こんにちは。
石川華代です。
9月9日。
やっと、
やっと、
やっと、
新学期が始まりました!
あああ、長かった。
私たちは、夏休み中にドイツからイギリスへ引っ越してきました。
転校とか引越しとか、
できればないほうがいいですが、
悪いことばかりではありません。
引越し、転校のたびに、
大変な思いをもちろんしてきたのですが、
その度に、息子たちが、
大きく成長する姿をみてきました。
節目、転機、変化は、
成長の大きなきっかけです。
今回の引越しでも、
今までとは全く違う態度で、
責任持って手伝ってくれました。
引越しの荷物をトラックに積み込むほとんどを、
息子たち二人だけで責任持ってやりとげました。
積み込み方も、
もうパズルのように、すばらしく、整然と、無駄なく。
(あまりにも積み込み過ぎたため重量オーバーになったほど。苦笑)
そして、こういう変化の時は、
意図的に「変える」チャンスでもあります。
環境が変化すると、
それに伴って他のことも変化させやすいのです。
たとえば、
今までドイツの学校ではカフェテリアがあり、
そこで昼食をとることができました。
隣にスーパーもあったので、
サンドイッチなどを買ってきて食べることもできました。
だから、私は、お金を渡すだけ。
(けっこう、不経済。涙)
イギリスのこれからの学校は、
学校のカフェテリアも、
近くのスーパーやコンビニもありません。
だから、お弁当必須!
もちろん、
私がお弁当を・・・
作ってあげたりはしません!
夫、息子たちに宣言をしました。
「私は、お弁当は作りません。」
「材料は買っておくから、自分たちで用意して持って行きなさい。」
はい、
もちろん、自分たちで、
ちゃんと作って持って行きましたよ。
今日は、
パスタとサラダと果物。
日本的にはちょっと寂しいお弁当ですが、
イギリス的には、
かなりゴージャスな部類ではないかと思います。笑
環境の変化で、
すんなり、こういう変化をもたらすことができる。
母親の私は、
環境の変化をちゃっかりと、
意識的に利用することで、
子どもを成長させる。
引越しをきっかけに、
夜眠れるようになったり、
進級をきっかけに、役割を増やしたり。
小学校4年生くらいでは、
お弁当を自分でつめて持っていくようにして、
小学校6年生くらいでは、
自分の洗濯物は自分でするようにして、
中学2年生くらいでは、
自分たちのバスルームは自分たちで掃除するようにして・・・
週1回は晩ご飯も作るようにして・・・
朝ごはんも、自分で用意して自分で食べて学校へいくようにして。
引越しで、
自分の部屋が変わるたびに、
自分好みの部屋にしようとするようになったので、
部屋もきれいに整理整頓できるようになりました。
もう、いつでも自立できそうです。
(ああ、らくちん。笑)
環境の変化、
ぜひ、チャンスにしてください。
お母さんのためにも、
子どもたちのためにも。
お母さんの決意も大事です。
「もう手伝わない!」
「もう、子どもたちに任せる!」
・・・って決意する!
そして、もっと大事なことは、
信頼すること。
子どもたちは、自分でできる。
その力を持っているのだということを、
信頼してあげてください。
できないときもあるし、
忘れちゃうこともあるし、
失敗することもある。
でも、それを乗り越える力ももっているということを、
信頼してまかせてあげてくださいね。
(もちろん、年相応で能力に見合ったことをまかせてあげてください。無茶はしない。笑)
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