こんにちは。
石川華代です。
いつも読んでくださって
ありがとうございます。
今週はじめ
ショックな知らせが届きました。
森章吾先生の突然の訃報。
心からご冥福をお祈りいたします。
残念でなりません。
森章吾先生が残してくださった
著書、翻訳書も多数ありますが
こちらにもお宝がたくさんあります。
数多くのご功績に心から感謝しつつ
大切に活かしていきたいと思います。
さて・・・
私は
最近「シュタイナー教育の壁を壊す」
などと
どうも物騒な(?)ことを書いたりしていますが・・・
戦闘態勢の気持ちより
粛々とやれることを積み重ねていこう・・・という気持ちです。
すでに水面化で活動しているのですが・・・
シュタイナー算数・数学教育を
学校で「すぐに使える形」にしていくということ。
シュタイナー算数教育教師養成講座で
たくさんの学校の先生が学び
学校で実践されています。
そこで多くの子供達が
変化を遂げ成長してきています。
でも、
現実として
シュタイナー教育を
シュタイナーでない学校現場で実践していくには
文科省カリキュラムや教材との兼ね合い
先生のノルマ
受験や試験
などの難しい点があり・・・
シュタイナー教育はすばらしいけど
そんなことやってたら教科書終わらないよ!
・・・という現実もあり・・・。
そして、
今の学校の先生の忙しさは尋常ではなく
とてもシュタイナー教育をとりいれつつ教科書も!
・・・なんていう多大なる工夫をしている余裕がないのも現実。
でも・・・
「シュタイナーのやり方で授業をして
教科書の学習範囲はカバーすることができる」
・・・そんな指導案があったら?
子どもたちが
「算数・数学嫌い!」
じゃなくて
「もっとやりたーい!」
と夢中になるようになったら?
それで
子どもたちが
もっと深く学ぶから
テスト対策とか
ドリルでの演習に
今ほど時間を使わず
苦行でもなく
成果を上げられるようになったら?
そのためには
学校で
シュタイナー算数を取り入れやすい形を
作り上げていかねばなりません。
そんなことを現実にするのは
大変な作業です。
大変な作業なのに
私はそれを
現場の先生まかせにしていた!
これから
私も
できるかぎり
現場の先生が実践できる形にしていこうと思っています。
その覚悟を決めました。
そして
私はよく「死」ということを身近に感じているのですが・・・
50半ばでまだまだ元気ですし
きっと10年くらいはまだまだバリバリ働けるでしょう。
そのあとはわかりません。
だから・・・
あとの10年で
算数・数学教育を変える。
・・・というと
大きなことを言い過ぎで
ちょっと自分でも「大丈夫か!?」と思いますが・・・
せめて土台は造る・・・と
決意しています。
今年、
心から敬愛する
人智学の先生方が4人も天に召されました。
まだまだお若いのに。
人の寿命なんてわかりません。
私の力は微力だけれど
生きているうちに
できることはやっておこうと思います。
e-waldorf代表 石川華代がイギリスから発信する
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