石川華代、日本で静寂を感じる
「たくさん」が正解ではない——学びの質を問い直す
こんにちは。
シュタイナー教育専門家 石川華代です。
日本から、お届けします。(2026/05/19)
みなさんは、こう思っていませんか?
たくさん教えれば、たくさん覚える。
たくさん習わせれば、たくさん習得できる。
たくさんの情報を得れば、知識が増える。
シュタイナー教育の講座を丸一開催
2026年5月17日、かえつ有明中・高等学校での、
たっぷり丸一日の講座が終わりました。
そこには、「静寂」がありました。
ささやかな音を全身で聞こうとする意識。
手を動かし、幾何にふれ、いつの間にか没頭してしまう時間。
体も心も深くその場に入り込んで、
みなさんの魂が静かに共鳴していました。
「少なく、深く」——本当の学びとは何か
1日の講座は、
選りすぐられた少しの大切なことを丁寧に学び、
ひとつのことにじっくり時間をかけて取り組む体験でした。
感覚を研ぎ澄ませ、夢中になって、ただその時間の中にいる。
学校生活も、勉強も、日々の暮らしも——
私たちの毎日は、モノとやることで溢れています。
音、映像、情報……雑多なものが絶え間なく押し寄せてきます。
人間は、刺激が多すぎるほど、それを避けようとします。
でも、少ないものをじっくりと体験し味わうと、
それは深く自分の中に入ってきて、本当の財産になる。
今回の講座は、
そんなことをじっくりと味わう時間にもなりました。
一つの深い体験が、人間の力になり未来へと育つ
たくさんの情報を知ることよりも、
たった一つの深い体験のほうが、
よほど心に残り、
良い記憶になり、
人間の力になり、
未来に向かって育っていきます。
来てくださったみなさん、
ここで出会えたすべての方に、心から感謝します。
この体験をさらに育てていくべく、
次の活動が生まれてきそうな予感があります。
どうぞ、楽しみにしていてください。
◆ (千葉県茂原市)シュタイナー算数体験ワークショップ 2026年5月30日(土)
https://drive.google.com/file/d/18aK3lWuwycOUFf-brX4I3Fbz-by-8aFe/view?usp=sharing
シュタイナー算数体験と対話の日。
シュタイナー算数ってなんだろう?・・・という方
もっと楽しい算数を知りたい、という方に。



