オイリュトミーをZOOMでできるのでしょうか?

こんにちは。
石川華代です。

 

はたりえこ先生の「いのちのオイリュトミー」
大変好評で、たくさんのお申し込みをいただいています。

ありがとうございます。

初回レッスンは9月28日です。
いよいよ、初回レッスンが迫ってきました。

 

オイリュトミーの講座をZOOMで開くということは、
実は、
オイリュトミストでない私にとっても、
勇気がいることでした。

 

オイリュトミーをするその空間、
オイリュトミストの動きを生で直に感じること、

私はオイリュトミストではありませんが、
それをとても大事に思っています。

 

オイリュトミーだけではありません。

 

シュタイナー教育でやっている活動は、
ZOOMでできるのか?

 

そう疑問に思われる方も多いと思います。

 

私自身も、
どこまでオンラインで伝えられるか?・・・ということを、
常に考え、e-waldorf の活動を続けてきています。

 

シュタイナー教育も、
オイリュトミーも、

オンラインで伝えられることもあるし、
伝えられないこともある。

 

そう思っています。

 

だから、シュタイナー教育を、オンラインだけでするのは無理。
オイリュトミーもオンラインだけでするのは無理。

 

でも、
オンラインでできることもある。

 

できることだけでも、
オンラインで提供することで、
直に講座に出席できないひとたちにも、
オイリュトミーやシュタイナー教育を届けていこう。

 

そんな思いをはた先生と共有し、
この講座をつくっています。

 

だから、この講座をうければ、
オイリュトミストになれるとか、
オイリュトミーを教えられるようになるとか、
オイリュトミーについて人に語れるくらいに理解できるとか、
そんなんではないです。

 

でも、
ZOOMで伝えられる内容だけだし、
先生や受講者仲間と空間を共有することはできないけれど、
自分の体で動いてみる。

その体験には、おおきな価値と効果があると信じています。

 

画像で見ているだけではなくて、
自分が動く、
その動きそのものに、
パワーがあるから。

 

 

シュタイナー教育とか、
オイリュトミーとか、
敷居が高く思われて、
なかなか最初の一歩が踏み出せない人が多いのです。

 

なんとなく、閉鎖的な気がして。
なんとなく、ちょっと変わった人たちの集団のような気がして。(? 笑)

・・・って。

 

 

 

私も、
シュタイナー教育に出会った頃、
読書会とか怖くて行けなかった記憶があります。
「どんなマニアックなひとたちの集まりなんだろう?」
・・・って勘繰って。笑 

 

そんな最初の一歩も、ZOOMだったらハードルが下がる。
あのころZOOM読書会とかあったら良かったのに
・・・と思います。

 

 

そして、
オイリュトミーという、
言葉で説明されてもさっぱり想像つかないものを、
まず、いい先生から体験して欲しいと思います。

 

学校の先生でもいろいろですよね。
シュタイナー学校の先生もいろいろです。
オイリュトミストもいろいろです。

 

オイリュトミーってとっても力がある活動だけれど、
いいオイリュトミストと動くオイリュトミーは別格です。

でも、いいオイリュトミストの講座をうけるチャンスはなかなかありません。

 

はた先生はすばらしいけれど、
日本でも、台湾でも教えていて、
芸術オイリュトミーもヨーロッパ公演をしたりして、
とても忙しいのです。

 

なかなか
はた先生から直接オイリュトミーをおしえてもらうチャンスはありません。

 

 

だから、
ZOOMであっても、
はた先生と動くことができるオイリュトミーは、
とても貴重です。

 

ほんと、もったいないので、
見逃さないでくださいね・・・。

 

 

いのちのオイリュトミー
1つめの、「朝の言葉のオイリュトミー」
9月28日からスタートです。

 

詳細・お申し込みはこちらです。

いのちのオイリュトミー

 

はたりえこ先生の「いのちのオイリュトミー」講座 受け付け開始

こんにちは。
石川華代です。

 

いま、とてもワクワクしています。

 

7月に行ったはたりえこ先生の「おはなしオイリュトミー」の講座。
とても好評で、
私自身も、
はた先生の動く姿、立ち居振る舞い、
ひとつひとつの言葉、
オープンな、開かれた姿勢に、
とても感銘を受けていました。

 

はた先生といえば、
東京ヴァルドルフシューレからはじまり、
藤野シュタイナー学園の校長も勤められ、
まさしく、
日本のシュタイナー教育を引っ張ってきたとも言える先生です。

 

オイリュトミーという、
シュタイナー学校になくてはならない活動は、

シュタイナー学校に、
いのちを吹き込む活動です。

 

それを、
シュタイナー学校でない場所にも広げていこう。

 

さらに、
ZOOMというデジタルの媒体を使ってでも、
より多くの人に届けていこう。

 

そんな、
開かれた意志を持っていらっしゃるはた先生の講座を
e-waldorf でプロデュースさせていただくことは、
本当にありがたく、
光栄で、

 

シュタイナー教育の未来を明るいものにしてくれるように感じています。

 

 

9月末から、
はたりえこ先生のオイリュトミーを、
さらに拡大して開講します。

 

おはなしオイリュトミーも、
前回と違うお話で、体験の幅を広げて行きます。

 

そして、
シュタイナー学校の毎日に欠かせない朝の詩
毎日唱えるこの詩は、
こどもたちの深いところに届き、
一生の糧になるものです。
それをオイリュトミーで動くことで、
生命力をさらに強く。
まさしく「いのちのオイリュトミー」

 

そして、
図形のオイリュトミー
フォルム(形)を動くことで、
人間の体にある「形づくる力」を磨きます。
これは、算数理解の基盤にもなる、
とても重要な動きです。

 

こんな3種類のオイリュトミーをする、
とても豊かな講座です。

 

まずは大人のみなさんが、
これを体験してみてください。

その後に、
お子さんとやってみるといいですね。

 

お申し込み、
始まりました。

 

すぐに満席になることが予想されます。
お早めのお申し込みをおすすめします。

 

はたりえこ先生の「いのちのオイリュトミー」

詳細・お申し込みはこちらです。

いのちのオイリュトミー

 

節目で子どもたちをぐんっと成長させる方法

こんにちは。
石川華代です。

 

9月9日。
やっと、
やっと、
やっと、

新学期が始まりました!

 

あああ、長かった。

 

 

私たちは、夏休み中にドイツからイギリスへ引っ越してきました。

 

 

転校とか引越しとか、
できればないほうがいいですが、

 

悪いことばかりではありません。

 

引越し、転校のたびに、
大変な思いをもちろんしてきたのですが、

 

その度に、息子たちが、
大きく成長する姿をみてきました。

 

節目、転機、変化は、
成長の大きなきっかけです。

 

今回の引越しでも、
今までとは全く違う態度で、
責任持って手伝ってくれました。

 

引越しの荷物をトラックに積み込むほとんどを、
息子たち二人だけで責任持ってやりとげました。

 

積み込み方も、
もうパズルのように、すばらしく、整然と、無駄なく。
(あまりにも積み込み過ぎたため重量オーバーになったほど。苦笑)

 

そして、こういう変化の時は、
意図的に「変える」チャンスでもあります。

 

環境が変化すると、
それに伴って他のことも変化させやすいのです。

 

たとえば、
今までドイツの学校ではカフェテリアがあり、
そこで昼食をとることができました。
隣にスーパーもあったので、
サンドイッチなどを買ってきて食べることもできました。

 

だから、私は、お金を渡すだけ。
(けっこう、不経済。涙)

 

イギリスのこれからの学校は、
学校のカフェテリアも、
近くのスーパーやコンビニもありません。
だから、お弁当必須!

 

もちろん、

私がお弁当を・・・

 

 

作ってあげたりはしません!

 

 

夫、息子たちに宣言をしました。

 

「私は、お弁当は作りません。」
「材料は買っておくから、自分たちで用意して持って行きなさい。」

 

はい、
もちろん、自分たちで、
ちゃんと作って持って行きましたよ。

 

今日は、
パスタとサラダと果物。

 

日本的にはちょっと寂しいお弁当ですが、
イギリス的には、
かなりゴージャスな部類ではないかと思います。笑

 

環境の変化で、
すんなり、こういう変化をもたらすことができる。

 

母親の私は、
環境の変化をちゃっかりと、
意識的に利用することで、
子どもを成長させる。

 

引越しをきっかけに、
夜眠れるようになったり、

進級をきっかけに、役割を増やしたり。

 

小学校4年生くらいでは、
お弁当を自分でつめて持っていくようにして、

小学校6年生くらいでは、
自分の洗濯物は自分でするようにして、

 

中学2年生くらいでは、
自分たちのバスルームは自分たちで掃除するようにして・・・
週1回は晩ご飯も作るようにして・・・
朝ごはんも、自分で用意して自分で食べて学校へいくようにして。

 

引越しで、
自分の部屋が変わるたびに、
自分好みの部屋にしようとするようになったので、
部屋もきれいに整理整頓できるようになりました。

 

もう、いつでも自立できそうです。
(ああ、らくちん。笑)

 

環境の変化、
ぜひ、チャンスにしてください。
お母さんのためにも、
子どもたちのためにも。

 

お母さんの決意も大事です。

「もう手伝わない!」
「もう、子どもたちに任せる!」
・・・って決意する!

 

 

そして、もっと大事なことは、

信頼すること。

 

子どもたちは、自分でできる。
その力を持っているのだということを、
信頼してあげてください。

 

できないときもあるし、
忘れちゃうこともあるし、
失敗することもある。

 

でも、それを乗り越える力ももっているということを、
信頼してまかせてあげてくださいね。

 

(もちろん、年相応で能力に見合ったことをまかせてあげてください。無茶はしない。笑)

 

 

★★★

生きた言葉と動きで、いのちを育てる。
はたりえこ先生の「いのちのオイリュトミー」講座

 

今週中に詳細を公開します。
ZOOM参加には人数制限がありますので、
お見逃しなく。

いのちのオイリュトミー

 

憂鬱質の対応の仕方 イギリス式 

こんにちは。
石川華代です。
 
久しぶりのブログ更新です。

 

イギリスへ引っ越してきたので、
これからはイギリスの風景も紹介して行きたいと思います。

 

今日はハイドバーク近くで撮影したこちらの写真。

 

we love key workers

 

書かれたメッセージは

We love our key workers!

Thank you, our heroes!

 

 

どちらも、
医療機関、特に、
NHS(国の医療サービス)の従事者に対して、
コロナで前線で奮闘してくれていることに対する感謝の気持ちを、
どーーーんっと大々的に表したものです。

イギリスではこんなのがあちこちに。

 

ドイツでは、
とにかく規則をきめて、法律をきめて、厳守。
ルールを破ったら罰金+罰則。

もう、
しめつけて、叱り飛ばして、
言うこと聞かせる!・・・みたいなやり方。

 

イギリスは、
街のあちこちにNHSを応援するメッセージをかかげ、
頑張ってくれている人に、
感謝の気持ちを伝えている。

 

ドイツとは対照的な
褒めて育てる感じですね。笑

 

 

私は、
罰でしめつけて
規則を強制することをいいとは思っていないし、
褒めて育てることをいいとも思っていません。

 

でも、
この、イギリスのやり方、
イギリス人にはすごくいい! 
と感心しているのです。

 

ドイツ人は胆汁気質の国民なので、
こんな賛辞で応援しても効果ありません。
胆汁の人にこんなことをしたら、
逆に馬鹿にされるのがオチです。

 

でも、イギリス人は、
憂鬱質の国民性なんです。

憂鬱気質の人たちには、
まず「大変だよねーー」「辛いよねーーー」って共感をしめし、

それだけでなく、

「でもね・・・・」

「もっと大変な人たちがいるんだよ」
「私はもっと大変なことを経験したんだよ」

 

って、見せてあげることで、
「僕は大変な思いしてて苦しいけど、もっと大変な人たちがいるんだな」
と気づきます。

 

憂鬱質の人にとっては、
この気づきがすごい力になります。

 

憂鬱になって、
嘆いているだけではなく、
相手に対する共感が強いだけに、
自分は落ち込んでるばっかりじゃいけないな・・・と気づき、
行動に出ることができるようになります。

 

 

イギリス人の
NHS のみなさんありがとう!!!

のメッセージは、
まさしく、
そんな憂鬱質イギリス人にぴったり。

 

逆に、
憂鬱質イギリス人たちに、
ドイツ式で、
「規則だ! 守れ! 守らないとは何事だ! 罰金だ! 罰だ!」
って言う態度をとったら、
憂鬱質は、
傷ついて、心を閉ざしてしまいます。

 

同じことへの対応でも、
いろいろなやり方があります。

誰にでも通じるやり方なんてない。

 

相手が違えば、
やり方も変えなくては効果はありません。

 

シュタイナー教育は、
気質や、さまざまな子どもの理解の方法を使って、
子どもを理解し、
個々の子どもに合う方法で対応しています。

 

これらを知ることは、
子育てや教室運営に、
とっても効果的ですねー。

 

 

★★★

新しい講座を準備中です。

好評だった

はたりえこ先生のオイリュトミー講座の続編をします!

さらに深くオイリュトミーを体験し、
こころにもからだにも栄養になる体験をお届けします。

近日中に詳細をお知らせします。
告知をお待ちくださいね。

Rieko Hata