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シュタイナー教育IDEAL 保護者対談3

画面の向こうで芽ばえる自信—IDEAL保護者3名が語る「学びが生活につながる瞬間」

IDEALの国語・算数グループに通う3人の保護者(4年生・5年生のご家庭)に、オンラインでも伝わる“体験としての学び”と、学校とのバランスの取り方について聞きました。保護者目線で役立つエピソードなどを抜粋してお届けします。

この記事は、対談の内容をもとに再構成したものです。実際の対談をそのまま掲載したものではなく、読みやすさのために抜粋・要約・編集しています。

目次

生活に“つながる算数”で手応えが生まれます(綾子さん)

1年生から国語・算数を受講し、今は4年生になりました。最近の算数は折り紙の活動が増えて、作品を見せてくれることが増えました。

印象的だったのは、家の台所で起きた算数の瞬間でした。
料理の話をきっかけに、娘とお菓子作りをしました。250gのバターから100gを切り出す場面で、どうすればよいか迷った娘に「半分は何gか考えてみよう」と声をかけました。娘は手を動かしながら考えて、ほぼぴったりの100gを切り出しました。私はその様子を見て、IDEALで培ってる力ってこういうことよねと体験の中で考え方が立ち上がることを実感しました。

また算数のレッスンで足で2の段、手で3の倍数を打ち、声で数える課題に最初はつまずきました。そこで、足だけ→手だけ→合わせて、と段階を分けて練習しました。
数日後、ふっとできる瞬間が訪れました。

1回体に入ってしまうと何も考えずに動くところが、なんて美しいのだろう。
シュタイナー教育ってこういうことよね

安心できる場が“発言”を引き出す(林田 さん)

低学年の頃は「できた!」と自信を持つ場面が多く、学びを楽しんでいました。

成長とともに、母親の自分と比べて「うまくできない」と感じる時期もありましたが、今では一人で受講するようになり、フォルメンが楽しいと笑顔で語っています。スケッチブックを振り返ると、積み重ねてきた学びが形になっていることを実感できます。

また、Zoom グループの仲間とのやりとりを通して、安心感を持ちながら言葉を交わせる関係が育っています。他では口数が少なくても、オンラインでは活発に話す姿に「ここが安心の場なのだ」と感じています。

安心感を得るまですごい時間がかかるタイプで、楽しそうだなっていうのと、蓄積されてるなっていうか、積み重なっていくんだなっていうのを、そばで見て実感してます

物語に共感し、心を深く耕す(青砥 さん)

1年生から受講して4年目。最初は線を引くことも難しかった娘が、気づいたらすごい綺麗な絵を描くようになっていて、いつの間にか物語の一場面を高度に描けるようになっていて、色彩感覚も真っ白の画用紙に躊躇なく色をのせて美しい作品を仕上げるようになりました。

最近は国語レッスンで、良寛さんの生き方やあり方に共感して語ってくれる姿を見て、心が育っているのを感じます。

『モモ』(小学生高学年ぐらいから楽しめる名作)のような本を3年生のうちに読み込み、そこから妄想の世界を楽しんでいます。自分の心の世界を耕し続けているのを感じます。

地方に住んでいてリアルな場に通えない中で、オンラインの授業はメリットの方が大きいと感じています。

youtubeにて「シュタイナー教育とは」配信中

さらに詳しく聞きたい方はyoutubeをご覧ください。

  • 00:00 シュタイナー教育やIDEALをどこで知りましたか?
  • 07:49 IDEALで学んでいる時のお子さんの様子は?
  • 12:46 シュタイナー教育やIDEALをどこで知りましたか?
  • 17:13 IDEALで学んでいる時のお子さんの様子は?
  • 30:31 IDEALと学校の学びについて思う事
  • 44:33 IDEALと家なのでの活動のバランスは?
  • 46:41 ZOOMで学ぶことの悪影響は?
  • 54:06 IDEALへの要望などは?

他の保護者の声

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