帰国ツアー6&7日目は愛知県

少し期間が空いてしまいましたが、
帰国ツアーの報告をさせてください。


e-waldorf代表石川華代による帰国記念講演会・ワークショップ
6日目は、3月15日(水)豊田市で、
7日目は、3月16日(木)は名古屋市で、開催されました。

豊田市講演会の様子

まずは、3月15日(水)@豊田市。
シュタイナー教育に初めて触れるという方も沢山来てくださいました。

「体験ができて楽しく学べる事がよく分かった」
「子どもが小さいうちに聞けて良かった。一緒に算数を楽しみたい」
「シュタイナー教育は学校へ行く以外には方法がないと思っていたが、
 オンラインでも学べたり、親が学んで子どもに活かせると知れた」
といったお声をいただきました。



名古屋市開催のワークショップ・対談の様子


次に、3月16日(木)@名古屋市。
この日は、少し踏み込んだ内容のワークショップ。
既にe-waldorfの「子育ての講座」
「シュタイナー算数教育 教師養成講座」の受講生も
多くご参加いただきました。

まず最初に、石川華代によるワークショップ。
「黄金比で体験する世界の神秘~7年生数学」


次に、愛知県で「画房寺子屋」を主催されている
はらかずこさんによる、ワークショップ。
「古事記で感じる人間の進化~3年生国語」


そして、最後に「未来へのシュタイナー教育」と題して、
石川華代とはらかずこさんの対談。


「オンラインでは絶対に味わえなかった、
 先生のリアルなぬくもりには心から感動しました」

「美しい黄金比を学び、象形文字を絵を描きながら
 楽しく学ばせていただきました」

「数は美しい、そのメッセージに心が震えました。最高でした。」

「漢字が統一される前の原始の人に思いを馳せる事ができ
 心から楽しいな、とワクワクする学びだと感じました」

などなど、沢山の熱い感想をいただきました。



帰国ツアーは、その後東京で、8日目&9日目を終えました。
次回は、東京開催の様子をお伝えします。

シュタイナー算数教育教師養成講座 第5期 終了しました

こんにちは。
石川華代です。

先週、
シュタイナー算数教育 教師養成講座
レベル1 第5期の全レッスンが終了しました。

この講座は、
2週間で
2つのビデオレッスンを受けて、
その後、ZOOMレッスンを受ける・・・というサイクルを繰り返す
6ヶ月間の講座です。

 

全24レッスン+12回のZOOM。

 

とにかく、
シュタイナー算数を自ら体験してもらい、
この教育の意味を、
自分で体感してもらう。

 

子どもたちにも伝えて、
子供も算数好きになる。

 

 

 

でも・・・、

算数教育ということなので、
受講を決める際には

ハードルは高く感じられる方もいるようです。

 

算数って、
本当に嫌われ者ですから。苦笑

 

だけど、
私が発信しているフォルメンや幾何作品を見て、

「こんなふうに算数を学んだら、私も算数が好きになれたんじゃないか?」
とか
「子どもたちには、こういう美しくて楽しい算数を学んでもらいたい」

さらには、
「私も、今からでも、算数の楽しさを知りたい!」

 

とおっしゃって受講される方もたくさんです。

 

算数という教科は特に、
学校での学習と、私たちの生活が分断されているように思います。

 

算数は教科書の中だけにあるもの・・・と思われがちです。

 

確かに、
教科書にある内容は、
「こんなことやって、なんの役にたつの?」
と思うようなことが目立ちます。

 

文章題だって、
「こんなこと、起こり得ない」
と思うような設定ばかりです。

 

だけど、
シュタイナー算数を知ってみると、
実は、私たちの身の回りにあるものすべてが、
算数とつながっていることに気づきます。

 

しかも、
算数を知れば知るほど、
私たちのまわりの世界が、違う視点で見えてくる。

 

今まで気づかなかった、
美しくて楽しい算数の視点で、
世界が見えるようになってくるのです。

 

だから、

受講者さんたちが、
自分の身の回りにある算数を見つけて、
それが楽しくて、美しくて、
Facebookの投稿で
算数ネタでもりあがっている方がたくさん。笑

 

 

 

私たちシュタイナー教育者のしていることは、
特別なことだと思いません。

 

私たちをとりまくこの世界は、
とても美しく、興味深いものです。

それに気づく感性さえあれば。

 

シュタイナー教育でやっていることは、
その感性を目覚めさせること。

 

残念ながら、
わたしたち大人も、その感性が鈍ってしまっています。

 

だから、

シュタイナー算数教育 教師養成講座で学ぶと、
その感性が磨かれて、
世界の美しさが見えるようになってきます。

 

今まで気づかなかった美しい世界が、
わたしたちのまわりにはあります。

 

せっかくの人生だもの。
少しでもたくさんの、その「美しさ」に、
気づいて生きていったほうが素敵だと思いませんか?

 

これからの未来を生きていく子どもたちには、
子どものうちにその感性を磨いてほしいと思いませんか?

 

シュタイナー算数教育は、
算数を通した人間教育。

 

人生がキラキラと輝く大人になるために。

 

 

受講生さんの言葉

忙しい日々の中、まとまった時間を作るのは決して簡単なことではありませんでしたが 全24回のビデオLesson、zoom講座毎回が驚きと新しい発見に満ち溢れていて半年間楽しく学び続けることができました。 今回受講したのは算数教師養成講座ですが、ここで学んだことはわたしが今までに認識していた算数の範疇だけに 留まることなく、図工造形、心理学、そして子ども達を観察し見守り導いていくための人間力と言っても 過言ではありません。 学んだことがとても多かったので、これから振り返って腑に落としていくまで仕事や子育ての中で繰り返し 実践して身につけていきたいと思います。学び多き半年間をありがとうございました。
長野県 吉川あいこさん

 

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シュタイナー算数教育 教師養成講座
第6期の募集中。
詳細はこちらです。
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シュタイナー教育をシュタイナー学校の外でーーーそのための活動が進んでいます

こんにちは。
石川華代です。

 

シュタイナー教育に携わるようになり、
もう20年以上たちました。

 

もともとは日本の文科省教育の高校数学教師。
そこでみた生徒たちから、
もっといい教育を求めてたどりついたのがシュタイナー教育でした。

 

イギリスのシュタイナー学校で教えていた時、
子どもたちは本当に目をキラキラ輝かせて学んでいました。
なんて幸せなんだろう。

 

そこで教えることも、
やりがいがあり、
なんとも幸せな時間でした。

 

でも、シュタイナー学校が幸せであればあるほど、
この教育を、
シュタイナー学校だけに留めておいてはいけない。
シュタイナー学校に行っていない子供達だって、
こういう教育を受けるチャンスがあって欲しい。
・・・その思いが強くなり・・・
学校を辞めてシュタイナー学校の外での活動を始めました。

 

 

私の e-waldorf の活動は、
そこから始まっています。

 

シュタイナー学校の外へ、
シュタイナー教育を。

 

ただいま
シュタイナー算数教育 教師養成講座
レベル1 第6期 の説明会を開催しています。
詳しくはこちらから

 

もう6期になり、
レベル1、レベル2を終了した受講生さんたちが、
着々と、
日本のあちこちで芽を出しています。

 

教室で教えている人、
学校でシュタイナー教育を取り入れている人、
e-waldorf IDEALで教えている人、
近所の子どもたちを集めて教えている人、
ママ向け体験ワークショップをしている人
・・・いろいろです。

 

自分で教室を開くまではいかなくても、
多くのみなさんが、子育て中なので、
自分の子供たちに、惜しみなく、
シュタイナー教育を実践しています。

 

算数キライでどうしようもなくて、
藁にもすがる気持ちで受講を始めたら・・・
たった3ヶ月ほどで
「算数が一番好き!」
というまでになった。

 

算数だけでなくて、
国語や理科、社会なども、
シュタイナー的に取り組めるようになって、
とても楽しい!

 

そう。
シュタイナー教育は「すべてが繋がっている」ので、
算数を極めると、
他の教科も繋がってくるのです。

 

受講生さんたちが、
そんな楽しい学びを、子供たちに伝えています。

 

私、実は最近、
大手進学塾さんの社員研修講師もしてまして。

 

7週間かけて毎週3時間、
シュタイナー教育にどっぷり浸ってもらって、

シュタイナー教育の醍醐味を味わってもらっています。

シュタイナー教育を、
シュタイナー学校の外にいる子どもたちへ。
その活動は広がります。

 

シュタイナー教育は、

子どもたちが、
枠にハマらず、
枠を超えて、
考える力、創造する力をどんどん伸ばしていく教育です。

 

人に言われたことを覚えるのではなくて、
自分で体験して、考えて、

どんどんその考えを広げていく。

 

だから、学んだことが、
人生に活かせる。

 

テストが終わったらおしまい・・・の教育じゃなくて、
人間を育てる教育です。

 

学問も、人間性も、体も、心も。

 

そんな教育をしたくないですか?

 

シュタイナー学校へ子供を編入させるのもひとつの手だけど、

 

引っ越ししたり転校したりせず、
まず自宅で始められます。

 

「とりあえず、
どんなものか、説明会で様子を見てみよう。」

そんな気軽な一歩を踏み出すと、
子育てが変わります。

 

シュタイナー算数教育 教師養成講座
レベル1 第6期 の説明会 受付中

詳しくはこちらから

 

 

 

 

シュタイナー算数教員養成講座レベル2終了。修了生さんたちの変化に感涙。

こんにちは。
石川華代です。

先日、シュタイナー算数教育 教師養成講座
第3期レベル2が最後のレッスンを終えました。

 

 

e-waldorf でやっている
シュタイナー算数教育 教師養成講座は、

シュタイナー学校じゃない学校や、家でも、
楽しいシュタイナー算数が教えられたらいいな
・・・という思いの人のための講座です。

体験をしたくてワークショップに参加はしてみるものの
・・・楽しいし感動をするけれど、
シュタイナー教育の一部分しかわからない。

・・・シュタイナー教育の全体像が知りたい!!

 

でも、
本格的な「シュタイナー教員養成」となるとちょっと敷居が高いと感じたり。

偉い先生のシュタイナー教育のお話は、
難しすぎてよくわからない。
そして、何を実際やっていいのかわからない・・・とか。

私もそれが、
シュタイナー教育のハードルの高さだとずっと思ってきました。

 

シュタイナー教育は、もっと現実的で、
子どもも、親も幸せになれる教育なのに、
ハードルが高いなんて。

だからシュタイナー算数教員養成を始めたのです。

この講座には、レベル1とレベル2があります。

まず、レベル1では、
シュタイナー算数の1年生から6年生のエッセンスを、
受講者みずからがじっくり体験します。

楽しい!
こんな算数だったら、私も算数が好きになっていたのに!
こんなふうに楽しくて美しい算数を知っていたら、人生変わっていたのに!
こんなふうに、子どもたちに算数を学んで欲しい!

そう感じて、
楽しいだけじゃなくて、そこにある意味を学びます。

楽しいとは思っていたけれど、
それだけじゃなくて、
実は子どもの心を育てているんだ!
体も育てているんだ!
道徳観念も育っているんだ!

そんなことを身を持って体験し、
そこで習ったアクティビティなどを、
子どもたちや、ママ友などに教えられるようになります。

でも、
見様見真似でやっているだけでは
本当のシュタイナー教育になりません。

本当のシュタイナー教師だったら、
自分の授業は自分で創造していくのです。

シュタイナー教育は、
言われたことを言われた通りにやる人間を育てているのではなく、
自らが、自分の生き方、歩む道を創造していく人間を育てています。

シュタイナー教師はまさに、それを実行している人間。

 

シュタイナー教師として、
自らの授業を創造していく力を育てるのが
シュタイナー教育教師養成講座のレベル2です。

シュタイナーの授業を創造できるということは・・・・

文科省カリキュラムの教科書を使っても
シュタイナー的に教えられるということ。

シュタイナー的なアクティビティを真似してやっているだけではなく、
教科書に載っている問題が、
シュタイナー的に変身する。

そんなことを、実際に、レベル2で学んでいきます。

 

今回第3期のレベル2が終了し、

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シュタイナー教育が現実的にできるものだと実感できた。
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これを受けてなかったら、
普通の教育ではまずいと思いながら
その中でできることを探してジレンマに陥ったまま。
e-waldorf でシュタイナー教育を学んだことで
自分にできることがたくさんあり、

実際に効果を出すことができると実感した。
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と、レベル2を修了した
教育現場にいる先生方、
お母さん方が感想を言ってくれました。

私もレベル1・2と1年半密接に講座で繋がってきて、
みなさんの変化をまざまざとみています。

どうしてこの教育をするのか、
どうしてこういう言葉がけや働きかけをするのか、
そんなことに迷いや揺らぎがなくなります。

子どもを見る目が変わります。
子どもの本質をみて、
大人のエゴを押し付けるのではなく、
子どもに何が大切かを元に教育ができるようになる。
その結果、子どもは、心も体も頭も、健やかに成長します。

 

みなさん、内面から変わっていきます。
その姿が眩しくて、
最後のレッスンをしながら実は目がうるうるしてました。

 

ここを旅立つ修了生さんたちは、
これから子どもたちに
感動や心がワクワクする算数の学びをどんどんつたえていくはず。

楽しみでなりません。

 

 

シュタイナー算数教育 教師養成講座は
レベル1第6期を5〜6月に募集予定です。

半年に1回だけの募集になりますので、見逃すことがないよう、
興味のあるかたはメルマガ登録をお勧めします。

 


本物のシュタイナー教育を学ぶ!
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コロナはきっかけにすぎない

こんにちは。
石川華代です。

寒い季節になってきました。

ドイツもフランスも全国的にロックダウンを決定しました。

 

少し遅れて、イギリスも11月は4週間のロックダウンを決定。

 

しめつけが厳しくなってきました。

 

この、いつ終わるかわからないコロナ。
いろいろな影響を及ぼしていると思います。

以前書いた、子供達の不登校などの変化もひとつ。

 

これは、
コロナの影響で不登校になったというよりは、
今までも問題をかかえていたのだけど、
コロナがきっかけになって表に出てきただけだと思います。

 

コロナによって、
問題を隠しておけなくなった。

 

子供だけのことではないです。
私たち大人も、
今の生き方に納得できないままのひと、
コロナ後をどうやっていきていくか不明確なひと、

いろいろいると思いますが・・・

 

コロナは危機であり禍ですが、
禍だったからこそ、
みないことにしていた問題が表に出てきた。
つまり、それを改善することを必要とされている。

 

このコロナをきっかけにして、それを改善できるかどうかが、
コロナ後の私たちが生き生きと生きられるかどうかに影響してくるのでしょう。

 

・・・ということに気づいている人は多いです。

特に、このシュタイナー関連の方々、
私の発信に興味を持ってくださる方は、
気づいている方が多いように思います。

 

今がチャンス。

今が行動を起こすチャンス。

今は問題を改善するチャンス。

 

今こそ、コロナ後に自分らしく生きていくために、
学んで力をつけるチャンス。

 

そう考えて、
今こそ学んでおく時だとおっしゃって、
シュタイナー算数教育養成講座の説明会に参加される方も多いです。

 

コロナを乗り切り、コロナ後の世界を明るく生きていくために、
ほんとうにやりたいことを、今やらなくては。
自分の考えで生きていく力をつけなくては。
それを実行にうつす、技術と、意志の力を、今こそ身に付けなくては。
・・・と。

 

今やっているシュタイナー算数教育教師養成講座の第4期の方々は、
今年春にロックダウンしたばかりのころに参加を決めた方々。

今こそ学ばねば!
と思って来ていらっしゃる方も多いです。

ロックダウンで収入が激減して生活苦だけど
今こそやっておかなきゃ!・・・と言って参加を決めた方も。

 

実際、第4期のみなさんの熱意がすごい。

第3期までもとっても熱心でしたが、
第4期は、もっと生き方に直結させたい・・・というような、
今までとは違う熱意が感じられます。

 

第5期も、そんなコロナ禍まっただなかでの開催。

 

チャンスにして欲しい。
そのチャンスが、みなさんにとっても、子供たちにとっても、
明るい未来を作るから。

いつかやろう・・・ではなく、
この記事が目に入った
今が
やるチャンスだと思って欲しいです。

 

コロナはきっかけにすぎない。
節目でもある。
でも私は、それ以上に、
大きな分かれ目だと思っています。

 

コロナを生かすか、
禍に流されるか。

 

みなさんはどちらを選ぶのでしょうか。

 

*****

 

SMTT Steiner Maths Teacher Training Course
シュタイナー算数教育 教師養成講座
レベル1 第5期 受付中です。
まずは、説明会にご参加ください。
 .
これまで、
シュタイナー学校の先生
公立・私立学校の先生
塾、教室の先生
特別支援級の先生
お母さん・お父さん方
いずれ教室を開きたい方
・・・など、120名ほどが受講してきている講座です。
 .
世界観をかえる、
算数の概念をくつがえす、
楽しくて美しい算数に、大人がハマる。
そんな体験を大人自らがして、
子どもたちに伝えていく。
 .
実り多く、達成感にみちた、
素晴らしい成果が得られる講座です。
 .
本気で学びたい!
と言う気持ちでご受講を決めていただきたいので、
まずは説明会に参加して、
私、石川華代とお話するところからはじめましょう。
詳細、説明会お申し込みはこちらです。
 .

 

子どもを無理なく集中させる方法

こんにちは。
石川華代です。

SMTT Steiner Maths Teacher Training Course
シュタイナー算数教育 教師養成講座
第4期も修了まで残りわずかになってきました。
ただいま第5期説明会開催中です。
詳細・説明会お申し込みはこちら

みなさん、とても熱心に、
毎回、85%以上の出席率で学んでくださっています。

 

先日のレッスンでは、
子どもが自然に授業に入り込む・・・その秘密について学びました。

 

子どもが、勉強や宿題に集中しない。
集中できても、せいぜい20分。

もっと集中させられないかしら?

・・・って思ったことありますか?

 

 

シュタイナー学校では、
小学校1年生から90分ー120分の授業を毎日しています。

授業崩壊もせず、
穏やかに集中します。

 

もちろん、
やっている内容が面白い!
・・・というのも理由の一つです。

 

でも、勉強って、
面白いことばかりではありません。

 

コツコツ訓練することだって、必要です。

 

それは単調で面白くないこともあります。

 

だけど、
シュタイナー学校では、
そんな作業もちゃんと子どもたちがしている。

 

それには、
いくつか大事な要素があり、

いくつもの理由があります。

 

その一つが、

拡散・収縮のリズム。

 

まあ、平たく言えば、

広がる、縮まる
リラックスする、緊張する
伸びる、縮む

・・・言い方はいろいろですが、

そういう流れが授業の中に作られています。

 

人間はずっと集中し続けられません。
人間はずっと興奮してもいられらません。

 

うまく、収縮・拡散の波を創り出してあげる。
それも、
子どもが本来もつ、
収縮・拡散の波に抗わず、その流れを生かして、授業に波をつくる。

 

それは、1つの授業の中にも、
1日の流れの中にも、
週の流れにも、
一年の流れにもあって、
それをうまく生かすことで、
私たちは、より生き生きと生きることができるし、

自然の摂理にそっていて、
より活力が養われるので、
子どもたちにとっても無理がない。

 

集中させる・・・という恣意的なものではなく、

集中できる状況をうまく活用し、
その流れをうまく作り出すことで、
子どもたちはもっと生き生きとするのです。

 

講座では、

拡散させようと思って、自由時間を与えたら、
わーーーっと騒いでしまって落ち着けなくて、
収縮に戻ってこれない。
どうしたらいいの?

・・・という質問も出ました。

 

拡散にもいろいろありますからね。

休憩=拡散
・・・というわけでもないのです。

 

拡散って本当はどういうことなのか?
何が効果的な拡散になるか、
理論だけではなく、
具体的に私たちは何ができるのか、

何をしたらいいのか、
というところまで教育者の視点で話が進みました。

 

こどもたちに、おちついて集中
・・・させたくないですか?

先生、お母さんたち、
みんなに学んで欲しいことです。

 

SMTT Steiner Maths Teacher Training Course
シュタイナー算数教育 教師養成講座
では、
シュタイナー算数でどんなことをやっているのか?
それはなぜ?
ということももちろん学びますが、

こどもが健やかに学んでいけるように、
教育の中でとても大事なエッセンスも学んでいきます。

 

 

 

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シュタイナー算数教育 教師養成講座

ただいま第5期説明会開催中です。
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コロナ禍 こどもたちへの影響は大丈夫?

こんにちは。
石川華代です。

この2020年も残り2ヶ月半となりました。

今年は、コロナ、コロナ。
コロナに翻弄される一年でしたね・・・

しかもまだ終わってない。涙

コロナがいつ終わるかも見込みがつかない・・・。

 

冬、インフルエンザの季節にむけて、
イギリス政府からの規制もだんだん厳しくなってきました。

 

みなさんの暮らしはどうでしょうか?

そして子どもたちは?

 

春の頃は、
子どもとの時間を楽しめていた人も、

長引くにつれて、不安になってきた人もいるのではないでしょうか。

 

学校はあるけれど、
今まで通りではない学校生活。

 

子どもたちはちゃんと学べているのか?

行事もなくなっているけれど、
学校生活はこれでいいのか?

期間限定の子ども時代がこんなんでいいのか?

 

・・・って不安に思っている人も多いと思います。

 

そして、

 

このコロナの時期に、さまざまの理由で、
学校に行けなくなってしまったお子さんの話も耳に届きます。

 

今日も
IDEAL(イデアール、e-waldorf の算数・数学レッスン)の生徒さんと
話をしていたのですが、

 

コロナで隣のクラスにも行けないから、
友達ともしゃべれない。
学校がつまんない・・・。

・・・と。

 

大きな問題ではないように思われるかもしれませんが、
こういうストレスを軽視していると
積み重なってどこかに支障が出てきます。

こんな状況では、
勉強もどんどんつまらなくなりますよね・・・。

 

 

平気なつもりでいても、

やはり、ストレスになっているものです。

 

大人でも、そうだと思います。

 

このコロナで
「全然ストレスありません!」
って断言できる人・・・どのくらいいるのでしょう。

 

今わたしたちにできることは、
ストレスを抱えながら、それを無視するのではなく、

ストレスを自覚して、自分のことも、子どものことも、
「大変だけどよくやってるね!」
って認めたうえで、

 

希望を見つけることだと思うのです。

 

そして、その希望の光を強めていくために、
行動していくこと。

 

その希望の光が何なのかは、
人によっていろいろだとは思いますが・・・

 

学びが楽しくなるようにしてあげる
・・・ということは、希望のひとつだと思います。

 

それも大きな希望のひとつ。

 

 

いつ終わるかわからないコロナ。

 

コロナが終わったら、問題が解決するはず・・・と、
自分に言い聞かせるより、
今できることで、
光を見出しませんか?

 

 

 

宣伝になってしまいますが・・・

みなさんへ希望の光を届けたい、
そんな思いがこの講座には詰まっています。

 

よかったら見てみてくださいね。

 

レベル1第5期 2020年12月開講
気になるかたは、お気軽に説明会にご参加ください。
講座詳細・説明会お申し込みはこちらです。

シュタイナー算数教育 教師養成コース ただ綺麗なだけじゃない幾何まんだら

 

こんにちは。
石川華代です。

 

春からやってきた「シュタイナー算数教育 教師養成コース」
レベル1の第4期が終盤です。

 

 先日のレッスンから、
受講生さんの作品紹介ーーー

 

かよ先生の授業を受けて、わたしの中の楽しみが増えていって嬉しいです^ ^ (MAさん)

 

 

 

6ヶ月間かけて学ぶこのコースは、
小学校1年生から6年生までの、
各学年の鍵ともなるアクティビティをじっくりやることで、
学年の特性を理解し、
なぜ、この学年でこれをやるのか?
その意味はなんなのか?
どういう効果があるのか?
・・・などということを、
受講者さん自身が体験をしながら理解に落とし込んでいきます。

 

たとえばこちらの幾何作図。

コンパスと定規を使って、
誰でも、きれいに、まったく同じ作図ができます。

 

作図ができたあとは、
色鉛筆で着色をしますが、
この着色の仕方は十人十色。

みんな違うデザインになります。

 

 

色塗りの間に、いろんなことを考えて、思考が広がっていくのを感じました。

 

 

ただきれいに塗っている「塗り絵」を楽しんでいるだけではなく、
そのプロセスには、
算数の思考、
規則性の体験、
自分を見つめる体験など、
さまざまな内的活動があります。

 

「こんな私もいるんだなぁ」と知っているようで知らない自分が出てきそうでワクワクしました。(TTさん)

 

実際、適齢の年齢でこの活動をすると、
こどもたちは、
ものすごくハマります。

夢中になって作図し、
時を忘れて塗り、
作業をしながら、ものすごく考えています。

 

こういう作品をみて、
「わーーー、きれい」
って真似してやってみるのもいいのですが、

 

なぜこれをやっているのか?
どうやれば、その学年にとって最高の学びになるか?
どういう意味が、この活動にあるのか?
その学年のこどもに必要なものは何か?

 

そんなことを知ったうえでやると、

こどもたちが
一番夢中になれる適齢期に、
最高に吸収できる方法で
この活動に取り組ませることができます。

 

せっかくやるなら、
ちゃんとわかってやるほうが、効果はだんぜん上がる。

 

効果、あげたいですよね。
大切なこどもたち、生徒たちに。

 

将来をになう子どもたちに。

 

 

e-waldorf の講座

 

シュタイナー算数教育教師養成コース レベル1 第5期
2020年12月からスタート
説明会2020年10月後半から

 

お父さん・お母さんのシュタイナー学校
2020年12月からスタート
説明会2020年11月

 

はたりえこ先生の「いのちのオイリュトミー」
ZOOM、動画受講受付中
詳細・お申し込みはこちら

 

そして・・・
2021年1月より、
ワクワクの新講座がはじまります!!
ベテランシュタイナー教育者たちの経験を集結してお届けする講座です。
11月に内容公開しますのでお楽しみに。

イースターとコロナ。あなたは生き残れますか?

 

こんにちは。
石川華代です。

 

 

イースターの夜、午前1時ごろ、
目が覚めたら夫が横にいませんでした。
結局、夫がベッドに戻ってきたのは午前6時すぎでした。

 

何してたの?

 

と聞いたら、

 

バッハのマタイ受難曲を聴きながら、
ろうそくの光をみつめて、
シュタイナーを読み、
物思いにふけっていた。と。

 

で、何を考えていたの?

 

イースターについて。
トランスフォーメーションについて。

 

はい。
そういう人なんです。笑

 

 

イースターは、
キリストが復活しておしまいではなくて、
これから先、アセンションへとつながる大きな変化のときです。

 

キリストが、
人類が進化する。

 

その大きな流れを2ヶ月くらいかけて祝うのです。

 

 

そして、今、コロナ危機。

 

 

コロナも、私たちのトランスフォーメーションを促しています。

 

 

私たち個人も、
学校も、
システムも、
社会も、
国家も・・・

 

今こそ変わるとき。

 

たまたまフェイスブックでこんな言葉が目に飛び込んできました。

 

『最も強い者が生き残るのではなく、
 最も賢い者が生き延びるのでもない。
 
 唯一生き残ることが出来るのは、
 (環境に適応し)変化できる者である。』

 

という適者生存の法則。
イギリスの哲学者が言ったものらしいですが、

 

本当にそうですね。

 

今、コロナの時期。

仕事がなくなったり、
収入が減る人も多い。

 

みんな大変です。

 

だけど、
そのぶん、いつもなかった時間がある。
いつもできなかったことをする時間がある。

 

この時間を、
何に使いますか?

 

この時期、何をするかで、
私たちの未来は変わってきます。

 

イースターもコロナも、変化を促します。

 

人間も、社会も、国も、変化できなければ滅びる。

 

でも、変化できたら・・・。
この時期を成長の時間に変えることができたら・・・。

 

コロナはピンチじゃなくてチャンスになり、
コロナによるビフォー・アフターは物凄い違いになるでしょう。

もちろん、アフターは、
明るい未来。

 

 

たまたまたこの時期に募集をしている、
シュタイナー算数教育 教師養成コースは、

今、コロナで経済状況は苦しいけれど、今しかない!

と申し込んできた人が何人もいます。

 

これも、コロナをピンチにからチャンスに変える、一つの選択肢。

 

みなさんは、今、何をするでしょうか?

 

 

 

説明会追加開催決定!

 

シュタイナー算数教育 教師養成コース
Steiner Maths Teacher Training (SMTT)

 

 

シュタイナー算数教育 教師養成コース 詳細はこちらです

 

 

SMTT シュタイナー算数教育 教師養成コース 修了生リスト

 

e-waldorf で開催している
「シュタイナー算数教育 教師養成コース」

レベル1は、半年間のコース。
シュタイナー教育の基礎を、体験をとおして学びます。
どんなことを、なぜやっているのかをしっかり学び、ワークショップなど開催できるレベルまでいきます。

レベル2は、1年間のコース。
文科省認可教科書でも、シュタイナー算数のようにアレンジして教える力を育てるコース。

 

これらのコースの修了生たちが、日本各地で活躍中です。

まだまだ、修了生の半分も掲載できていませんが、これからも増やして行きます。

みなさんにとって、
シュタイナー算数を教えられる先生が身近になるように。

 

そのため、
修了生さんの活動リストを作成中です。

 

まだまだこのリストに載っていない修了生さんが多いので、
確認が取れ次第、リストに追加していきます。

 

みなさんの身近に、シュタイナー算数の先生。
それが夢ではなく現実になるように。

 

修了生さんの活動リスト

 

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ただいま、
「シュタイナー算数教育 教師養成コース」
第4期生募集のため、説明会を行っています。

シュタイナー算数を、我が子に教えたい、
シュタイナー算数を、教室などで教えたい。

そんな方に、充実の講座です。
講座終了の6ヶ月後には、
みなさんの「算数」の意識も、
「算数を教える」イメージも、
そしてみなさんの世界観も、
ガラッと変わっていることと思います。

少しでも興味をもった方、お気軽に説明会にご参加くださいね。
説明会に参加したからといって、講座受講義務はありません。