シュタイナーのことば (53)

通常は、幾何学、数学はあたまでなされるものではないということが知られていません。もし足で角度を測定することがなかったなら、頭は角度を思い描くことができません。幾何学的に歩き、幾何学的にものをつかむことがなければ、そもそも幾何学はなかったでしょう。それらの身体の動きが頭にいたり、表象の中に現れるのです。

シュタイナーのことば (52)

運命がどのように地上性から地上性へと織り成されているかを考察しはじめると、通常の生活においては本質的でないと思われることの多くが非常に重要であり、非常に重要と思われることがわずかの意味しかないことがあります。

 

 

 

 

カルマの形成

ルドルフ・シュタイナー著

西川隆範訳

シュタイナーのことば (51)

もし眠ったり休んだりすることができなければ、わたしたちは神々の霊性がこんなにも美しく人生のなかにもたらしてくれたあらゆるものを、正しく目で見たり、耳で聞いたりすることができなくなります。考えてもみてください。1日を楽しくすごしたあとみなさんは夜休息しなければなりません。するとみなさんは、朝には再び元気になります。みなさんの目はよりよく見、みなさんの耳はよりよく聞くようになります。一方、もしいつも目覚めていなければならないとすると、みなさんは神々が作り出した人生を完全なる真実と美において享受し、自分のものにすることがまったくできなくなります。

シュタイナーのことば (49)

年上の人々がこれまでやってきたこと、言い換えれば学校でこれから学ぶ事柄に、子どもたちの敬意と尊敬が向けられること、それが大切なのです。初めから子どもの中に、周囲の文化現象に尊敬の眼を向ける態度がなければなりません。そうすれば、子どもはこの世の経験をすでに積んできた人たちを自分よりも高次の存在であると思えるようになります。子どもの心の中にこのような感情が呼びおこされなければ、教育の現場で私たちは決して前進できないでしょう。

ワルドルフ教育ニューチャー

これから「ワルドルフ教育ニューチャー」という肩書きを使うことにしました。

 

ニューチャー=nurturer

育てる人

 

です。

 

私は20年以上教師をしてきていますが、

教師という言葉にますます違和感を覚えるようになりました。

 

教育活動を実践していて、

私の仕事の目的は、

「教えること」

ではなく

「育てること」

だとずっと思っていたから。
「教えること」は「育てること」の手段のごく一部。

 

 

私の仕事の幅が広がって、

私の活動が、授業を教える「教師」だけではおさまらないこともあり・・・。

 

「教師」というのは社会一般に通用する肩書きなので、

気軽に使っていましたが、

しっくりしない言葉で自分を表すのはやめます。

 

ちょっと勇気をもって

「なにそれ?」

って思われるような肩書きに変えることにしました。

 

今までe-waldorfを育ててきたように、

「ニューチャー」という仕事そのものも、
私が自分で育てていきます。

 

私が育てるものは、

 

子どもたち

大人

 

 

未来を担う子どもたちを育てるために、

今、子供達に接している大人を育てることは必須。

 

その手段になるのが、

ワルドルフシュタイナー教育。人智学。

実際には、

教材・講座制作:家庭で使える教材、先生方の教材研究に使える資料としての教材の制作

レッスン、教師・インストラクターのサポート:教員養成、コンサル

学ぶ場(ワークショップ、レッスン)の創造:私が教えるレッスン、人が学ぶことができるワークショップやイベントの企画

・・・などの活動です。

 

そんな意味と願いと新たな決意をこめて。

 

ワルドルフ教育ニューチャー

石川華代

これからも前向きに活動していきます。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

私たち親子に素晴らしい時間をありがとうございます

楽しい算数アクティビティのご感想

子どもたちにはぜひ、石川さんの教材で大切にされているような算数の世界を味わって欲しいです。前回の分数コラージュも、公立校の息子は少し戸惑っていましたが、親子で楽しみました。

息子の宿題などを見ていてもドリル的な学習ばかり、本人も高得点を取ればOKと思うようになってきており、母親としては危機感を覚えています。

ドリルじゃない、点数じゃない学びの世界に親しんでくれるようにと願うばかりです。私たち親子に素晴らしい時間をありがとうございます(^^)

(NUさま 小学校5年生の息子さんと「楽しい算数アクティビティ」講座受講中)