EWAL のミッション 石川華代のパッション

こんにちは。
石川華代です。

この数日で
人智学、シュタイナー教育を仕事にしている
仲間たちとじっくり話す機会がありました。

イギリス、日本、東南アジアからの仲間たち3人
それぞれと数時間ずつ。

シュタイナー教育を
もっと色々な人に届けていきたい
という思いを熱ーく共感しあったり

アントロポゾフィーが
なかなか広まらないことについて
議論しあったり・・・。

人智学でつながる仲間でも
立場も違い
考え方も違います。

協力できるところは協力しあえたら
良い活動が広げていける。

考え方が違っていても
それぞれのあり方を尊重したい。
それぞれの良さを活かして
お互いが、いい活動をしていけたら良いと思う。

でも、
3人との共通したところと違ったところを
会話を通して感じながら・・・

「私が何を思ってこの活動をしているのか?」
「EWALはどんな方針でやっているのか?」

というようなことを、
みなさんに
もっとはっきりとお伝えしておいたほうがいい
・・・と感じました。

なので、今日は
(一回で終わりそうにないけど)
私、石川華代のパッションと
EWALのミッションについて
語らせてください。

私の活動方針の基本は
「いい教育を多くの人たちに届けること」です。

「シュタイナー教育を守る」
とか
「シュタイナー教育を伝える」
とかではなく・・・

そして
「シュタイナー教育をする」
ことが目的でもない。

私にとっては
「いい教育」
が目的で
「シュタイナー教育」
が手段なんです。

目の前にいる私の生徒さん、受講生さん
一人一人違う。

その人主体で
何が一番大切なのかを考える。

だから
公教育の現場にいる子どもたちだって
不登校の子供達だって

シュタイナー教育を
型通りにやらせるんじゃなくて
その子の立場と
その子のあり方と
その子の現場を見て

その子が成長するために
何が一番大切かを考えて実践する。

妥協して
シュタイナー教育を週1回でもいい
オンラインでもいい

その中でできて
子どもが成長するために
シュタイナー教育を「進化」させて
私たちに何ができるかを
考えに考えて
そこでベストな教育を生み出していく。

シュタイナー教育はこうあるべき!
という不自由さではなく
柔軟に対応できること。

「こうあるべき!」
っていうのは
教師や社会や慣習などのおしつけだし。

今、
本当に大切なことは何かを
感じとり
自由な思考で考え
実践すること。

でも
そういうのって
型通りのシュタイナー教育をするより
ずっと革新的で
クリエイティブじゃないといけないし

オープンな心とか
多様性を把握していることとか
必要になってくる。

しかも
自分と受講生・生徒は違う人間。

教師の価値観
社会の一般常識のフィルターをかけてみていたら
相手のことなんて判らないまま。

判ろうとすることなしに
いい教育なんてできない。

他人の靴を履く。
エンパシーが必要。

でも
そこをなんとかして
とことん相手に添って
もっとシュタイナー教育を拓けたものにしていこう
・・・・というのが

私の、
2009年e-waldorf 設立当初から
ずっと変わらずに思っていることです。

私も
不完全で小さな人間だから
いつも相手の立場のことを
理解できるかっていったら
正直いって難しい。

私には理解するのが難しい人が世の中にはいます。

でも、
自分のエゴをおしつけていないか?
私は、
相手の立場や
相手にとって本当に必要なものを
本気で感じ取ろうとしているか?

そう常に自分に問いかけながら

とにかく
その視点で人を見ようと
努力はし続けています・・・

教育者としての自己教育努力は
一生続けていくつもりです

だけど
それとは別の
大きな壁もあります。

その壁を打破したい・・・

そのための行動のひとつが
E-WALDORF ACADEMY in LONDON(EWAL) です。

また長くなりそうなので
次のメールで書きますね。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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