シュタイナー算数教育 教師養成コース ただ綺麗なだけじゃない幾何まんだら

 

こんにちは。
石川華代です。

 

春からやってきた「シュタイナー算数教育 教師養成コース」
レベル1の第4期が終盤です。

 

 先日のレッスンから、
受講生さんの作品紹介ーーー

 

かよ先生の授業を受けて、わたしの中の楽しみが増えていって嬉しいです^ ^ (MAさん)

 

 

 

6ヶ月間かけて学ぶこのコースは、
小学校1年生から6年生までの、
各学年の鍵ともなるアクティビティをじっくりやることで、
学年の特性を理解し、
なぜ、この学年でこれをやるのか?
その意味はなんなのか?
どういう効果があるのか?
・・・などということを、
受講者さん自身が体験をしながら理解に落とし込んでいきます。

 

たとえばこちらの幾何作図。

コンパスと定規を使って、
誰でも、きれいに、まったく同じ作図ができます。

 

作図ができたあとは、
色鉛筆で着色をしますが、
この着色の仕方は十人十色。

みんな違うデザインになります。

 

 

色塗りの間に、いろんなことを考えて、思考が広がっていくのを感じました。

 

 

ただきれいに塗っている「塗り絵」を楽しんでいるだけではなく、
そのプロセスには、
算数の思考、
規則性の体験、
自分を見つめる体験など、
さまざまな内的活動があります。

 

「こんな私もいるんだなぁ」と知っているようで知らない自分が出てきそうでワクワクしました。(TTさん)

 

実際、適齢の年齢でこの活動をすると、
こどもたちは、
ものすごくハマります。

夢中になって作図し、
時を忘れて塗り、
作業をしながら、ものすごく考えています。

 

こういう作品をみて、
「わーーー、きれい」
って真似してやってみるのもいいのですが、

 

なぜこれをやっているのか?
どうやれば、その学年にとって最高の学びになるか?
どういう意味が、この活動にあるのか?
その学年のこどもに必要なものは何か?

 

そんなことを知ったうえでやると、

こどもたちが
一番夢中になれる適齢期に、
最高に吸収できる方法で
この活動に取り組ませることができます。

 

せっかくやるなら、
ちゃんとわかってやるほうが、効果はだんぜん上がる。

 

効果、あげたいですよね。
大切なこどもたち、生徒たちに。

 

将来をになう子どもたちに。

 

 

e-waldorf の講座

 

シュタイナー算数教育教師養成コース レベル1 第5期
2020年12月からスタート
説明会2020年10月後半から

 

お父さん・お母さんのシュタイナー学校
2020年12月からスタート
説明会2020年11月

 

はたりえこ先生の「いのちのオイリュトミー」
ZOOM、動画受講受付中
詳細・お申し込みはこちら

 

そして・・・
2021年1月より、
ワクワクの新講座がはじまります!!
ベテランシュタイナー教育者たちの経験を集結してお届けする講座です。
11月に内容公開しますのでお楽しみに。

あけましておめでとうございますー新年のミッション

新しい年の幕開けです。

 

2018年、
応援してくださった読者・受講生の皆さん、
どうもありがとうございました。

 

シュタイナー教育100周年、
そして、
e-waldorf10周年を迎える2019年。

 

シュタイナー教育の学びをますます豊かなものにして
お届けしたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

実は今年は、40年という節目でもあります。
それは・・・

 

9歳で教師になると決めてから、早40年。

 

いや、年取りましたね。
自分でびっくりです。(苦笑)

 

公教育、
シュタイナー教育、
海外子女教育、
子供の教育、
大人の教育、
教材制作、
色々な立場から、ずっと教育に携わってきました。

 

私、シュタイナー教育業界にもう17年いますが・・・

 

シュタイナー教育業界を見てみると、
経営や運営が不安定なところがほとんどです。
ボランティアの力がなければ成り立たない教室、学校、団体。

 

自転車操業程度の収入しか得られない教室。

 

無理しすぎて、
家庭がおろそかになる先生。

 

過労で、休日になった途端寝込む先生。

 

そんな人たちを、
この業界でいやになる程見てきました。

 

それでもみんな頑張っているのは、
本当にシュタイナー教育に惚れ込んでいるからです。

 

その熱意、すごい。
でも、

 

無理している先生たち、
体にも経済的にも負担を抱えている関係者。

 

そこに関わる保護者も、不安を抱えている。

 

幸せや愛、
経済も友愛も循環するはずのシュタイナー思想なのに・・・

 

本当の意味で、
満たされていない。
どこかに無理がある。

 

残念ながら、
まだまだ、
理想には程遠い。

 

本当にいい教育は、
子供を幸せにします。

 

それと同時に、
大人も幸せにします。

 

子どもも幸せ。
親も幸せ。
教師も幸せ。

 

与えることも幸せ。
与えられることも幸せ。

 

与えて、与えられる。

 

いいエネルギーが循環して、
そのバランスがうまく保ててこそ、本当の幸せ。

 

それでこそ、
発展していけるし、
続けていけるし、
広げていくことができる。

 

シュタイナー教育の世界では、
そこに反映される人生観、人間観も
「愛」が基軸にある。

 

私がシュタイナー教育に惹かれる理由の一つです。

 

そして、今はまだ理想通りではなくても、

 

シュタイナー教育は、
そこに関わる人たちみんなが幸せになる方向へ
向かっているはずです。

 

だから、
私は、
シュタイナー教育が、
ボランティアでなく、
仕事の選択肢の一つになるようになってほしい。
無理なく仕事にできる人が増えてほしいと、
心から思っているのです。

 

私自身・・・
シュタイナー教育の仕事が、
生計を立てる手段にならなければ、
シュタイナー教育に従事し続けることはできませんでした。

 

私事になりますが、
私は、4人家族の大黒柱です。
私が稼がなければ、我が家は生活苦に陥ります。

 

夫、収入ゼロ+借金あり・・・で、
私一人で頑張って家族を養いながら、
夫の借金を支払っていたことも何年もあります。

 

だから・・・、
なんとかして、私が生計を立てなくてはいけなくて・・・、

 

でも、やりたい仕事=シュタイナー教育こそが、
その実現の道だと思って・・・・

 

e-waldorf の経営を軌道に乗せました。

 

今は、おかげさまで、
ちゃんと収益もあげ、ビジネスは安泰。

 

大事なのは、どれだけ稼いでいるかじゃなくて、
大好きな仕事を通して、
ちゃんと収入を得られて、
仕事でもプライベートでも、
やりたいことを実現する経済力も自分にある。

 

心を満たす豊かな日々の暮らしがあるということ。

 

それが、
わたしだけではなくて、
みんなの標準になってほしい。

 

身魂注いでやった責任のある仕事を、
与えるばかりではなくて、
相手も幸せ、自分も幸せな、
ウィンウィンの関係が
シュタイナー教育にあってほしい。

 

そうでなきゃ、
いい教育は広がっていかない。
幸せも広がっていかない。

 

そういうシュタイナー教育を、
広めていきたい。

 

目指そう。
みんなが幸せになるシュタイナー教育。
それが、私の、目下のミッションです。

 

 

を修了した受講生さんたちが、

 

「私、人間変わったかも」
「半年前には全く思いもしなかった人生を歩んでいます!」
と言っています。

 

「人の前でシュタイナー教育について語れなかったのに、
自信を持って伝えることができるようになった。」
という人もいます。

 

シュタイナー教育を通して、
ただの「職業訓練」ではなく、
人生観や世界観が変わる。

 

やりがいを見つけて、
今までと違った人生を歩みだす。

 

自信ができて、
自分を認められるようになる。

 

そんな人間としての成長が、
シュタイナー教育には詰まっています。

 

これから
そんな幸せな大人をたくさん増やして、
そんな卒業生たちが、
より多くの子どもたちを幸せにしていく。

 

そんな修了生の皆さんを見ていて、
私自身どれだけ励まされ、幸せになったことか!!

 

みんなで幸せになりましょう。

 

これを読んでいるあなたも、
何か心に響くところがあったら、
私に直接話をしにきてくださいね。

 

ZOOMで私と顔を合わせてお話しするチャンスです。
お見逃しなく。