こんにちは。
石川華代です。
教育って何だろう?
いい教育って?
私は、「考える力」ということをよく言いますが、
それだけのことではなくて、
集中力、
最後までやり遂げる力、
表現力、
想像力、
想像力、
・・・そんな、
「人間力」と言われる部分もあります。
シュタイナー教育はそれを総合的に育てている教育です。
そして、
同じような考えで、
考える力も人間力も育てている教育をしている先生たちも、
シュタイナー教育以外にいらっしゃいます。
では、
そういう教育と、
シュタイナー教育はどこが違うのだと思いますか?
目指すところは同じでも、
シュタイナー教育にしかないものがたくさんあります。
何だと思いますか?
色々あるけれど・・・
例えば、
世界が美しいということを学びます。
その世界に住む人間が美しいということを、
心で感じ取って、知る。
そして、自分も、
その美しい人間の一人であり、
価値ある存在だと知る。
また、
算数や国語などの教科を教えていても、
心の教育をもしていることも大きなポイント。
例えば、お金の勉強の時に、
お金とは何か?
何のためにあるんだろう?
お金は世界のためにどう役に立つんだろう?
そんなことを考えたり、
色々な体験を通して、
自分の考えを育てていきます。
美しい世界観を育て、
美しい世界を堪能したからこそ、
もう少し大きくなってから、
世界にある、
争いや戦争、差別、不平等などの醜い部分を見たときに、
世界を変えていきたい!
世界のために自分は何ができるんだろう!?
・・・という発想になり、
そのために行動する力も身に付けるのです。
この、「世界の美しさ」という観点、
他の教育ではなかなか見ません。
世界の美しさを伝える教育。
だからこそ、
シュタイナー学校で教える算数や幾何学、数学も、
世界の美しさが現れているのです。
幾何学に現れる美、世界を表す美
そして、この教育が育てていくのは、
本当に大事なことを自分の頭で考えることができて、
真善美を求める心がある人間。
頭だけでは何ともなりません。
本当に大事なこと、本当に美しいことを、
心底知っていて、それを求める強い心があってこそ、
頭もいい働きをするのです。
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