子どもを無理なく集中させる方法

こんにちは。
石川華代です。

SMTT Steiner Maths Teacher Training Course
シュタイナー算数教育 教師養成講座
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みなさん、とても熱心に、
毎回、85%以上の出席率で学んでくださっています。

 

先日のレッスンでは、
子どもが自然に授業に入り込む・・・その秘密について学びました。

 

子どもが、勉強や宿題に集中しない。
集中できても、せいぜい20分。

もっと集中させられないかしら?

・・・って思ったことありますか?

 

 

シュタイナー学校では、
小学校1年生から90分ー120分の授業を毎日しています。

授業崩壊もせず、
穏やかに集中します。

 

もちろん、
やっている内容が面白い!
・・・というのも理由の一つです。

 

でも、勉強って、
面白いことばかりではありません。

 

コツコツ訓練することだって、必要です。

 

それは単調で面白くないこともあります。

 

だけど、
シュタイナー学校では、
そんな作業もちゃんと子どもたちがしている。

 

それには、
いくつか大事な要素があり、

いくつもの理由があります。

 

その一つが、

拡散・収縮のリズム。

 

まあ、平たく言えば、

広がる、縮まる
リラックスする、緊張する
伸びる、縮む

・・・言い方はいろいろですが、

そういう流れが授業の中に作られています。

 

人間はずっと集中し続けられません。
人間はずっと興奮してもいられらません。

 

うまく、収縮・拡散の波を創り出してあげる。
それも、
子どもが本来もつ、
収縮・拡散の波に抗わず、その流れを生かして、授業に波をつくる。

 

それは、1つの授業の中にも、
1日の流れの中にも、
週の流れにも、
一年の流れにもあって、
それをうまく生かすことで、
私たちは、より生き生きと生きることができるし、

自然の摂理にそっていて、
より活力が養われるので、
子どもたちにとっても無理がない。

 

集中させる・・・という恣意的なものではなく、

集中できる状況をうまく活用し、
その流れをうまく作り出すことで、
子どもたちはもっと生き生きとするのです。

 

講座では、

拡散させようと思って、自由時間を与えたら、
わーーーっと騒いでしまって落ち着けなくて、
収縮に戻ってこれない。
どうしたらいいの?

・・・という質問も出ました。

 

拡散にもいろいろありますからね。

休憩=拡散
・・・というわけでもないのです。

 

拡散って本当はどういうことなのか?
何が効果的な拡散になるか、
理論だけではなく、
具体的に私たちは何ができるのか、

何をしたらいいのか、
というところまで教育者の視点で話が進みました。

 

こどもたちに、おちついて集中
・・・させたくないですか?

先生、お母さんたち、
みんなに学んで欲しいことです。

 

SMTT Steiner Maths Teacher Training Course
シュタイナー算数教育 教師養成講座
では、
シュタイナー算数でどんなことをやっているのか?
それはなぜ?
ということももちろん学びますが、

こどもが健やかに学んでいけるように、
教育の中でとても大事なエッセンスも学んでいきます。

 

 

 

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この記事を書いた人

シュタイナー教育歴17年。ドイツからシュタイナー教育情報を発信。シュタイナー教育とメインストリーム教育の架け橋になるべく活動中。

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