交えつつ。

 

 

不思議よね。無限って。

 


 

次回の「大人のフォルメン講座」

9月27日 20:00〜21:30(日本時間)です。
残席3となっています。

「ZOOMやったことないし、オンラインでほんとにできるのかな〜」
と、ちょっと躊躇している方。

「なんだか面白そう」
「わたしもやってみたい」
と、ちらっと心をひかれたら、
ぜひ一歩を踏み出してやってみてくださいね。

みなさんご自宅で、
リラックスして受講していらっしゃいますよ〜。笑

詳細、お申し込みはこちら。

全ては繋がっている・・・シュタイナー学校での嬉しい驚き

 

 

 

カリフォルニアのシュタイナーカレッジに留学中。クラスメートにとても聡明な若いアメリカ女性がいました。思考の明確さ、創造力の豊かさ、感性が豊かであること・・・他のクラスメートとは群を抜いているというか。

 

彼女、大学では物理学と心理学を専攻したのだそうです。

 

それを最初聞いて、
「え、そんなことできるの? 物理学と心理学では分野が違うじゃない」
と言ったわたしに、彼女は首を傾げて言うのです。
「え、だって、すべては繋がっているじゃない」

 

彼女、わたしがなぜ不思議がるのが分からなかったんですね。

 

でも、わたしとしては日本の大学制度を考えて、物理と化学とかならまだしも、物理と心理を「専攻」っていうのが、システム上可能なのが不思議でした。

 

シュタイナー学校では、全ては繋がっているという価値観のもとに教育が行われています。

 

彼女は、シュタイナー学校卒。

まさしく、その存在そのものが、違っていた。

優秀っていうだけではなくて、ものごとを総合的に見る力があった。そして、彼女は自分の弱さも見せるのも恥ずかしがらなかったし、できないことがあることや、悩みがあることも、否定せずにまっすぐに生きている・・・そんな姿勢が衝撃的なほど素敵でした。当時、彼女は若干22歳。

 

 

わたしはその後、7校のシュタイナー学校に関わってきました。

 

高等部の先生などは専門性が求められるのですが、人材のこともあり、また先生の能力が多彩でもあることもあり、1人の先生が2〜3教科かけもちしていることもよくあります。

 

でも、大抵は似たような教科をかけもちするのです。

物理と化学、数学と物理、歴史と地理、歴史と心理学、フランス語とドイツ語・・・など。

 

 

で。

今の学校にきてびっくりしました。

A先生:数学と美術史 担当
B先生:数学と体育 担当
C先生:数学と音楽 担当

 

高等部の数学の先生3人の個性と才能の豊かさ!!!

美術と数学がつながっていることも、数学と音楽が繋がっていることも、数学と人間の体・健康・体育が繋がっていることも、当たり前なんです。

でも、それを高校生に教えられるレベルまで身につけている(体に染み込んでいる)先生って。

 

この先生たちの授業は、美しくて豊かなものに違いない!
わたし、本気で、この先生たちの授業を受けたい!・・・って思いました。
(あ、その前にドイツ語習得・・・ですね。はい。汗)

数の規則性、関数、数列・・・そしてこのスパイラルの形
全部つながるから、数学が見える。
面白くなる。

 

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シュタイナー教室×学習塾
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シュタイナー学校の課題は変わっている?〜アーティスティックプレゼンテーション

 
シュタイナー学校の課題で度々出るもの。
学んだことを、アートで表現しなさい・・・という課題。
 
文学、数学、科学、歴史、地理など、どんな教科でも。
 
想像つきますか?
たとえば、数学を勉強して、そのあとに「アートで表現しなさい」って。 
 
アートもさまざまです。
絵や彫塑などの立体作品かもしれない。手仕事で刺繍や編み物などでもいい。音楽でもいい。(作曲とか演奏とか)詩を書く生徒もいます。スピーチや演劇だってアートになります。
 
 
そんなの数学と関係ない!・・・って思うかもしれないけれど、アートで数学を表現するためには、根本的なところ、しかも深くまで理解していることが必須なのです。
 
アートだったらなんでも良い。でもなんでもいいって言われることは簡単なようでいて一番難しい
 
なにをやろう?
なにをやれば学んだことをうまく表現できるんだろう?
どんなアートだったら自分にできるんだろう!?
なんだったら実現可能なんだろう?
(予算や時間なども考えないと!)
思いっきり悩みます。
わたしも、はじめてそういう課題をシュタイナーカレッジで出されて、おそろしく悩みまくりました。
 
 
そして何かを生みだすためには、学習内容の深い考察が必須です。
 
 
一般の教育では、数学の学習到達度を判断するにはペーパーテストをします。欧米では口述試験もあります。ペーパーテストで良い点をとるためには、「きまったやりかたで期待された通りに書く」ということができなければいけない。数学はわかっていても書くのが苦手な生徒は良い点をとれない。ものすごく良い考えを持っていて口では人を感動させるようなスピーチをできるような子でも、それを文章にすることが苦手だったら、試験ではいい点はとれません。口述試験では、話すのが苦手な子には不利です。

書けないから、話せないから、学習内容は達成できてない・・・って判断されるのっておかしくないですか?

 
 
 
 
アートでの表現はなんでもあり。アートはインスピレーションだから。しかも、自分の得意とするアートを選べば良い。
 
 
 
シュタイナー学校の先生には、生徒の作品と、生徒の日々の様子、エポックノートなどの作品の出来をみていれば、生徒の学習到達度は明らかです。
 
そして評価する目的だけではなくて、その制作過程そのものが学びなのです。