１月２７日、
NPO法人おひさまの丘 宮城シュタイナー学園
８年生担任 福島玲子さんと、e-waldorf代表石川華代による、
“シュタイナー教育特別対談 「できる」を生み出す教育”
が開催されました。
その内容の一部より、
「シュタイナー教育で育った子ども達の特徴」について、
ご紹介します。
※ “シュタイナー教育特別対談 「できる」を生み出す教育”は、
２月２４日（土）までアーカイブ視聴いただけます。
シュタイナー学校で育つ子どもの特徴
NPO法人おひさまの丘 宮城シュタイナー学園で
育ってきた８年生の子どもたち、
そして、石川がこれまで海外で出会ってきた
シュタイナー学校で育った子どもたちについて、
対談の中では、こんな特徴が挙げられました。
価値の基準が自分の中にある（他者評価に寄らない）
「褒めてもらいたい、評価されたい」
という他者の評価のために
何かを取り組む、ということがなく、
自分が取り組みたいから取り組んでいる。
「自分が良いと思うものを作り上げたい」
という気力に満ちている。
集中力と根気がある
自分の中から沸いてくる
「やりたい」という気持ちで取り組むので、
夢中で取り組み、やり遂げる。
時間を忘れて没頭する集中力、
何度でも納得いくまでやり直していく根気が
自然に育まれている。
新しいものに挑戦するときの「不安」がない
素晴らしい芸術作品や
手がかかりそうな工芸作品を目の前にしても、
全くひるまない。
こういうものを、僕たち私たちはこれから作るんだね、
という自然な感じで、「できる」ことが前提にある。
何かできる感じ、できそうだ、という自信がベースにある。
優劣でものごとをみない
授業で作った作品など、
同じ工程で作った作品であっても
必ずその子らしさがでてくる。
そうした「その子らしさ」を
こども同士で見つけて、認め合っている。
自分に対しても、
ありのままを認めていて、
決して自分を卑下しない。
こうした特徴を踏まえて、
子ども達は、社会の価値観ではなくて、
「自分自身が今大事なこと」を感じていく力があり、
それを元に行動する力、
ものごとを自分で解決する力も育まれている。
だから先生たちも、
シュタイナー学校で育った子ども達が
「自分の道を歩んでいくことができる」
「素晴らしい人生を歩んでいく」
と、確信している。
対談前半では、
具体的なシュタイナー学校での子ども達の様子を
例に挙げながら、そんなお話が繰り広げられました。
何が子ども達を成長させるのか？
シュタイナー学校の子ども達は、
なぜそんな風に成長するのでしょうか？
普通学校と何が違うのでしょうか？
対談後半は、
シュタイナー学校ならではの
先生のあり方や授業の内容などから、
どのように子どもが育っていくのか、
対話を通じて紐解く時間となりました。
その内容は、とても文書では伝わりません。
是非対談を直接聴いてみてくださいね。
福島さんと石川の熱のこもったお話から
沢山のエネルギーをもらえるはずです。
対談では、
NPO法人おひさまの丘 宮城シュタイナー学園を、
つくってしまった福島さんの
そのエネルギーはどこから来るのか？
そんなお話も聴くことが出来ます。
シュタイナー教育特別対談 「できる」を生み出す教育（アーカイブ視聴）
シュタイナー学校担任として
１−８年生まで子どもたちの教育をしてきた
福島玲子さん。
シュタイナー教育で育った子どもたちの素晴らしさ
どうやって素晴らしい子どもたちが育ってきたか
ということを
具体的なエピソードを交えながら
１時間半たっぷりお話ししています。
そして最後には
明るい希望がもてるような
二人からのメッセージも。
アーカイブ視聴は1ヶ月間。（２月２４日まで）
まだ今からでもお申し込み可能です。
※FELLOWSHIPメンバーは無料で視聴いただけます。
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