大人のためのアートレッスン「水彩幾何」講座

シュタイナー教育講座「水彩幾何」開講中


10月からスタートした、大人のための「水彩幾何」講座。
色に浸り、癒される時間です。



残り3回の講座は、
11月28日(月)、12月12日(月)、12月26日(月)21:30~23:10です。

勿論、すでに終わっている前半3回分の講座も、動画を視聴し学んでいただくことが可能ですので、
少しでも興味のある方は、是非お問い合わせください。

MSS お母さんのシュタイナー学校〜ZOOMでヴェイルペインティング

 

ヴェイルペインティングって、
知ってますか?

 

うすーく溶かした「透明水彩絵の具」を、
何層にも塗り重ねていく技法です。

 

透明だから、
今まで塗った層がすけてみえて、
重なれば重なるほど濃くなり、
濃淡が出てきます。

 

 

 

この2日間。

私は、ヴェイルペインティング漬けでした。

 

 

「お母さんのシュタイナー学校」という講座で、
シュタイナー教育について学びながら、
いろいろなアートを体験してもらっています。

 

そのレッスンのひとつ。

 

 

 

これは、
シュタイナー学校の教育や、
人智学的(シュタイナー的)芸術療法にも使われている画法です。

 

 

 

この絵は、
何か形を描き出そうとするのではなく、
絵と色と対話をしながら、
感じるままに色をのせていく・・・

 

そして、

気がつくとそこに、
何かが浮かび上がってきたりします。

 

子どもにとっても教育効果があるのですが、

大人がやると、

絵をかくプロセスを通して、
自分に気づきがあったり、
自分と向き合う体験になったり、
気持ちが鎮まったり・・・

 

セラピー効果と、
学びの効果の両方がある画法なんですね。

 

 

で、

それをZOOMで。笑

 

カメラを通してみると、
ものすごくうっすらとしか見えないくらいの、
うすーい絵の具を塗り重ねていく。

 

そんな様子を見せながら、
私もカメラの前で絵をすすめ、

2時間のレッスンでとりあえず形にしあげました。

 

 

3回同じレッスンをするので、
3回描きましたよ。笑

 

 

同じ技法で、同じことを教えていくのだけど、
毎回違う絵になります。

それがこのヴェイルペインティングの面白さでもあります。

 

そして・・・

「青」という色にどっぷり浸ると・・・

 

眠くなります。

 

実際、
不眠に効果的な芸術療法・・・でもあります。

 

私がこの後、爆睡したことはいうまでもありません。笑

 

 


 

 

お問い合わせを度々いただくのですが、

「お母さんのシュタイナー学校」は、
現在は募集していません。

 

新しい形で、
今あるお母さんのシュタイナー学校をリニューアルして、
さらに、お母さんが安心して子育てできるよう、
ただいま準備中。

 

GWあけくらいから、
すこしずつおしらせしていきますね。

お楽しみに。

 

 

 

 

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ネットトラブル→創作活動

 

お知らせ

インターネットトラブルで、お問い合わせのお返事、発送等の処理に遅れがでています。ご迷惑をおかして申し訳ありません。ネット接続可能のときに、メール連絡やネットを使う業務を行い、影響を最小限におさえるよう努力しておりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

 


 

 

引越しをしてから、ネットトラブル続きです。本来なら引越しの翌日(7月4日)につくはずだったインターネット。ネットプロバイダーの手落ちと、その対処の悪さでいまだにネットがつかず。

 

8月9日に、やっと、やっと、正式にネットがつくはずだった・・・・のに。

 

つかない。vodafoneの技術トラブルらしい。

 

完全にvodafone の手落ちなのですが・・・独占市場なので、他のプロバイダーにいくわけにもいかず。

 

 

ということで、だましだまし、モバイル端末を使ってしのいでいます。

 

 

ネットが使えない間の時間を利用して、創作活動に励みました。

 

 

 

ヴェイルペインティング

 

人智学系独特の水彩画法「ヴェイルペインティング」です。日本語では層技法と呼ばれています。シュタイナー学校や人智学系芸術療法で取り入れられています。

薄くといた透明水彩絵の具を、塗っては乾かし、塗っては乾かし・・・・と何十にも層をかさねていくことで、重なった部分に奥行きと色の深さが現れます。

乾かす時間、必然的に「待ち時間」が生まれます。その待ち時間を心静かに過ごすことも、現代人には大事なセラピーにもなります。

せっかちな私は、その「待ちセラピー」(笑)部分を減らすため、2枚の絵を同時進行。しかも、塗ってからヘアドライヤーで乾かして時間を短縮。

 

使った色は、赤、青、黄の3色だけ。

 

あえて、全く違った絵にしてみました。

 

重ねた層が、すべて実在し、消すことはできません。間違えたりもするけれど、間違いを修正することはできません。その代わり、失敗を生かすように他の層を重ねていくのです。

層技法そのものが、人生のよう。自分がどういう対応をするか、絵にも、書くプロセスにも、現れてきます。

 

 

 

ヴェイルペインティングに必要なもの

ヴェイルペインティングをしたいひとは、次のものを用意してくださいね。

 

水彩画用紙

中目の厚いもの。(私は300gsmを愛用)A4くらいまでの大きさなら、ブロック(20枚くらいまとめて縁が糊付けしてあるもの)がお手軽です。

太い平筆
中くらいの平筆または丸筆
場合によっては小筆

(毛がやわらかいものを選びます)

 

絵の具

透明水彩絵の具 シュトックマーの基本3色(おすすめ)
他のメーカーでも透明水彩絵の具であれば大丈夫です。

ちいさなジャム瓶3個(絵の具を溶く容器)
大きなジャム瓶1個(筆洗い用)

ボロ布