シュタイナー教育の基盤「人間の成長」のこと

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シュタイナー教育とオルタナティブ教育

オルタナティブ教育とは何か?

シュタイナー教育
公教育とは違った考え方で行われている
「オルタナティブ教育」のひとつです。

オルタナティブ教育にもいろいろありますが・・・

  • モンテッソーリ教育
  • イエナプラン教育
  • サドベリー教育
  • レッジョ・エミリア教育

などがあり、
その中でもシュタイナー教育は
世界最大のムーブメント。

どれも
個々の発達を大切にする、
自主性や責任感を育てる
などの
「人間を育てる」ところを
大切にしています。

どれも素晴らしいと思います。

ただ
シュタイナー教育には
他のどの教育にもない特別な点があります。

シュタイナー教育が大切にしていること

シュタイナー教育
芸術的なことも
自然を大切にすることも
個を大切にするところも
自主性を大切にして
自由な人間を育てるところも

とても大切だし
魅力的ですし

子どもの成長に効果的です。

魂の成長に寄り添う教育

でも
それ以上に思うのが

「人間の成長の段階にぴったりあっていること」
が、しみじみ凄いと思うのです。

もっと正確に言うならば
「人間の【魂】の成長の段階にピッタリあっていること」

つまり
単なる「学習能力」の発達という視点でなく
「魂」とかの「目に見えないもの」をふまえて
「成長」をとらえていること。

これは、
他のどのオルタナティブ教育にもない視点です。
そして、
人間の成長を考えるときに
外せない、大切な視点です。

年齢ごとに変化する「魂の状態」に対応した学び

たとえば
5年生と6年生、中学1年生では
それぞれ全く魂の状態が違います。

自分の魂が
世界に好奇心いっぱいの心で向かっているのか(5年生)
世界をそのまま受け止めようとしているのか(6年生)
世界を見ながら自分の考えを紡ぎ出そうとしているのか(中1)

・・・こんな違いがあるので

5年生は、
美しいものをたくさん感じて
感動したり、心をときめかせたり
世界を希望をもって知る体験をする。

6年生は、
世界に通用する法則や規則を
たくさん知って吸収する。

7年生は、
世界のことを知りながら
自分の内側に目を向け
「自分ならではの考え」が出てきたり
抽象的、論理的に考えたりすることで
世界を「自分の目」で洞察することを学んでいる。

そんなことを知っていると

それぞれの学年で
⚪︎何を
⚪︎どのように
学んでいけば、

成長にあった学びになるのかがわかります。

そして
「成長にあった」学びというのは
子どもがまさしくそのときに必要としている学びなので

夢中になってとびついて
吸収して
ぐんっと育っていく学びなのです。

先日のリール
数学嫌いにならないよう
小学生のうちに気をつけておくこと

も、これに関係することです。
今日のこのメールの内容を
踏まえてみていただくと
もっとよくわかると思います♩
よかったらご覧くださいね。

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