言葉の学び・国語の学び〜シュタイナーアプローチ国語

本記事は、シュタイナー教育専門家石川華代のメルマガを元に書いています。

シュタイナーアプローチ ワークショップより

2025年3月東京で行われた
シュタイナーアプローチのイベント
から
1ヶ月経過しました。

会場に足を運んでくださったみなさま。
どうもありがとうございました。

当日はシュタイナーアプローチの中でも
国語と数学について体験していただくワークショップがありました。

このワークショップから
国語講師の塙狼星さんのお話の
ほんの一部分ですが
インスタでご紹介しています。

シュタイナー教育
「素話」で育てるもの

よかったらご覧くださいね。

シュタイナー教育 素話の力

シュタイナー教育で
読み聞かせではなく、
記憶からお話を聞かせる「素話」をします。

「読み聞かせ」では
誰かが描いた絵を見せたりしますが
「素話」では見せません。

だから、子どもたちは
自分の想像力を使って
イメージを膨らませます。

外から入ってきた情報(絵)なのか
自分の内側から
自分で作り出したイメージなのか。

この違いを考えてみるだけでも
自分で作り出すという積極的な活動のほうが
お話への入り込み方がずっと深い
・・・と想像できるのではないでしょうか。

「聞く」ことから
自分で生き生きとした想像を膨らませるから
言葉がイメージと結びつき
生き生きとしたものになる。

それだけでなく
聞いたお話を思い出して
「記憶を蘇らせる」ことが
実はとても大切なところです。

実は
人は聞いたことはほとんど記憶しているそうです。
だけれどその記憶を蘇らせることは
「意志の力」を使う、また別の能力です。

記憶の奥底に沈ませっぱなしではなく
蘇らせることができることで
記憶も生きてくる。

一度記憶した知識も
使うことができる。

それを言葉で表現することで
言葉の力も豊かになる。

受け身だけでない
また
言葉の習得だけでない国語教育です。
国語をとおして人間全体を育てていきます。

そんな教育をシュタイナー国語ではしています。

ただいま
「シュタイナーアプローチ国語教員養成講座」
準備中です。

近々、みなさんに詳細をお知らせできると思いますので
お楽しみに。

子ども向けシュタイナー教育 IDEAL

日本の文科省カリキュラムの算数/数学/国語をシュタイナー教育で学ぶ、子ども向けのオンラインレッスンです。

教科を深く理解し、一生つかえる学力を養い、考える力を磨き、自分の考えをもって行動する人間を育てます。

体験レッスン随時受付中です。