子どもたちの危機。ぐんぐん学び育つために、今、親がすべきこと。

こんにちは。
石川華代です。
いつも読んでくださって
ありがとうございます。

先日のメール(シュタイナー教育のe-waldorfメールマガジン)は
子どもたちの
算数・数学の学びを変えていくために
私がすべきこと!

について書きました。

今回は
親として、今、やれることについて書いてみたいと思います。

まず
今の日本の(いえ、日本だけではない)
教育の状況について・・・

私は危機的だと思っています。

たとえば
学校の授業のなかで
先生がパワポで説明する。

動画を使ってみせる。

そんな授業の場面がある。

先生側も
子どもたちが理解しやすいように
工夫しているのだと思います。

確かに
紙に印刷された図だと
どうなってるか考えないとわからなかったり
想像しないと仕組みがわからなかったすることが
動画だと分かりやすい。

でも
分かりやすいということは
「考える」こととか「想像」することを
省略してしまって

「見ているだけで分かった気になる」
と言う危険性がある。

何がいけないかというと
「受け身」だということ。

心が動いたり
感じたりすることがなく
頭も使わないので

よくわからないまま。

(でも、分かった気になってるところが、余計こわい)

心にも記憶にも残らず・・・

先生としては
「あんなに工夫して見せたのに
なんで全然覚えてないんだ!?」
ということになるわけですが

覚えてなくて当然なんです・・・

大事なのは
そこに能動的な活動があって
実際に
体験して
それに出会っているか、ということ。

見ているだけより
実際に手を動かしてノートをとるほうがいい。

説明を聞いているだけより
ディスカッションするほうがいい。

そして
自分の言葉などで説明するなどの
アウトプットができるといい。

言葉できいたことなら
絵だとか
別の表現方法にかえられるといい。

もっといいのは
そこで知ったことについて
自分の表現の仕方で
新しいものを創り出すこと。

こうやって
とことん
自分が積極的に能動的に
体験をして
感じ取って
インプットだけでなくアウトプットしていく。


お母さん、お父さんとしては
今何ができるか?

今すぐにできそうなことだけ
書いてみます。

  1. 子どもたちが見たこと、読んだことなどについて質問する。  

    それってどういうこと?
     どう思う?
     なにがあったの?
     誰が?
     どんな言葉で?  ポイントは、
     大人が説明しようとしないこと。
     (説明すると、子供は受け身になる)
     
  2. 見ているだけでなく手を動かしてやってみる。  

    実際にやってみる。
    試してみる。
  3. 知ったこと、学んだことについて表現する。  

    絵でも、文でも、話し言葉でも
     自分なりのやりかたで
     アウトプットする。

完全じゃなくていい。
上手くできなくていい。

でも、
ちょっとした問いかけとか
できそうなことから
始めてみませんか。

子どもは
日々育っているから
大人も今日できることから
やっていくと
子どもの成長が変わります。

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