こんにちは。
石川華代です。
ロンドンに引っ越してきて、2週間と少し。
まだ家族と荷物はドイツにあり、
平常に戻るのはしばらくかかりそうです。
とりあえず、
仕事ができるよう・・・
ZOOMの画面に映るところを整えました。笑
今朝、
何か足りないと思い、
「緑だ! 植物だ!」
と、庭木を切ってきて生けました。
だって、
私の観葉植物とか、まだ全部ドイツにあるんです。苦笑
部屋を片付けるということ。
子育てにもとても大事なポイントです。
先生にとっては、
教室という、教育環境を整えること。
よく使うものが、取り出しやすいところにあること。
生徒や子どもが片付けやすいように、
片付け方がちゃんとわかるような仕組みができていること。
シュタイナー幼稚園でも、
積木はこのバスケット、
プレイシルク(遊び用の布)はここの棚・・・というように、
決まっています。
子どもたちは、
遊びの時間になったら、
欲しいものがどこにあるかすぐわかっていて、
そこにいけばいい。
片付けるときも、
「これはあそこの棚に戻してね」
とか先生が言わなくても、
「いつもの場所」に。
小学校や中学校になっても、
教室の環境を整えるということは、
授業をうまく進めるための大事な準備です。
そして、
落ち着ける環境にする。
欧米の公立学校などでは、
壁中にポスターが貼ってあったりします。
教育用の、
教科書の重要ポイントなんかが1枚にまとめられたものが、
ベタベタと壁中に。
無意識にでも目に入って学べるように、とか、
すぐに壁をみて確認できるとか、
教育意図はわかります。
ただ・・・
落ち着かない。
授業中、意識を向けることは、
授業で行われていることのはず。
でも、授業の内容よりも、
教室中に、意識が散らばってしまう。
焦点が定まらない。
そして、
美しくない・・・・・。
美しくほっとできる空間で、
何がどこにあるのか、
ちゃんと決まっている。
そんな環境は、
子どもにとって安心できて落ちつける環境です。
うちの子、落ち着きがなくて。
・・・っていうような子も、
実は、環境が落ち着けないのかもしれません。
お片付けが得意でないお母さんもいるでしょう。
そして、
部屋を整えるなんて私には無理・・・。
って思うかもしれません。
でも、
お片付けが得意でないからこそ、
子どもが楽にお片付けできる仕組みが、
お母さんにとっても大助かりです。
今、
引越し後の荷物の配置や、
しまう場所を考えながら、
いかにして美しく楽するか?
・・・ってことを第一で考えている私です。
子どものため、
というより、
自分が楽するために。笑
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