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物語を歩く― 大人のための神話と文学 ―

E-Waldorf Academy in London presents|シュタイナーアプローチ物語講座|石川華代 監修

物語を歩く ― 大人のための神話と文学 ―

世界のはじまりから、今を生きる「私」へ。

神話と文学を、知るのではなく体験する12の時間。

神話や文学を教養として学ぶのではなく、聞き、心に像を描き、思い出し、言葉にし、描き、書き、動く。シュタイナーアプローチで芸術的にものがたりを味わう。——大人になった今、物語を知識として学ぶのではなく、ものがたりを感じて生きるしなやかさを育む12回講座です。

SET1 創世神話  /  SET2 古事記  /  SET3 良寛  /  SET4 近現代文学

3回ごとに一つのテーマが完結。全12回の連続講座としても、3回1セットの講座としても受講できます。

*上図はイメージです。本講座で内容が異なる場合があります。

講座について

全12回を、世界の始まり → 神々の営み → 一人の人間の生 → 人間の内面という流れで構成します。焦点は少しずつ、世界から神々へ、一人の人生へ、そして人間の内側へと移っていきます。

世界はどのように生まれたのか。神と人間はどのように関わってきたのか。人はどのように生きるのか。世界や他者とどう関わり、自分自身をどう見つめるのか——人間が長く問い続けてきたものに、物語を通して触れていきます。

この講座では、神話や文学の「正しい意味」を教えることを目的としません。聞く → 心に像をつくる → 思い出す → 自分で関係を発見する → 言葉にする → 芸術的に表現する——シュタイナーアプローチが大切にするこの過程を、大人自身にも体験してもらいます。

講座の旅路 イントロ+全4セット・全13回

INTRODUCTION 体験講座 75分 |11月5日(木)

旧約聖書『創世記』|世界のはじまり

「世界は、どのように始まったのだろう?」

旧約聖書『創世記』のはじまりを、物語とシンプルな芸術体験を通して味わいます。

「物語を知る」のではなく、「物語を体験する」とはどんなことなのか。

本講座で大切にしている学び方を、まずは体験していただく60分です。

  1. イントロ 体験レッスン60分(講師:ふくざわちなつ)
  2. シュタイナー教育専門家石川華代からの話 15分

SET 1|創世神話 全3回

世界は、どのように始まったのだろう

遠い昔から、人は「この世界はどのように始まったのだろう」と物語を紡いできました。旧約聖書、マヤ、北欧。三つの異なる創世神話の世界を、一つずつじっくりと味わいます。

第1回 旧約聖書『創世記』|11月25日(水)

体験講座で触れた『創世記』の続きをたどり、七日間の創造の物語を最後まで味わいます。

第2回 マヤ神話『ポポル・ヴフ』|12月23日(水)

マヤに伝わる創世神話を通して、世界と人間のはじまりの物語に出会います。

第3回 北欧神話|1月27日(水)

北欧に伝わる、壮大な世界のはじまりの物語を味わいます。

三つの異なる創世神話を体験し、「世界の始まり」「神」「自然」「人間」がそれぞれどう描かれているかを感じます。

知識として比較するのではなく、一つひとつの世界を十分に体験し、最後にその違いを振り返ります。

SET 2|古事記 全3回

神々の物語を歩く

日本に伝わる最古の物語のひとつ『古事記』。国や神々の誕生から始まる物語を、三つの場面を通してたどります。

第4回 イザナギとイザナミ|2月24日(水)

二柱の神から始まる、国と神々の誕生の物語を味わいます。

第5回 アマテラスとスサノオ|3月24日(水)

アマテラスとスサノオ、二柱の神をめぐる物語をたどります。

第6回 オオクニヌシ|4月28日(水)

さまざまな出来事を経ながら歩んでいく、オオクニヌシの物語に出会います。

三つの物語を通して、個性豊かな神々が織りなす『古事記』の世界を味わいます。

SET 3|良寛 全3回

一人の人間の生涯をたどる

江戸時代を生きた禅僧・良寛。

若き日の良寛から、修行の日々、五合庵での暮らし、人々との交流まで。

その生涯を、詩や漢詩、エピソードとともにたどります。

第7回 若き良寛|5月26日(水)

良寛は、どのように自分の道を歩み始めたのでしょう。若き日の姿から、その人生をたどり始めます。

第8回 五合庵の良寛|6月23日(水)

自然の中で営まれた、良寛の日々の暮らしとことばを味わいます。

第9回 人々の中の良寛|7月28日(水)

子どもたちとの遊びや人々との交流から、良寛の姿に触れていきます。

一人の人間が歩んだ時間をたどりながら、良寛のことばと生き方を味わいます。

SET 4|近現代文学 全3回

物語の中から、人間を見つめる

子どもの頃に読んだことのある物語も、大人になった今、もう一度出会ってみると、違うものが見えてくるかもしれません。

三つの文学作品を、あらためてじっくりと味わいます。

第10回 宮沢賢治『注文の多い料理店』|8月25日(水)

二人の紳士が迷い込んだ、不思議な西洋料理店。物語の中を一緒にたどります。

第11回 新美南吉『ごんぎつね』|9月22日(水)

ごんと兵十の物語を、大人になった今、あらためて味わいます。

第12回 芥川龍之介『蜘蛛の糸』|10月27日(水)

極楽と地獄を舞台に描かれる、短くも印象深い物語をじっくりと味わいます。

三つの作品を通して、それぞれの物語から自分の中に何が残るのかを見つめます。

*上図はイメージです。本講座で内容が異なる場合があります。

この講座で得られること

1. 物語を「理解する」だけでなく、深く味わう力

あらすじや作者の意図を知るだけでなく、言葉から自分の中に像を生み、物語を自分自身の体験として受け取る読み方を経験します。

2. 一つの正解に頼らず、自分で感じ、問い、考える力

講師から解釈を与えられるのではなく、「私はどう感じたのか」「なぜそう感じたのか」を大切にし、答えのないものと向き合う体験を重ねます。

3. 世界・他者・自分を見る、新しい視点

異なる神話や人間の生、文学作品に触れることで、これまで当たり前だと思っていたものを別の角度から見る機会をつくります。

4. シュタイナー教育が物語を大切にする理由を、体験から理解する

教育方法を知識として学ぶのではなく、子どもたちが物語や芸術を通して何を体験しているのかを、大人自身が実際に経験します。

5. 神話や文学を、自分自身の心や魂の糧として持ち帰る

何千年も語り継がれてきた神話や文学にある誕生、喪失、葛藤、他者との関係、生と死に触れながら、今の自分に響くものを受け取ることを目指します。

*上図はイメージです。本講座で内容が異なる場合があります。

物語を「知る」のではなく、物語を「体験して味わう」。
世界の始まりから、いま、この時代を生きる「私」へ——

講師からのメッセージ

講師:ふくざわちなつ

現在、e-waldorfでシュタイナーアプローチによる国語・算数のレッスン講師をしております、ふくざわちなつです。息子の学びを模索する中でシュタイナー教育と出会い、自らも学びを深め、現在は子どもたちへのレッスンを担当しています。

レッスンでは、物語を聞くだけでなく、色を重ねたり、描いたり、言葉を書いたりします。上手・下手を問わないシンプルな芸術体験により、物語がさらに深く自分の魂に染み渡ります。子どもたちとのレッスンを通して、子どもが成長するのを目の当たりにしてきました。

子どもたちだけでなく、私自身も物事の受け止め方が、少しずつ変わってきたのを感じています。

神話の中では、失ったり、争ったり、一見「なぜこんなことが」と思う出来事が何度も起こります。けれど最後までたどると、その出来事があったから誰かが動き、また別の何かが生まれ、世界は次の姿へと進んだことがわかります。

私はもともと、先の見通しが立たないことに不安を感じやすく、早く答えを出したりしたくなる方でした。でも今は、「まだ物語の途中なのかもしれない。この先、ここから何が生まれるんだろう」と、少し力を抜いて今を大切に過ごせるようになりました。その結果、思い通りに進まないことや想定外のことが起きても、すぐに答えを出そうとせず、少し距離をとってその先を待てるようになりました。それは自分自身のことだけでなく、息子の成長を見守るときにも同じです。

今見えている姿だけで判断せず、「この先、ここから何が育っていくのだろう」と、以前より長い目で見守れるようになったと感じています。

物語は、答えを教えてくれるものというより、生きる力をくれるものなのかもしれません。

この講座では、シュタイナー国語でするような文学の芸術体験を、大人の皆さんと共有していきたいと思います。その体験が、皆さんの魂に響き、生き方・在り方に豊かさをもたらすことを願って。

私が見つけた答えをお伝えするのではなく、一緒に物語を歩き、手を動かしながら、それぞれの中に何が生まれるのかを味わう。

そんな時間を、この講座でつくれたらと思っています。

ふくざわちなつ

開催概要

日程 

  • 2026年11月25日(水)より毎月第4水曜 午前 10:30~
    2026年 11月25日(水)・12月23日(水)
    2027年 1月27日(水)・2月24日(水)・3月24日(水)・4月28日(水)・5月26日(水)
    ・6月23日(水)・7月28日(水)・8月25日(水)・9月22日(水)・10月27日(水)
  • イントロダクション実施日:11月5日(木)21:30~22:45
  • 開催形式 オンライン(アーカイブ受講あり(アーカイブ視聴1ヶ月))
  • ※リアルタイム出席の人は、講座レジュメをプレゼントします。

参加費 

区分受講形態料金
一般・FELLOWSHIPイントロダクション(体験講座)4,000円
一般全受講12回5,000円 × 12回 = 60,000円
(毎月自動引き落とし)
1セット(3回講座)18,000円
FELLOWSHIPメンバー特別価格全受講12回4,500円 × 12回 = 54,000円
(毎月自動引き落とし)
1セット(3回講座)16,200円

キャンセル等は長期受講講座 受講規約をご覧ください。ただし、規約にある、事前の予習レッスン動画、予習資料などは今回ありません。

  • 最低催行人数 4人
  • 対象 18才以上

もちもの 

  • シュトックマー ブロッククレヨン・スティッククレヨン
  • 12色以上の色鉛筆
  • スケッチブック(F2サイズ<251mm*192mm以上)

講師

ふくざわちなつ

e-waldorf シュタイナー算数教育教師養成コース レベル1・レベル2第1期、シュタイナー国語教育教師養成コース レベル1修了。

発達に個性のある息子の子育てをきっかけに、さまざまな学びのあり方を模索する中でシュタイナー教育と出会う。息子のレッスン受講をきっかけに自らも教師養成コースで学び、現在はe-waldorfで子どもたちへの国語・算数のレッスンを担当。

一人ひとりの感じ方や考える過程を大切にし、神話や文学を、聞く・思い描く・語る・描くといった体験を通して味わうレッスンを実践している。

某教育系スクールでは、未就園児から小学2年生までのレッスンインストラクターとして4年間勤務。子育てを通して療育や発達支援についても学びを重ねてきた。

監修

シュタイナー教育専門家 石川華代

主催

E-WALDORF ACADEMY in LONDON