オープンなシュタイナー学校がここにある!(感動!)

「シュタイナー学校」にもいろいろあります.

 

今まで、アメリカ、イギリス、ドイツと、7校のシュタイナー学校に密接に関わってきました。

 

「シュタイナー学校」って言った時、どんなイメージがわきますか?

教科書がない。
芸術的な授業をする。
創造的な活動がいっぱいある。
テストがない。

もちろん、それは、どこのシュタイナー学校にも共通しています。

 

でも、国によって教育制度が違うので、その国の教育制度に合わせるよう、シュタイナー学校も工夫をこらしています。つまり、そこで大きな違いがある。

同じ国のなかであっても、いろいろと違いがあります。

 

 

 

 

ドイツに来て最初に関わったシュタイナー学校は、いわゆる都市の中心にある「伝統校」でした。

伝統校にありがちなのは、

古い伝統を守る
改革を好まない

古い伝統を守るのはいいのです。

 

 

 

でも、すみません。
毒舌になりますが、

 

 

 

 

 

 

 

 

高慢ちきなシュタイナー学校

 

でした。(あ、ごめんなさい。汗)

 

 

 

 

どことは言いませんが、他にも「高慢ちきなシュタイナー学校」はドイツの中に多数あります。

 

 

高慢ちき。

つまり、

お金持ちが多くて、
インテリが多くて、
アビトゥーアの成績は絶対的に重要。
閉鎖的。
ドイツ人が大多数。

 

それはそれで好きだったんですけどね。笑

街にいくつもシュタイナー学校があるので、それぞれ個性があり、
ニーズや好みで学校を選ぶことができるので、ありがたいことです。

比較的新しい学校(ドイツでは創立30〜40年くらい学校)では、新しいものを取り入れようという意欲があります。

 

 

 

例えば、

新しいカリキュラムを工夫して導入する。
改革の精神とそのエネルギーがある。
アビトゥーアだけでなく、職人向けのカリキュラムとか、障害児と一緒に教育するインテグレーションプログラムとか。
インテリ層でない人たちや、ドイツ人でない人たちにオープン。

 

 

 

今の学校(創立35年くらい)に変わってきて、ものすごく、ありがたいと思っていることがあります。

 

それは、

ドイツ人以外にもオープンな姿勢。

私自身も、アジア人、黄色人種。
見るからに、ドイツ人とは異色の存在ですしね。

 

 

 

 

 

学校には、白人だけでなく、

アジア系、

トルコ系移民、
エジプト移民、

 

 

シリア難民。

 

など・・・いるんですね。

一般的にドイツではちょっと下の階級に見られるような人たちです。

 

ドイツにいる移民といえばトルコ系が大多数。

 

 

 

でも、前の「高慢ちきなシュタイナー学校」には、トルコ系の子供はいなかった。

 

 

 

シリア難民のキャンプは街にいっぱいあるのに、

 

 

シリア難民は学校にいなかった。

アジア系もものすごく少なかった・・・。

 

 

 

 

 

 

今日、夫のところに12年生の生徒がきて、いろいろ話をしていったそうです。

 

 

彼は、アフガニスタンからドイツに来て3年目。

若干17歳の青年です。

アフガニスタンのカブールから3年前に来た。

 

 

 

日本からいえば、カブールなんて、とんでもなく治安が悪い。テロもある。・・・そんなイメージです。

でも、アフガニスタン人の中からすれば、カブールはアフガニスタンで一番安全な都市なんだそうです。安全だからたくさんの人が移り住んで、10年前にはたったの30万都市だったのに、今は600万都市になってる。

 

 

 

その大多数は、日本人からは想像できないほど貧乏です。

安全だっていったって、
日本の常識から考えたらとんでもなく危険。

テロが日常的にある。
爆発物で身近な人が死ぬ。
教育もまともに受けられない同世代の子供がたくさんいる。

 

 

そんな環境を経験してドイツに来ている彼。

 

 

若干17歳ですよ。

 

 

そして、そんな彼を、クラスメイトとして受け入れているドイツの青年たち。

彼らがどんな生きた学びをしているか。

 

 

 

私の息子たちのクラスにも、シリア難民がいます。エジプトからの難民もいます。

そんなクラスメートたちと毎日を共にできるっていうこと。
すごくないですか?

 

 

そしてね、

それが、「みんな違ってみんないい」(金子みすゞ)で表現されるような思想が根底にある教育現場で、人種や国境を越えた経験が実現されているということ。

 

 

私は、涙が出るほど嬉しい。
息子たちがその経験をできることは、心底ありがたいと、心の奥底から思うのです。

 

 

 

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