シュタイナー教育で
とても大切にしていることに
「全体から部分へ」
という学びの流れがあります。
シュタイナー算数教育の実例:三角形の学び
たとえば算数で
シュタイナー教育では
「三角形全体」を見て
その中に無数の三角形の形があることを知る。
そのなかに
規則的で美しい「特別な形」があることに気づく。
何が特別なのか
何がそんなに他と違うのか
その規則性はなんなのか
・・・ということを探求していくと
「全部辺が同じ長さだ!」
「2辺が同じ長さだ!」
「直角がある!」
などという、
他の大多数の三角形にはない
「特別な法則」があることに気づく。
全体を知ってからだから
その関連性や
その特別性がわかる。
特別だから
特別な名前もついている。
全体像から学ぶことで得られること
そうやって学んでいると
何が良いと思いますか?
・全体像が見える
・関連性が見える
・他のこととも繋がり学びがどんどん広がる
・奥行きのある学び
点で学ぶことの限界
部分だけ学んでいると
点と点をバラバラに学んでいて
そのつながりが見えず
結局全体像が見えなくてわからない。
面白くないし
つながらないとどんどん忘れていく・・・
大人のためのシュタイナー教育も「全体から部分へ」
子どもたちのためのシュタイナー教育でもそうですが
シュタイナー算数教育教師養成講座のような
大人のためのシュタイナー教育も同じです。
シュタイナー教育の考えを「総合的」に学び、
子ども時代だけでなく
人間の成長全体の流れを俯瞰し
算数だけでなく小中高の「学校教育全体」を見渡す。
そうやって全体を知り
部分を体験して深めていくから
生きて使える学びになります。
現代社会とシュタイナー教育の視点
私たちが生きる現代社会は
とかく「部分」に細分化されています。
でも
私たち大人がもっと視野を広くもち
全体を眺めることができると
子どもの成長も
もっと豊かに、
おおらかにうけとめながら
長期的な人間の人生を考えながら
教育することができます。
自身の人生の捉え方も
本当の意味での「この人生で大切なこと」に
フォーカスできるようになってきます。
シュタイナー算数教育教師養成講の学び
こんなことが
シュタイナー教育では行われていて
「シュタイナー算数教育教師養成講座」
も、そんなシュタイナー教育を
大人の私たちが受けて成長する機会です。
興味のある方は
お気軽に説明会にお越しください。

子どもの算数指導に悩む先生・ママが
子どもが夢中に学んで考える力がつく指導ができるようになる
シュタイナー算数教育教師養成講座
第13期 2025年6月末開講予定

SIMC-Eシュタイナー算数教育プロジェクト
~算数嫌いとさようなら~
「何故、算数が嫌いになる?その対策は?」
楽しく学ぶ、新しい算数教育プロジェクト。人生が学べる、シュタイナーアプローチ算数を公教育へ
3月から小学校中学年がテーマになります