大人の算数アクティビティ〜知的好奇心を満たす頭の体操

 

今日は、大人の算数アクティビティ、グループレッスンでした。

 

算数アクティビティが楽しくて!
もっとやりたい!!!
と、わたしと個人レッスンをしていた愛知県在住Mさん。

 

グループレッスンに参加したら、
「グループレッスンってもっと楽しい〜」
と、お友達に声をかけてくださって、
グループをまとめてくださいました。

 

 

 

「算数アクティビティって、なんのことやらさっぱり???」
という状態なのに、
「なんとなく面白そう」
と言って集まってくださった4名様。

 

 

手作りをしながら、
「ひゃー、これ、おもしろいわ」
などとつぶやいていらっしゃいました。

「えええ、予想外で面白い」
とか。

 

 

★★★

 

算数や数学って、なぜ学ぶのでしょう?

 

特に、大人の方は、もう、学ぶ必要なんてないんですよね。

 

みなさん、
「楽しみたい」「子どもとあとでやってみたい」
そんな、「純粋な喜び」「知的好奇心」が参加の理由。

 

算数・数学って、
定理やきまりや計算の仕方を「説明される」。
そして、「説明されたものを理解する」。
それが、「勉強」のカタチになってますよね。

 

でも、

算数・数学の一番大切なことは、
自分で考えるということです。

考える力を身につけるということ。

 

 

 

数学の問題ってね、
解き方を教えられて、それを理解しようとしていたら、
ぜんぜん面白くないです。

 

問題を自分で解こうとして、
いろいろ工夫したり、
頭をひねって、あーでもない、こーでもないって、
考えるところが面白いし、
そのプロセスが頭を鍛える。

 

中学や高校で習う定理とか、知っていると「知識」にはなります。

 

「知識」を持っていることと、
「考える力」を持っていることは別物。

 

そして怖いのは、


「こうやって解いたらいいんだよ」
って「考え方」や「解き方」を「教えられ」てしまうと、
人間の思考はそこでストップします。

 

もう一度言います。

 

数学は考える力をつけるために学んでいるんです。

 

定理なんてしばらくしたら忘れるでしょ。
いいんです。
考える力があったら、
定理なんて覚えてなくたっていいんです。


定理を勉強しなくてもいい・・・ってことじゃないですよ。

自分で創りだせるから、
暗記していなくてもいい・・・っていうことです。

 

 

(テストは制限時間があるから、覚えていないと時間のロス→テスト対策として定理は覚える)

 

 

 

高校で習うような定理を覚えていたって、
日常生活では使わないでしょ。

大事なのは、
頭をしっかり鍛えてあって、
必要な時に、自分で考えて、
必要な答えを自分でみつけられるということです。

 

 

 

レッスン中、
「ええ? どうなってるの? 角度変えたらどうなるの? もっと自分で試してみたい」
という声もあがりました。

 

みなさんの頭のなかに、
クエスチョンマークがたくさんならんでいるのが想像できます。

 

そしてそのクエスチョンマークから、
「もっとしりたい」
「不思議! どうなってるの?」
と、自然に頭が働き出しているのも見えます。

 

答えを見せて「よく考えなさい」とか言って、
考えることを強制するんじゃなくて、
参加者の頭が勝手に働き出す。

 

 

 

そんな状況をレッスンで作り出しては、
ほくほくして、
楽しくて仕方ないわたしです。

 

 

よく中高生生徒に言われます。

 

生徒:「わからない、くやしいいー。」
私:「じゃ、教えてあげようか」
生徒:「やだーーー、自分で解くーーー」

 

 

生徒:「先生、わたしたちがわからないで苦しんでるの見て楽しんでるでしょー」

生徒:「鬼ーーーー!」

 

さすがに、大人の参加者さんからは「鬼」とは言われませんが。

え、内心、思ってる・・・!? 汗

 

 


ZOOMレッスン
大人が算数を楽しむ!
知的好奇心を満たす楽しい時間。

グループをまとめると楽しいし受講費もお得になります。

興味のある方はお気軽にご相談ください。

公教育の場にシュタイナー教育を・・・公立学校でフォルメンの授業をします!

私は、日本の公立学校で育ちました。

あの頃は、管理教育とか、校内暴力とか、
今とは違ういろいろな問題が学校を取り巻いていた頃。

 

大人になってからシュタイナー教育に出会い、
こんな教育で育ちたかったと、強く思いました。

 

こんな教育で育っていたら、
私はどんな人間になっていたんだろう。

もっとクリエイティブで、
創造的で中身のつまった豊かな人生を生きていた。きっと。

 

でもね・・・

公立の、ばりばりの管理教育、
テストばかりの学校生活でしたが、
その中でも、私はちゃんと育ってきた・・・と思うのですよ。

紆余曲折したし、
悩んだし、
苦しんだし、
泣いたし、
たくさん傷ついたりもしたけど・・・

立派な人間じゃないけど、
自分の生き方は悪くないと思うのです。

 

そして、人間には、育つ力があるのだということ、
その力に畏敬の念を感じています。

今、日本にシュタイナー学校もいくつもできている。

実際にシュタイナー教育を受けて育っている、
子どもたちがたくさんいる。

でも、

世の中の大半の子供達は、
やっぱり、メインストリームの、
文科省カリキュラムの教育で育っています。

 

 

今まさに、そういう学校環境で育っている子どもたち。

その環境を否定するのではなく、

今ある学校教育を、
もっと創造的に、
もっと豊かな学びを増やして、
もっともっと子どもたちの体や心を豊かに育てたい。

 

そう思い、
それを、できることから実践していく。


そう思ってe-waldorfの活動をしています。

e-waldorf での活動の目的は、

「シュタイナー教育とメインストリーム教育のかけはし」になること。
「シュタイナー教育を必要としているひとに、届けること」

 

そして

 

「シュタイナー教育をオープンにすること!!!!」

 

 

 

来月、一時帰国をしますが、

一般向けのワークショップ、講演会、座談会
大学での講座

などをします。

 

 

それに加えて、

公立小学校と高校で授業をします!

学校の先生の研修会(日本全国から先生たちが集まります)で、実践報告もします。

 

これを見た公立の先生たちが、

「面白そう!」
「やってみたい!」

って思うだけで、意識がかわる。

 

意識がかわると行動もかわる。

 

そんなとっかかりになるよう、
ひとつひとつは小さなことでも、
私自身がコツコツ行動していく。

行動したことに、
無駄なことなんてなにもないと信じてますから。

 

高校での授業は一般公開もしています。

高校の美術の授業でフォルメンを描きます。

フォルメンを描きながら、

そのリズム、論理を感じる活動をします。

もしご興味のある方は、
学校にお問い合わせください。

日本一時帰国 講座開催(2017年11月)

11月12日(日) 名古屋
シュタイナー教育 ポジティブスパイラル!
幾何の学び 子どもから大人まで
(満席→増席→満席になりました。ありがとうございます。キャンセル待ちご希望の方はお知らせください。)

フォルメン線描、幾何作図、そして「花の幾何まんだら」。クラブアップルのお花をテーマに幾何作図をしまんだらを創造します。講演会もあり。
詳細・お申し込みはこちら

11月21日(火) 川崎市高津区 カフェイズミ
幸せな瞑想フォルメンとシュタイナー教育談義
(満席になりました。同日、午後の講座を新たに開くことにしました。)
詳細・お申し込みはこちら
11月22日(水) 渋谷 デイライトキッチン
花の幾何まんだら (満席になりました!)
詳細・キャンセル待ちお申し込みはこちら
11月25日(土) 三鷹市井の頭 キンダーガルテンなのはな園
シュタイナー教育12年間の旅
小中高「国語」「数学」のワーク
切り捨てられがちな教育活動にあるとても大事なこと
石代雅日先生(国語)と石川華代(数学)のシュタイナー教育体験講座
(半分以上お席が埋まっています。ご希望の方はお申し込みお急ぎください。)
詳細・お申し込みはこちら
11月26日(日) 大阪
公演とワークショップ(近日公開)

(11月12日名古屋)シュタイナー教育ポジティブスパイラル!〜講座詳細

11月12日(日)名古屋市のうぃる愛知にて、私石川華代によるワークショップを開催します。

シュタイナー学校での幾何(図形)の授業では、自然と幾何を結びつけながら、人間が本来もつ幾何の感覚を育てていく意味があります。

この講座では、それを実際に体験し、シュタイナー教育について理解を深めます。

また、「花の幾何まんだら」を描くことで、幾何の楽しさを感じその創造活動から、元気をもらいましょう。

こんな人におすすめ

シュタイナー教育に興味がある
小学生から中学生のお子さんがいる
小学生から中学生に関わる機会がある(教員・指導者など)
今、お子さんが幼稚園で、これからの子どもの成長について知っておきたい
算数・幾何学に興味がある
海外のシュタイナー教育事情について学びたい

内容

A.「フォルメン線描」シュタイナー小学校の幾何WS

9:45受付/10:00~11:30
定員:20名
講師:石川

 

B.「花の幾何まんだら」中学作図から大人の幾何瞑想へ

12:45受付/13:00~14:30
定員:20名
講師:石川

花の幾何まんだら

自然の中に幾何学があります。花を観察し、そこに幾何を見出す。そしてそれをコンパスと定規で作図をし、色鉛筆で美しく仕上げていきましょう。そのプロセスは思考あり、心が動く体験あり。そして、瞑想的な活動でもあります。今回は、バッチフラワーレメディのひとつ「クラブアップル」をテーマにします。

クラブアップルの花

 

 

 

C.シュタイナー教育の現場から

14:45受付/15:00~16:30
定員:30名
講師:石川

アメリカ、イギリス、ドイツからの生きた情報

海外(アメリカ、イギリス、ドイツ)のシュタイナー教育の現場に入り込み、それぞれの違いを体験してきた石川華代が、シュタイナー教育について語ります。現状についての紹介。それぞれの国、それぞれの学校についての紹介。そして、今、日本にいるみなさんが、親として、教師としてできること・・・などについて語ります。みなさんの質問にも答えていきますので、どうぞご質問をどしどしお寄せくださいね。(時間がある限り、その場でご質問してくださっても大丈夫です。)

隠れた「もう一部」


それは、参加者のためのランチタイム(懇親会)です。講師と一緒にランチを食べながら、直接講師に質問したり、相談したり、みんなでシュタイナー教育について語ることができる・・・という貴重な時間。今回の一時帰国では名古屋だけの特別な1時間半の懇親会! 内容の濃い話題が飛び交うこと間違いなしです。他にないチャンスですので、お見逃しなく。

日 時

2017年

11月12日(日)

10:00~16:30
(3部構成)

場 所

ウィルあいち
3階 会議室7

愛知県名古屋市東区上杉町1番地

地下鉄「市役所」えき2番出口より東へ徒歩約10分

対 象

高校生以上

参加費

1コマ 各2千円

 3コマ(1日通し) 5千円

 

申し込み方法

下記の「申し込みフォーム」からお申し込みください。

受付メールにて詳細をお知らせします。

その後、参加費の振込、ご入金の確認メールにて正式に受付完了です。 

各講座満席→増席→満席になりました。
キャンセル待ちご希望の方は、お申し込みフォームからご連絡ください。

 >申し込みフォームへ

2017年11月3日(金)

申し込み締め切りです

幸せな瞑想フォルメンとシュタイナー教育談義(11月川崎WS)

 
 
大人のシュタイナー教育講座

幸せな瞑想フォルメンと
シュタイナー教育談義

11月21日(火)10:30〜12:30(満席になりました。)
11月21日(火)14:00〜16:00
 
カフェイズミ 〒213-0033 川崎市高津区下作延3-20-5

大人用のフォルメンレッスンです。フォルメンはシュタイナー学校の授業やアートセラピーなどに使われるアクティビティ。フォルム(=形)を描くプロセスが瞑想的で、癒しになります。また、自分の傾向に気づいたり、人生について考える気づきの体験になります。

アメリカ2年、英国12年、現在ドイツ在住で、長年シュタイナー教育に関わってきた講師が6年ぶりに日本一時帰国し、親・シュタイナー教師としての視点でシュタイナー教育について語ります。

こんな人にオススメ


-シュタイナー教育に興味のある人

-フォルメン好きな人
-フォルメン初めての人
-花や文様の美しさに心惹かれる人
-癒しが必要な人

対象:大人の方(初心者大歓迎)
参加費: 3000円(飲み物付)

もちもの:色鉛筆

会場にて、リラ社色鉛筆(12色入り)のご購入もできます

定員:先着10名様

申し込み締め切り11月17日(金)

定員になり次第締め切ります

主催・申し込み:

THE アート・プロジェクト多文化読み聞かせ隊(担当:三沢)

電話/FAX  044-852-3034 (カフェイズミ)
メール cafeizumi2015@gmail.com
またはこのページ下のお申し込みフォームからお申し込みください。

参加費は、当日会場にてお支払いください。

講師:石川華代(いしかわかよ)

 愛知県出身。シュタイナー教育教材のe-waldorf主宰。元高校数学教師。カリフォルニアのルドルフ・シュタイナー・ カレッジにてシュタイナー教員養成課程クラス担任養成コース修了。同カレッジにてシュタイナー高校教員養成講座履修。イギリスのエルムフィールドシュタイナー学校にて算数・数学・幾何学教師。2009年e-waldorfを立ち上げ、「シュタイナー教育をすべての人に」をテーマに、メインストリーム教育とシュタイナー教育の橋渡しにする活動、実践的なシュタイナー教材制作、イギリスでの日本人対象サマープログラム、イベント運営など幅広く活動をしている。シュタイナー教員の夫と、シュタイナー教育育ちの二人の息子とともにドイツ在住。
e-waldorf : https://e-waldorf.net

お申し込みフォーム








ドイツでは、実はペンシルロールじゃなくてコレが主流!

先日、クレヨンロールの作り方を掲載しました。
こちら

なんだか、クレヨンロールといえばシュタイナー学校の定番という気がします。

 

イギリスでもアメリカでも、
シュタイナー学校の子どもたちは、
母親の手作りのクレヨンロール使ってました。

 

私も、イギリス時代、我が子のためにたくさんつくりました。
(二人息子xクレヨンロール、色鉛筆ロール・・・そして私用も)

 

で・・・ですね。

 

ここは、シュタイナー学校の本場ドイツ!

 

 

 

実は、

クレヨンロールはまだしも・・・

 

 

色鉛筆を使うようになってからは、
ペンシルロールはほとんど使いません。

 

 

 

 

いかにもシュタイナーグッズ・・・と思い込んでいたのに。

 

 

何を使っているかというと、
こういう感じのペンシルケース。

 

シュタイナー学校に限らず、
公立学校の子どもたちも、
こういうペンシルケースを持っています。

(これは私のもの。72本収納ですが、子どもが持っているのはもっと小さめのもの。)

 

公立学校の子は、
ビニール製のキャラクターデザインとか。

 

シュタイナー学校の子は、
キャンバス地や、本革製。

キャラクターなんてもってのほか!・・です。(笑)

 

わたしも、手作りのクレヨンロールと色鉛筆ロールをずっと使っていたんですけどね・・・

 

ドイツに来るまえに、
イギリスの画材店で購入しました。

 

2段になって72本入るやつ。
2段=本のページをめくるみたいになってる。4ページ分。みたいな。

 

だって、
机の上に乗せておいて、場所取らないんだもの。
72色分の色鉛筆ロール広げたら大変なことになっちゃいますから。

 

 

でも。。。
ブロッククレヨンとスティッククレヨンを一緒に収納するには、
お手製クレヨンロールがベストです!

よかったら、こちらの作り方参考にして作ってみてくださいね。

クレヨンロール(ペンシルロール)の作り方

クレヨンロール


シュタイナー学校で使うシュトックマーのスティッククレヨンとブロッククレヨン入れを作りましょう。お母さんの愛をいっぱいこめて手作りしてくださいね。

ここで例として挙げているのは、スティックレヨン12本とブロッククレヨン8本が入るものです。


材料

  • 布(コーデュロイ、デニムなど、コットンの少し厚手の生地がお薦めです。また、クレヨンの色がつきますので濃い色の布ですと色が目立ちません。)
  • 毛糸や紐など


① 布を長方形に断ちます。

画像の説明
A. 35cm×32cm ・・・・・B.35cm×18cm
(色のついている面が表を表します。)



② Aの上下を1cm幅の3つ折りにして縫います。(波縫いでもまつり縫いでもミシンでも良いです。)Bの上下を2つ折りにして波縫いします。

画像の説明



③ 図のように、AとBを外表になるように重ねて置きます。

画像の説明




④ 下(スティッククレヨン入れ)は幅 3.6cm, 2.6cm, 2.6cm,….,2.6cm, 3.6cm になるように印をつけます。上(ブロッククレヨン入れ)は幅 5cm, 4cm, 4cm,….,4cm, 5cm となるように印をつけます。印に添って、上の2枚を一緒に本返し縫いにします。3枚の布をまとめてミシンで縫っても良いですが、下の布は縫わずに2枚だけ縫った方が、見た目が良いです。

画像の説明
画像の説明
横から見た図



⑤ 両端を1cm中に折り込んで、端を縫います。

画像の説明



⑥ 80cmほどの長さの紐を表に縫い止めます。子どもの編んだ指編み、より紐などを使うと綺麗ですし、子どもも手作りに参加できます。

画像の説明





ペンシルロール

ペンシルロール ペンシルロール


色鉛筆入れです。クレヨンロールと同様にできます。少し太いLYRAのファルビーが12本入ります。


① 布を38cm×62cmに断ちます。
② 38cmの1辺を三つ折りにして縫い、反対側の1辺を二つ折りにして縫います。

画像の説明



③ 図のように折ります。

画像の説明

画像の説明
横から見た図



④ 幅4cm, 3cm, 3cm,…, 3cm, 4cm となるように印をつけ、上の2枚を本返し縫いで縫います。ミシンで3枚まとめて縫っても良いです。

画像の説明



⑤ 両端を1cm 内側に折り込んで、端を縫い止めます。
⑥ 長さ80cmくらいの紐を縫い止めてできあがりです。

画像の説明





 

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画像の説明

画像の説明

イデアール 中学生数学クラス授業風景 こんなことやってます

9月から新しく「イデアール」というスクールを開講しました。


学校の勉強も、
創造的で美しいシュタイナー学校の授業のような数学の学びも、
どっちもして欲しい。

両方することで、
数学の、計算と美が結びつく。
計算も、数学的美も、理論も、理解が深まる。

それは、世界はすべて繋がっているから。

今を生きる中学生に、
今一番必要なことは、
学校の勉強もしっかりやりつつ、
シュタイナー的な創造的なアクティビティを結びつけて学ぶ授業。

それを実現させたのが「イデアール」です。
(イデアール、詳しくはこちら)


 

イデアールの授業には、
教科書の内容を学習する時間と、
アクティビティの時間があります。

アクティビティではこんな作図をしてみたり。

 

 

こんな作図は、普通の学校ではやらないけれど、
これをすることで「作図」や「幾何学理解」だけではなく、
計算にも繋がっていく。

幾何学には数字の美しさも秘められていますからね。

 

 

そして、とにかく「リアル」なことを。

机上の空論ではなく、
現実のお話に結びつくこと、
現実のテーマを実際に使いながら勉強しています。

 

たとえば、先日の授業では、地図をとりだしました。

クラスに集うわたしたちは、
世界あちこちに散らばっています。


私=ドイツ、
生徒=石垣島を含む日本各地

 

 

 

みんな、どこにいるの?

ええ、こんなに遠く?

 

ねえ、AちゃんからBちゃんの家までは、どのくらい離れてるの?
(測って計算する)

石垣島のCちゃんは?

Aちゃん、Bちゃんの距離より、
えええ、38倍も離れてるの?

 

 

 

じゃ、先生(ドイツ)はどれだけ離れてるの?

すっごい遠いよ。
調べてみようか。

 

ええ、先生の町、どこ?

 

みんなの地図帳にのってるハノーファーっていう町が近いよ。

ベルリン見つけた。ベルリン近いよね?

 

 

いや、地図上ではたったの1cmしか離れてないけど
うちからベルリンまで250kmあるんだよ。

Aちゃん、Bちゃんちの距離の5倍もあるんだよ。

えええ、近くに見えるのにー。

そんなことをしながら、
計算をしつつ、
実は、比の勉強をしておりました。(笑)

 

生徒は比の勉強だとは思ってません。
私は「比の勉強をするよ」とも言いません。

そんなこと宣言して、
数学用語で身構えさせる必要なんてない。
そんな名前や理論は、あとからでいい。

このあと、比例式の計算をするための、下地をつくるのです。

 

 

 

しかもね、自分と関係のある話題、
しかも中学生にとっては最大の関心事項「友達」のことだから、

気持ちがこもります。

 

気持ちがこもる、意識がそこへ向く、心で感じる
・・・それは頭だけの理解よりずっと残る。


体験したあとに、論理的な比の計算をすると、
すっと理解しやすい。

 

体験をすっとばして論理的なお話だけじゃ、
計算できるようになったって、
意味もわからず計算している子が多い。

 

数学は、頭だけじゃないんですよ。

手を動かして、

心で感じる。

 

その、頭と手と心がうまくバランス良くうごいたとき、

よーーーく理解できて、
染みこむのです。

 

 

 

いい感じでイデアールの授業すすんでいます。

中1、中2 入会希望の方は、まずは体験授業から受けられます。

下のフォームからお申し込みください。

 

 

 


 

これからのイデアール

1月からは小学校6年生対象で、「中学校準備クラス」を3ヶ月間行います。

中学生になったらイデアールに!・・・と思っていらっしゃる方は、準備クラスからのご参加をご検討くださいね。準備クラスから中1クラスへ行く生徒さんだけで満席になってしまって、4月から中1クラスに入れないと悲しいですから。(少人数クラスなので満席になってしまった場合はごめんなさい 涙)

募集開始はこのウェブサイトで告知しますので、お見逃しなく。
e-waldorf newsletter を購読していると、見逃し難いと思います。

幾何学は自然からきている(お花と幾何学)写真多数!

幾何学は自然のなかにあります。
ちょっと「幾何学の目」を養えば、
身の回りにたくさんの幾何学図形があるのが見つけられます。

ここでは、お花のなかにある幾何学!・・・ということで写真をたくさん紹介しますね。

偽物の教材、教育活動

一般の学校で行われていること、
その多くは「偽物」の活動です。

 

あああ、過激発言。(汗)

 

 

言い換えましょう。

学校で何かをつくる。
たいていそれは、
先生や教材開発会社が、
「授業時間と生徒の技量に合うように簡単にしたもの」です。

 

 

その題材、教材には、

それまでに学習したことをうまく使って、
授業時間内に仕上がるように、

本来のものづくりではありえないような簡単さにしてあります。

 

そこには、
その時間で学ぶこと、その単元の学習課題、既習事項以外のことは、
できる限り排除または簡易化してあります。

 

リアルな世界ではありえない状態=偽物です。

 

 

今ね、
9歳の女の子とZOOM算数レッスンで、
お人形のワンピースを作っています。

 

 

お人形は、その子が持っていたものから選びました。

 

 

巻き尺でお人形の採寸。


ワンピースの形を決めて、
デザインと人形の体のサイズに合うように、
自分で型紙をつくります。

 

 

型紙から布を裁断し、洋服を縫う。

 

シュタイナー学校で、
9歳といえば、
算数で長さや重さ、容量などの度量衡を学びます。

 

9歳の危機をのりこえるために、
衣食住についてたくさんの経験をして学びます。

 

洋服をつくりながら、
度量衡を実際に使う。

 

そしてデザインを決めるときに、
いろいろ計算をします。

ここで出てくる計算は、
実は学校では習ってない計算もあります。

だって、計算しやすいように数字を決めるんじゃなくて、
人形のサイズに合わせて数字がでてきて、
そこから計算するんですから。

 

実体験のなかでは、
学校で習ったか習っていないかなんて関係ない。

工夫して答えを見つけなきゃ、服は仕上がりません。

 

問題演習なんかやってるより、
実はずっと難しい問題が出てきている。
でも、具体的な作業のなかの問題だから、
工夫ができて、自然に頭が働いて、
習っていなくても解けてしまう。

 

偽物ではない、リアルの世界では、
あたりまえのことです。

偽物だと、そんな「習っていないこと」など出てこないように、
すごく工夫して教材がつくられています。

教科書だって、変な答えが出てこないように入念に作られてます。
文章題だってありえない設定のものが多いでしょ。

 

教材って、ある意味すごいですよ。

 

子供に必要なことをさせようという善意のもとに作られたのに、
実は本当に大事なことをすっかり排除してるんですから。

(ああ、毒舌 ごめんなさい)

 

で・・・
子どもってね、大人以上に敏感です。

偽物は偽物と見破ります。

 

実際にはこんなのがリアルの世界ではないんだってこと、直感で感じ取ります。

 

偽物って・・・つまらないんですよ。

すごーーーく、やる気が削がれる。

そして、こどもは、

大人が自分のことを見くびっていると感じます。
大人が手を抜いていることも感じ取ります。

で、どうなるか。

子どもは、
「ああ、この程度やっておけばいいんだ」
と、思う。

 

こどもは無意識のうちに手を抜きます。

本人は全然意識してないけど、
結局、大人が子供を見くびる→子どもが大人を見くびることになっています・・・

 

 

でも、

本物の作業をすると、
子どもは本気になります。

 

自分が全部つくってるんだという、
プライドも出てきますしね。

自分オリジナルのものだという歓びや、

作る楽しさが湧いてきます。

 

教える大人だって、手はぬけません。
本気にならなきゃできないんですよ。

 

 

そして、できあがったものは宝物です。

私からみれば、
子どもが実際にした作業の体験と、
やりとげた子どもの頑張りと、
子どもの輝く瞳が宝物です。

 

 

 

 

ZOOM レッスンは、
低学年は親子で一緒にやっているのですが、
こういうリアルの作業だと親の熱意も違います。

親が一生懸命。
それも子どもに影響します。

しかもねえ、
親子の間に流れる雰囲気が、なんともいい。

いい時間を親子一緒に過ごしているのが伝わってきて。

こうやってリアルのことを題材にレッスンをするのは、
教師としては大変です。
手が抜けません。

 

でも、一生懸命の度合いが違う。

だって、子どもが自分で考えていくから。

考えさせられているのではなくて、
自然に、頭が働いていく。

 

世界中にいる素敵な親子と一緒に、
こういう時間を過ごせるのは、
私にとっても幸せなことです。

 


こんな活動を子供と一緒にやりたいなーと思った方。
シュタイナー教育的に、
こんな手仕事をすることをあきらめなくていいんですよ。
ZOOMですからどこにいても気軽に始められます。

親子の楽しい充実した学びの時間。
それはお子さんにとっても、お母さんにとっても、
大事な時間になるはずです。

お気軽にお問い合わせくださいね。

 

ZOOM個別レッスン