シュタイナーのことば (54)

強大で広大な反射器具のように、前世が、自分がともにいた人々の心魂から反射されます。そして、自分の行為に関して、「すべては継続している」という印象を得ます。しと再受肉のあいだ、地上で身体の中に有していた自我感情は失われます。しかし、この反射全体から死者は自我感情を得るのです。自分が地上生活において一緒にいた人々の心魂のなかに、自分の行為の反射とともに生きるのです。

カルマの形成

ルドルフ・シュタイナー著

西川隆範訳

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