こんにちは。
石川華代です。
ドイツにいると、
やはり、
シュタイナー学校の規模の大きさに圧倒されます。
ドイツだけでも、
230校を超えるシュタイナー学校があり、
ベルリン一都市だけでも、
14もシュタイナー学校がある。
そして・・・
そこにかかわる保護者、教師たちの多いこと。
それぞれの、
シュタイナー学校へたどり着いた道もさまざまです。
今の学校の、ある先生は、もともと、
シュタイナーとは全く関わりのない生活をしていました。
学校も公立へ行ったし、
大学院の博士課程で考古学を学び、
考古学者になりました。
(シュタイナー高校の先生は、「博士」も多いのです)
学者として、
現場での発掘やリサーチ活動をしていたのですが、
仕事にめぐまれなかった彼女。
仕事をもとめて、
ジョブセンター(日本だとハローワークですね)へ行きます。
そこで、勧められたのが、
シュタイナー教師になることでした。(驚)
そして、そのために、
シュタイナー学校教師養成コースに行くことを勧められました。
まったくシュタイナー教育を知らなかった彼女は、
そこで初めてシュタイナー教育に出会い。
興味を持ちます。
そして、シュタイナー教員養成を終え、
今はシュタイナー教師として活躍しています。
驚くことに・・・・
シュタイナー教員養成コースの受講費全額を、
ジョブセンターが出してくれた・・・とのこと。
すごい。
そんな風に、
シュタイナー学校の先生になる道があるなんて。
そんなドイツでも、
シュタイナー教師がたりません。
というか、
あと数年で、
40%くらいのシュタイナー教師が定年退職をしてしまうとか。
さて。
これからどうなるか。
シュタイナー学校の、大きな転換期となるでしょう。
いい転換期にするべく、それぞれの学校で活動中。
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