e-waldorf international ltd への思い 新しいロゴできました

こんにちは。
石川華代です。

 

2020年、
イギリスに移転して、
会社もドイツ法人からイギリス法人にかえました。

 

イギリス法人は
e-waldorf international ltd
といいます。

 

「インターナショナル」には、
e-waldorf の活動が、
日本だけにとどまらず、世界に貢献していくこと。

そして、
世界のシュタイナー教育の生きた情報を、
もっともっと
日本に、実践できる形で届けたい・・・

そんな思いがあります。

 

イギリス法人のロゴを、
グラフィックスデザイナーに作ってもらいました。

 

e-waldorf が
新たに、
羽ばたくため。

 

心機一転。

 

 

このグラフィックスデザイナーはドイツ人。
幼稚園から高校卒業まで、
シュタイナー教育だけで育ちました。

 

ドイツで一番動員数の多い美術館で
グラフィックスデザイナーをしていた、
実力派で、
かなーり、インテリの、
センス抜群のデザイナーです。

 

彼女の提案した3つの全く違うデザインから、
何度もミーティングと修正を重ねたうえに、
最終的に決めたのがこのデザイン。

 

 

 

 

 

 

古き良き時代のアントロポゾフィーのデザインを残しつつ、
アントロに見えなくもないけど、
アントロとは全く違う現代的なデザインを
あえて選びました。

 

 

古いものも尊重する。

その一方で、
新しいことに挑戦し続ける。

シュタイナーが、
世界初の大型コンクリート建築をゲーテアヌムに選んだように、

挑戦をしつづける。
枠を超えることを恐れない。

そんな思いをこめて。

 

そして、私のこだわりで
このデザインは黄金比も使われています。

 

 

 

それが、私の
e-waldorf international ltd を象徴している。

 

そんな気がして、このロゴに決定しました。

 

これから、
いろいろなところで、
このロゴが表に出てくると思います。

 

これからも、
e-waldorf の活動を、
どうぞ見守って、応援してください。

 

私は、挑戦をし続けます。

 

 

 

最近、
またひとつ新たな挑戦をする決意をしました。
覚悟を決めました。

またひとつ飛躍する決意。
それを実現する覚悟。

 

もちろんe-waldorf に関係することです。

もっと、いろんなひとに、
シュタイナー教育で
自分で考える力をつけ
自由に生きていく、その強さを身につけてもらうために。

 

そんな大人に添われて育つ
幸せな子どもが増えるように。

 

それが、
幸せな未来の社会を作ることになるから。

 

壮大な思いが、そこにありますが、
私は。私にできることを、
ひとつひとつ、地道に活動する。

 

活動し続ける。

 

その思い、一心です。

 

ロゴ刷新の意思表明でした。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

 

個々の子どもを理解する方法〜シュタイナー学校でやっている事

 

 

個々の子どもを理解すること。

 

 

学校教員として、指導者として、子どもに接する大人として、

 

そして、親として。

 

 

子どもを理解していると思っているときも、

理解できないと悩んでいる時も、

 

 

大人には見えていない子どものあり方、姿があります。

 

 

人は何かと「判断」して物事を見がち。

 

「~~はこういうものだ」

「~~はこういう子だから」

「過去に~~をしたから」

「末っ子だから」

「この子は多血質だから」

・・・など。

 

でも、

そういう眼で見てしまうと、

本当の姿が曇って見えてしまう。

 

ラベルを貼らない。

型にはめない。

その子、そのままの姿を、偏見を交えず、ただ見る。受け止める。

 

それが理解の第一歩です。

 

理解できたら、自分がどんな対応をしたらいいのか、

問題をどうやって解決したらいいか。

その糸口がストレートに見えてくる。

 

 

シュタイナー学校で、

一人一人の子どもを理解する時、

「チャイルドスタディ」というものをします。

 

 

教員全員が集まって、

一人の子どもについて観察し、シェアしあう。

 

その観察は、

一般の職員会議などによくありがちな、

問題の原因になりそうな友達関係や家庭環境とか・・・ではなく・・・

 

 

そんなことよりまず!!!

 

子どもがどんな姿をしているのか、

歩き方は?

骨格は?

肌の色は?

体の大きさは?

体の特徴は?


そんなところから始めます。

 

 

シュタイナー学校でやっていることなのだけど、

これは、親がやるのもすごく価値があると思うのです。

 

 

親だもの。

そんなこと、今更観察しなくてもわかってる・・・って思いますか?

 

 

生まれてからずっと毎日見てるんだもの。

わかってますよね。

 

でも、改めて、もう一度、見てみる。

 

そこから見えてくることが、

気づくことがたくさんあります。

 

そして、そうやって見ていると、

自分の親としての、子どもの見方が変化しているのが分かります。

 

 

自分(親)が変化する。

それは自分の行動が変化するということ。

口にする言葉が変わるということ。

子育てが変わるということ。

 

 

そんな「チャイルドスタディ」についても、

もうすぐ発行になる書籍でかなり詳しく述べられています。

 

 

書籍は最後の微調整に入ってます。

ああ、もうすぐ完成ーーーー。

 

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