Academyブログ 一覧
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シュタイナーのことば (62)
誰かが記憶力衰退に悩んでいるとします。そういうとき、その人が若いときにやったことのある何かを真剣にもう一度やってみるのです。 その人が今47歳だったとしますと、その人が15歳のとき熱心に読んでいた本をもう一度取り上げて、新たに真剣に読み通して... -
シュタイナーのことば (61)
過去の生活の中で得たイメージは内面で独自の生活をいとなんでいますが、そのイメージが新しい刺激をもとめ、そのために激しい欲望を抱くのです。そしてその欲望がみたされないと、その満たされぬ欲望が退屈となって現れるのです。これは私たちが自分自身... -
シュタイナーのことば (60)
判断するときには、「どこへ」が問題になり、愛憎の働きでは、「どこから」が問題になるのです。愛と憎はどこから来たのか、つまり何が別の側からこの魂のいとなみの中に働きかけているのかを考えなければなりません。 そうすれば、愛すること、憎... -
シュタイナーのことば (50)
(小学校入学の)最初の時間に、書くこと、読むこと、計算することが、いまはまだできなくても、学校でそれを習得できるのだという話をすることは、教授法の観点から言って、子どもに非常によい影響を与えます。 このことによって子どもの中に希望がわき、... -
シュタイナーのことば (48)
私たちは自分を人格として感じる自我感情の多くを、まさに言語に負っているのです。この感情は次のような一種の祈りのような気分にまで高めることができます。 「私は周囲で語る言葉を聞く。その時自我の力が言葉を通して私の中に流れ込んでくる」 こと... -
シュタイナーのことば (59)
【粘液質の人の自己教育】 なにごとにも興味を持たない粘液質の人は、本当に面白くない対象にできるだけ関わるようにします。退屈なことに携わって、徹底的に退屈するのがいいのです。そうすると、粘液質が根本的にいやされます。 4... -
シュタイナーのことば (57)
【憂鬱質の人の自己教育】 憂鬱質の人は、人生の苦痛と苦悩を見過ごしてはなりません。世界の苦痛と苦悩を探し出し、同情して苦しむことによって、苦痛を正しい対象と出来事に向けるのです。 憂鬱質の人は、苦労することを無... -
シュタイナーのことば (56)
【胆汁質の人の自己教育】 胆汁質の人は、自分の障害となる情況に遭遇するのがいいのです。怒っても何にもならない情況、怒っているうちに自分の矛盾に気づくような情況に出会うようにするのです。 胆汁の気質を多く含むわた... -
シュタイナーのことば (55)
【多血質のための自己教育】 適切な場面で多血質を示すことが大事なのです。 多血質的に関心が移り変わるのがふさわしい状況を、自分で作り出すことができます。 短期のみの関係がふさわしい情況を、ちいさなかたちであっても... -
シュタイナーのことば (54)
強大で広大な反射器具のように、前世が、自分がともにいた人々の心魂から反射されます。そして、自分の行為に関して、「すべては継続している」という印象を得ます。しと再受肉のあいだ、地上で身体の中に有していた自我感情は失われます。しかし、この反...