私は人前で話すのが怖かった

私は、

子どもの頃、

一度も自分から発言できなかった。

 

恥ずかしくてね。

声を出すことそのものが、もう恥ずかしくてね。

 

 

 

先生に当てられた時、

必死の思いで、

「はい」

って答えた。

 

 

先生は深いため息をついた。

「もうちょっと、大きな声が出せないか・・・・・・・・・。」

って、

深々とため息ついた。

 

 

あの時の、先生のため息の深さは、

今でも忘れられない。

 

 

必死に、声出したのに。

私にとっては精一杯の声だったのに。

 

 

そんな私が、教師になりたくて。

9歳の頃から教師になるって決めて。

 

 

それなのに、

そんな私のことだから、

自分で、

「教師なんて向いてない」

ってわかっていた。

 

 

で、教師になっても声出なかったの。

 

 

だから発声練習するようになって。

毎朝通勤の車の中では

一人発声練習してた。

 

 

私の教えていた教室から3つ隣の教室にいた先生に、

「石川先生の声がよく聞こえてくるよ。よく通る声だね。」

って言われた時は、

やっと、大きなコンプレックスを一つ解消できた気がして、

泣きそうだった。

 

 

 

臆病者で、

内気で、

声も出せなかった私。

 

 

今は、

知らない人100人の前でもマイクなしで堂々と話せる。

 

 

人は変われる。

いろんな経験が私を変えてくれた。

 

 

一番私を変えたのは、

シュタイナー教育だった。

 

 

 

シュタイナー学校に行かなかったけど、

シュタイナー教育を学んだことそのものが、

私の人生観、価値観を変えた。

 

 

失敗してもいいんだと腑に落ちた。

何があっても、私は大丈夫だと思えた。

 

転んでも。倒れても。

 

何があっても、

私は私で

大丈夫なのだと。

 

それが今の私の基盤になっている。

 

 

シュタイナー教育は、

子どものためだけの教育じゃない。

 

 

子どもと大人が、

みんな幸せになる教育です。

 

 

誤解することなく、

本当にシュタイナー教育を追求したら、

そこにあるのは自由。

 

それは幸せ。

 

幸せは、トラブルや不幸がないってことじゃない。

 

幸せというのは、

何があっても、幸せを感じる力があるということ。

 

失敗する自分を自分が肯定できること。

 

 

だから、

「シュタイナー教育で育ちたかった」

という大人の人にも、

今からでもシュタイナー教育で学んでほしい。

 

心からそう思うのです。

 

 

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