e-waldorfでは「ゆるっとシュタイナー」というpodcast エピソード2-4を「子供の勉強のつまづき…原因は「書きにくさ」かも!?」から子供が勉強においてつまずく原因の一つとして「書きにくさ」について掘り下げてみたいと思います。
子供の勉強のつまづき…原因は「書きにくさ」かも!?
鉛筆が正しく持てなかったり、筆圧が強すぎたり弱すぎたりして、発達障害から発達の過程において書くことがうまくいかない子供もいます。
親としては、ちょっと心配になりますよね。
私も、筆圧が強くて、すぐに手が疲れてしまうことがありました。
(高校生になって自分で気づいたのですが・・)
子供だと「疲れる」こと自体に気づかず、「もぉやだーーー!!」と訴えることも多いです。
正しい持ち方を教えようとしても、微細運動能力や協調運動能力が発達していなければ、なかなか難しいこともあります。
では、どうすればいいのでしょうか?そんな時は、
子供を無理に変えようとするのではなく、環境を整えてあげることも大切です。
毎日使う文房具を使いやすく、心地よいものにすることで、子供の学習意欲も高まります。
その子に合った道具選び
鉛筆
鉛筆の硬さや太さ、持つ感覚が子供に合わないと、書くこと自体がストレスになってしまいます。
特に鉛筆の硬さについては、HBや2Bが推奨されていますが、他にもたくさんの種類があります。
もしお子さんが書くことに対して辛そうにしている場合は、鉛筆の硬さや太さ、持ちやすさを見直してみるのも一つの方法です。
先生が許してくれるなら、鉛筆に固執しなくてもいいのかなと思います。
私自身、白地のノートにグレーの鉛筆の文字って少し読みにくいです。
色鉛筆の使い分け
シュタイナー教育では、色鉛筆を使ったアプローチが多くあります。
例えば、リラの太い色鉛筆を使うことで、色の塗り方や描きやすさが変わります。
大人でも感じる違いを、子供も感じ取ることができます。
細い色鉛筆と太い色鉛筆を使い分けるだけでも、子供の書く楽しさが増すでしょう。
下敷き
下敷きも重要なアイテムです。
ガタガタのテーブルの上で書くと、字がうまく書けません。
適切な下敷きを使うことで、書くことが楽になることがあります。
早くいい加減に字を書いて しまう子向けには凸凹がある下敷きもあります。
しっかり描かないと字がうまく書けない、ちょっと負荷が かかるような下敷きや柔らかい下敷き、マスの入った下敷きなど色々あります。
シュタイナー学校の下敷き
シュタイナー学校では、低学年は、クレヨンか色鉛筆を使います。
下敷きは新聞紙を重ねて作ります。(新聞紙を重ねた状態でアイロンをかけ、周りをガムテープでとめ、表面にはクラフト紙を使って新聞の字を見えないようにします)
この下敷きは、クレヨンや色鉛筆で書く際に適した柔らかく、クッション性があります。
何より(実質親御さんが)手作りすることで、子供にとって使いやすく、楽しいものになるでしょう。
YouTube「ゆるっとシュタイナー」
e-waldorfでは「ゆるっとシュタイナー」というpodcastなどで音声配信をしていました。
番組は終了しましたが、順次YouTube-podcast「シュタイナー教育|おとなも子どもも自分らしく自然体で成長しよう」でもご覧いただけるようにしています。
今回の記事について詳しくは エピソード2-4を「子供の勉強のつまづき…原因は「書きにくさ」かも!?」をご覧ください。