粘土は図工だけじゃない 陶芸用粘土のススメ

粘土造形をするとき、

「陶芸用の粘土」をお勧めしています。

 

陶芸用の粘土は、自然の粘土から異物を取り除いたもの。

大地、そのままの重みと感触。

 

 

子どもの頃、

学校で用意された「あぶら粘土」が大嫌いでした。

 

あのベタベタする感触と、

におい。

 

だめ。

 

あぶら粘土の印象=粘土のイメージ

 

なので、粘土が嫌いになってしまいました。

 

 

 

シュタイナー教育に出会ってから、

「陶芸粘土」で、造形をすることを知り、

自然の土に触ることの心地よさを覚えました。

 

 

自然の粘土で造形をすることって、

それ自体が「癒し」なのです。

 

だから、

心地よく体があたたまり、

粘土造形をした日はよく眠れます。

 

体が冷えがちな子どもに、

粘土で造形をさせることで、

手や足などが自然にあたたまる。

 

 

 

そんな効果だけではなくて、

陶芸用の土だから、作品を乾燥させることができる。

もしも陶芸用の窯で焼いてもらうことができるなら、

焼いてもらって、

さらに釉をかけて焼いて貰えば、

素敵な作品に仕上がります。

 

 

 

 

陶芸用の土の柔らかさは「水分」で調節します。

 

粘土造形していると、

粘土が乾いてくる。

 

水をスプレーでふきかければ、

粘土の柔らかさを自分で調節できる。

 

乾いて固くなっちゃった!・・・という粘土は、

小さくちぎって水をスプレーして、

タッパーで密封して1日おいておいたら、

生き返ります。

 

 

そんな感じで、

今日は、粘土の再生作業。

 

・・・を、

息子にやってもらいました。

 

気持ちが落ち着いて、

癒しになりますよ。

 

粘液質の子どもは、

こつこつと、幸せそうに作業をしてくれます。

 

憂鬱質の子どもは、

できる限りの丁寧さで仕上げてくれます。

 

胆汁質の子どもは、

硬くて大きな粘土のかたまりに挑んでくれますし、

すごい勢いで作業してくれます。(笑)

 

多血質の子どもは、

粘土を触りながら、粘土遊びが花開きます。

 

 

この粘土再生の作業も、

アクティビティに取り入れるといいですね。

 

 

 

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