(ドイツ話) インターナショナルパーティ〜〜びっくりもあり。

 

こんにちは。
石川華代です。

 

昨日は、ドイツ語講座のメンバーでパーティでした。

 

オランダ、ブルガリア、モルダビ、コロンビア、ポーランド、インド、日本など、
インターナショナルな受講者たち。

 

先生は、
ロシア人とモルダビ人。(苦笑)

 

 

 

 

ということで、
ドイツ語講座だけど、
ドイツ人なし。

 

そんなメンバーが、
自分の国の料理をもちよりました。

 

 

私は、お決まりの巻き寿司。
12本巻きましたよ。

 

途中で、
コロンビアの女の子が、
「ダンスしたい!」
と言い出しました。

 

誰も踊りたがらないので、私は、
「じゃ、一緒に踊るー。教えてー。」
と、立ち上がってサルサダンス。

 

そうしたら、
次は、
アルバニア人がアルバニアの踊りを踊り出し。

 

もう一人のアルバニア人が引っ張り出されて、
踊り出したら、
あれこれのりのりで踊り出し。

 

ブルガリアの踊りも出てきて。

 

そして、モルダビ人とアルバニア人が、
勢いいい曲で飛び跳ねるように踊り出し・・・

 

もう一人のモルダビ人が加わって、
連なって踊る。

 

あれ、これって・・・・?

 

なにか、見覚えがある・・・

 

と思ったら、

 

小学校の時に、何十人と連なって踊った、
ジェンカでした。

 

 

 

びっくり。

 

しかも、
速い! (笑)

 

ジェンカって、旧ソがルーツだったのか!!

 

びっくりして調べたら、フィンランドの踊りでした。笑

 

 

こんなふうに、みんなが自分の国の踊りを踊っているのをみながら、

 

あれ、
日本の伝統的な踊りってなんだっけ?
・・・・・と思いました。

 

能とか、
日本舞踊とか、
プロが踊って、一般大衆は見るだけのものじゃなくて、

 

庶民が踊る、
日本人だったら誰でも知ってるぞーー
・・・っていうような日本伝統の踊りって、ないのかな?

 

 

ああ、そうだ、
盆踊り!!! 笑

 

 

でも、
私、盆踊りで踊ったことなんて、
たぶん、今までに1、2回しかないです。

 

いくつかの動きは覚えているけど、
曲も覚えていない。

 

アルバニア人が、
アルバニアでは学校でみんなで、
こういう伝統の踊りを踊るから、
みんな踊れるんだ・・・って言っていました。

 

なんだか、そういうの、うらやましいな。

 

覚えているのは、
ジェンカと、
フォークダンスのマイムマイムくらい。

日本の伝統はどこへやら。

 

 

自分の国の伝統文化を大切にした教育をしたいと、
つくづく思ったのでした。

 

 

 

 

 

(教育の話)全部わからなくてもいい授業

 

こんにちは。
石川華代です。

私たちがいるドイツ、ニーダーザクセン州では、
2週間の秋休みに入りました。

 

私の仕事は通常通りですが、

 

ドイツ語講座がおやすみです!!!
わーい。

 

久しぶりに長期休暇が嬉しい。笑

 

 

このドイツ語授業は、
すべてドイツ語で進められます。

 

ドイツ語で挨拶さえわからない人たちに教えるのも、
すべてドイツ語です。

 

大事な連絡事項も、
文法の大事なことも、
全部ドイツ語で説明するし、
わかりやすい図解とかも利用しません。(←これは先生の怠慢だと思う)

 

わからないままでも、
ひたすらドイツ語のシャワーを聞き、
そこから受け取れるものを受け取っていく。

 

 

学びの形として、
これは、一般の学校教育とは大きく違う点です。

 

一般の学校教育では、
生徒が、「全部わかる」ようにカリキュラムが組まれています。

 

 

だから、
新出事項以外は、
習っていないことが出てこないよう、
教科書などの教材も、
入念に作られています。

 

このドイツ語講座は、
その正反対で、

 

習ってない文法、
出てきていない単語がどんどん出てきて、

 

なんだそれは??
って思って、
想像力を働かせて意味やルールを見つけようとしたり、
調べたりしていると身についてくる。

 

 

わからないから、
知ろう、知りたいという気持ちも強く、

耳や頭に残ったことから、
想像力を駆使して、
心にひっかかったことなどが吸収されていく。

 

こういう、
「知ったこと」だけでできていない授業に身をおくと、
自分から吸収しようとする姿勢ができてくる。

頭が働く。

 

シュタイナー学校の学びは、
「知ったこと」だけで着実に学ぶ時間もあるし、
「知らないこと」のシャワーをたくさん浴びて、
興味を耕し、知識も考えも広げていく時間もある。

 

リアルなことを題材にしているので、
習ったことだけでは済むわけがないのです。

 

こどもたちがこの世界に生まれてきて、
成長していくプロセスも、そうですよね。

 

わからないことだらけの世界の中で、
どんどん言葉を吸収し、
人間を知り、
世界を学んでいく。

 

一般の学校教育のように、
100%習得することを目的としてつくれた教育は、

資格試験の学習方法の考えだと思います。

 

 

テキストがあって、
それを100%習得していたら、
テストで100点とれる。

 

テキストで学ぶことは、
試験に受かるために必要なこと。
全体像を見るのではなく、
ものごとのほんの一部分だけを見る。

 

これではいつまでたっても、
その教育の枠から出れないし、
教育のなかで教わらなかったことは、
対処できない。

 

大人になっても、
「知りませーん。習ってませーん。」
って言う人になっちゃうのかも。

 

あ、毒が入りました。
すみません。

 

 

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実は「第3話」まであります。

続編は e-waldorf newsletter のほうでご紹介していきますね。

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