算数嫌いだった私が数学好きになった理由(3)

算数嫌いだった私が数学好きになった理由(2) からの続きです。

体に染み込んでいた「算数の力」

それは、

計算が正確に早くできるとかではなくて、

算数(他のすべても!)を学ぶための基盤になる基礎力みたいなものともいえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

この「基盤」がなくては、どこかでつまづきます。

伸びません。

 

しかも、

算数だけではない、全ての教科につながります。

 

この基盤をおろそかにすると、

低学年のうちは大丈夫でも、

高学年、中学生、高校生になって伸び悩んだりします。

 

しかも、全ての教科において。

 

怖いのは、

低学年くらいでは、

その基礎力がまだ育っていなくても、

それなりの成績がとれてしまうこと。

 

つまり、親も先生も、

成績は悪くないから、

その基礎力がないということに気づきもしないし、

特別にその「基盤」を育てることをしなければいけないとも思わない。

 

 

 

というか・・・・

 

低学年のうちは、

その基礎力を育てるプロセスの途中でもあるのです。

 

 

 

 

昔は・・・(遠い目)

その基盤が、普通の子どもの毎日の暮らしから自然に養われていました。

かなりの割合で。

 

 

 

 

外で思いっきり遊んだり、

ゲームではなくて、アナログの遊びをしていた。

手をたくさん使う遊びをしていた。

遊ぶときに、遊ことを自分で考え出すスペースがあった。

全身で遊ぶことができた。

テレビやゲームよりも、創造的なことをしていた。

リアルで年齢を超えた人間関係もあったし、

自由時間ももっとあった。

暇で暇で仕方がないという有り余った時間のなかで、

自分のやりたいことを見つけていく「ゆとり」があった。

 

 

もう言い出したらきりがないけれど、

昔はそんな環境があったから、

 

そんな遊びのなかから、

学びの基盤が自然につくられていきました。

 

 

 

 

今は、それが少ない。

 

学校でもやってくれない。

 

だから、基盤のないまま、学校にはいり、

ドリル学習や繰り返し学習で、

習得しようとする。

 

 

 

そうやって基盤のないまま学習をつづけ、

中学、高校で、

地域で1、2位の進学校にいるというのに、

四則演算の意味もろくにわかっていない生徒をたくさん見てきました。

分数や小数の意味もわかっていない生徒もたくさん見てきました。

 

 

つまり、高校で進学高に入れるくらいの成績をとっていた子たちでも、

基盤になる力、

算数、数学を「使える力」が、

身についていない。

 

だって、ちょっと記憶力いい子だったら、

その意味がわかってなくたって、

繰り返し練習したら、似たような問題は解けるようになっちゃうんです。

 

 

 

成績いいんだからいいじゃない?

・・・って思いますか?

 

学校の勉強は、いい大学へ入るため!!

・・・だけであるならいいかもしれません。

 

でも、学校の勉強は、

一生を生きぬいていく力を育てるためにあるはずですよね。

小中高12年間の学びは、進学のためだけじゃなくて、

そのあとも使って役立つ力を育てるためですよね。

 

 

算数の力だってそう。

 

問題解けたって、

それを「使って」生活に役立たせたり、

自分の考えを広げていけたり、

大人になってから仕事をする力になったり・・・

 

そして人生を面白くするものです。

 

 

 

 

 

 

 

学んだことが、

知識として頭の中に入っているけれど、

それが何のことなのか、

現実の生活に結びつけられない。

つまり、染み込んでいない。

他のこと、世界のこと、他の教科と、

算数がまったく結びついていない。

 

そんな状態では、学校の場をはなれたときに、

「算数」「数学」は使えません!

 

算数や数学の考え方は、

人生のどんな問題にも使えるんです。

使えたら、

もっと違った角度でものを考えられるし、

問題解決の道具にもなります。

 

 

 

 

 

人生のなかで出会う問題は、試験問題みたいに、

「解いたことある問題」ばかりじゃないでしょう?

 

うまれてはじめてぶつかる問題を、

自分で解決していかなきゃいけないでしょう?

 

 

それには、「使える力」がなきゃダメなんです!!!!!

 

 

 

 

 

 

算数の基盤、算数を使える力があったから、

わたしは中学でぐんっと進歩することができました。

 

それは、学校だけのことではないです。

人生のどの時期においても、

どんな問題がおきようとも、

基盤が絶対的な力になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は「昔」の世代ですから、

ありがたいことに、

良い環境で子供時代を送ることができました。

 

それに加えて、「あること」で、

ぐんっと伸びる基盤、底力が、

培われていたんだと、確信するのです。

 

その、基盤となる力が、

自然に、楽しく、

しかも、自発的にやりたくてやりたくて仕方がない作業から、

身についていました。

 

 

 

もう随分長々と書いてしまったので、

それが何かということは、また、次回書きます。

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算数苦手だった私が数学好きになった理由(2)

算数苦手だった私が数学好きになった理由(1) からの続きです。

 

中学時代の大逆転。

 

たかだか成績がちょっと伸びただけのことなので、

大逆転もなにもないのだけど、

 

中学生のわたしにしてみたら「大逆転」を成し遂げた気分。

 

 

 

悔しさがバネになった。

 

 

でも、単に悔しさがバネになっただけで

その大逆転が起きたのではないと思うのです。

 

 

 

 

悔しさがあっても、

基本が身についていなかったらここまで伸びなかった。

 

「身についている」っていうのは、

計算が速く正確にできるとか、

テストで点がとれるとか、

 

そんなことじゃありません。

 

 

 

 

 

「身についている」というのは、

体に染み付いている状態です。

 

頭でわかってるだけじゃありません。

教科書に載っている計算とか、算数の説明がわかるだけではなくて、

 

それが、実際に「使える」レベル。

 

 

 

 

 

教師になって生徒を見ていると、

 

 

成績トップの子で、

テストの点はいいけれど、

算数を実際に「使え」ない子は驚くほど多いです。

(ほんと、力強く強調します。驚くほど多いんです。成績いいからって安心しないで!!!)

 

 

 

 

私は、平均値で、

成績でいえば、月とスッポンのスッポンみたいな子だったけど、

 

算数を「使え」ていた。

 

 

 

 

 

だから、後になって、

勉強して、

試験問題にちょっと真面目に取り組んだら、

成績が軽々伸びた。

 

 

ほんと、軽々。

 

 

 

算数嫌いだったし、成績も良くなかったのに。

算数を「使える」力がついていた。

 

でも、自分では、

平均的な成績しかとってないから、

算数できないと思ってたし、

自信もなかったし、

面白くもなかったし。

 

 

でも、客観的には評価してもらえないところで、

「力」はちゃんとついていた。

(評価ってなんなんでしょうね!?)

 

 

しかも、染み付いていた。

「使える」レベルで。

 

 

それがあったからこそ、

大逆転ができたんです。

 

 

 

 

 

どうやって「染み付く」「使える」算数力がついていたか?

 

 

という話を次回したいとおもいます。

つづきはこちら

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リズミックエクササイズ講座〜よく考えられていて関心

リズミックエクササイズ講座、少しずつ発展していくエクササイズ、バラエティに飛んだエクササイズ。本当によく考えられているなと関心しています。

(神奈川県 T さん、教員)

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シュタイナー教育の算数の世界にふれ、その楽しさ、美しさに感動しています。毎回のレッスンが、学びの時間であるだけでなく、アクティビティをすることに癒されています。

(山口県 Yさん)

書籍

本を開いて、感激しました。
まさに、私が欲していたものです!
嬉しさのあまりドキドキしながらページをめくり、また感激し・・・でした。
いえ、大袈裟ではなく。本当に。
これで講座に出かけなくても自分で出来るかもしれないという希望が、さっと見ただけでもページから伝わってきました。
(沖縄県 RUさん)

書籍「幾何アクティビティ」

わたし自身、中学・高校以来はじめて幾何に取り組んでいます。
あれほど苦手感があった幾何がとてもとてもおもしろいこと、
そして新しい世界を開いてくれることに、
感動しながら毎日取り組んでいます。
(大阪 ことばの家 諏訪耕志さん)

親子算数レッスン

マンツーマン、本当に贅沢な時間でした!他の生徒さんがいらしていると又違った雰囲気なのでしょうか。やはり、母子対象という部分、私にとっては大変大きな意義を感じました。最近少し反抗的にもなってきた娘ですので、共通の話題ができて何よりです。

黒板で描かれている様もオンライン上ではありますが十分に親近感が持てました!

娘にとって分数は「計算は楽しいから好き」というものの、
具体的なイメージがあまり浮かばないようで文章問題は苦手でした。

今回、体験を通してイメージすることの大切さに気がついたようです。
(愛知 YSさま)

算数嫌いだった私が数学好きになった理由(1)

そうなんです。

私は算数苦手でした。(笑)

 

今まで算数嫌いだった話はあまりしたことがないので、

驚くひともいるかもしれませんね。

 

 

 

どうしようもなくできなかったわけではないのですが、まあ、平均レベルくらい。

 

難しいと思うより、とにかく退屈でした。

ドリルとかの計算練習とかが退屈で苦痛。

学ぶ内容そのものにも魅力を感じなかったです。

 

だから、宿題以上のことはやろうとはしなかったし。

・・・それもイヤイヤ。ね。

 

とくに頭がいいわけではないので、

その程度の勉強の仕方では、やっぱり平均値くらいなんです。

 

 

中学生になって、突然好きになりました。

平均値くらいだったのが、

1学期間で、クラスで1、2位っていうところまで上がりました。

 

成績ってこんなに簡単に上がるのかと、

自分でびっくりしました。

 

 

本当のところ順位なんてどうでもいいんです。

 

数学にのめり込んだら、楽しくなって、

それが、順位に結果として現れた・・・ということ。

 

 

 

その、「嫌い」から「好き」への転換のきっかけは、

 

先生でした。

 

 

 

 

 

 

 

先生が好きだったとかじゃないの。

(天邪鬼なんです、わたし。笑)

 

 

 

 

先生に言われた言葉に、

傷ついたんです。

 

三者面談のときに言われた言葉

「全然ダメだな。がっかりしたよ。」

 

・・・くやしくて涙が出てきて、

でも、涙を見せるのも悔しかったので、

涙が落ちないよう、ずっと横向いていた・・・

 

今でも、その気持ち、忘れません。

 

 

くやしくて。

こんちくしょう!・・・と思って。

 

で、見返してやろうと。

 

そう思ってちょっとやりはじめたら、数学そのものの面白さに目覚めてしまった。

 

 

 

どんだけ悔しかったんでしょうね。(笑)

 

 

でも、

逆転勝利!とも言える進歩ができたのは、

悔しさのバネの力だけじゃないんです。

 

 

・・・・

 

 

 

また次回書きます。(笑)
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