(海外話)クリスマスキャロル

 

 

こんにちは。
石川華代です。

 

第2アドベント。

 

アドベントはクリスマスを待つとき。
クリスマスとアドベントは別物です。

 

クリスマスツリーは、クリスマスのもの。
アドベントのものではないから、
24日まで飾りません。

 

今まで、
アメリカ、イギリス、ドイツと移り住んできて、
一番、
アドベントとクリスマス時期の神聖さを感じられたのが、
イギリスでした。

 

教会で聴く、クリスマスキャロルは、
華々しくなく、
神聖で厳かで、美しい。

 

イギリスのシュタイナー学校の、
グロスター大聖堂での
2時間近くに及ぶ、キャロルコンサート。

毎年それをきいて、
聖書の言葉を胸に刻んでいた時間は、
宝物でした。

 

gloucester cathedral

グロスター大聖堂

 

 

たくさんのキャロルの中でも、
一番好きなのはこれ ↓ かな。

好きなのがありすぎて選べませんが。

 

 

よかったら皆さんもきいてみてくださいね。

 

 

毎年、グロスター大聖堂で、
1000人くらいでこれを大合唱してた。
いつも、歌いながら感動して泣いていた曲です。

 

あの頃は、
クリスマスコンサートのために、
学校で何度も歌っていた息子たち。

クリスマス終わっても、自然に歌が口からこぼれ出る。

 

イースターくらいまで、
クリスマスキャロルが繰り返される我が家でした。

 

ドイツにきてからそれがない。
なんだか寂しい・・・。

 

 


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(教育他)大丈夫!?・・・気をつけたい言葉

 

 

こんにちは。
石川華代です。

 

恐ろしい勢いで時間がすぎていき、
もう師走も半ば・・・

 

今年の秋は、
ほんとうにむちゃくちゃです。

 

どうしてここまでいろいろ重なるか・・・というくらい、
そして、もう頑張れないよーーーって思うくらい。

 

今まで生きてきた中で、
一番頑張ってる!・・・って断言できるくらいの数ヶ月です。

 

私だけじゃない。
こういう経験は誰でもありますよね。

 

こういうとき、
不用意に、
「頑張って」
って言われることがあります。

 

もうこれ以上頑張れない・・・って思ってる時に言われる、
「頑張って」
の言葉。

 

ガラガラと崩れ落ちそうになるほど、
つらいです。

 

「頑張ってる」っていうのは、
客観的に判断できることじゃない。

 

他人から見て、
まだまだ頑張れるでしょーーー
って思えるかもしれないけど、
本人としてはいっぱいいっぱいだったりする。

 

そういうとき、必要なのは、

「頑張って」
という激励ではなく、
「頑張ってるよね。頑張ってること、わかってるよ」
って、共感してもらえること。

 

そういうときに「頑張って」って言われると、
これ以上頑張れなくなる。
崩れ落ちる。

共感してもらえると、
もうちょっと頑張れるような気になったりする。

 

・・・だから、
子どもに対しても、
「頑張って」
という言葉は、できるだけ使わないようにしています。

 

 

 

 

あとひとつ。

「大丈夫!?」という言葉も。

 

 

何かあった時に気軽に出てしまう言葉だし、
相手を思いやる言葉です。

 

でも、
「大丈夫?」
・・・って聞かれたら、
どう答えますか?

 

反射的に、
「大丈夫」
って答えてしまうものです。

 

大丈夫じゃなくても。

 

というか、
大丈夫じゃないときほど、
「大丈夫」
って答えてしまいます。

 

「大丈夫じゃないよーーー」
とか言えるときは、
意外に大丈夫なとき。

 

大丈夫じゃない時に
「大丈夫」と言わせてしまうことは、
追い詰めることになりかねない。

 

大丈夫じゃないときに、
「大丈夫じゃない」
「助けが必要なんだ」
って、素直に言えるような言葉がけを気をつけたい。

 

「大丈夫?」
じゃなくて、
「しんどいねえ」
「たくさんやったよねえ」
「休んでもいいんだよ」
「お母さんもつかれた。一緒に休んでくれる?」
「痛いよね」

 

とか。
かける言葉は、
状況と相手によるけれど、
一言一言に気をつけたいと常々思うのです。

 

 

 

 

 


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(シュタイナー&ドイツ話)聖ニコラスの日

 

こんにちは。
石川華代です。

 

今日(12/6)は、聖ニコラスの日。

 

世界各地のシュタイナー学校では、
この日に、
聖ニコラスと
ニコラスに付き添ってくる、
ボロを身にまとったクランプス(いろいろ名前があるみたい)が、
教室に訪れます。

 

ニコラスは、
子どもたちにみかんなどの小さなプレゼントを渡し、
子どもひとりひとりにメッセージを伝えます。

 

クランプスはいたずらっ子で、
ニコラスの周りで子どもをからかったり、
いたずらをしています。

 

私も、
カリフォルニアのルドルフ・シュタイナー・カレッジにいたころ、
聖ニコラスの思い出があります。

 

ロナルド(先生)がふんする聖ニコラス。
その周りをとびまわる、クランプス役Tさん。

 

私たち学生は、子どものように、

聖ニコラスに、
みかんをもらい、メッセージを受け取りました。

聖ニコラスから私へのメッセージは、
私が悩み苦しんでいることに共感し、
励ますメッセージでした。

 

たまらなくなって、
涙ボロボロ流しました。

 

みかんが涙でぐしょぐしょに濡れてしまいました・・・。

 

 

あの時の聖ニコラスの言葉は、
いまだに忘れません。
その言葉に、ロナルドのあたたかい愛があったことも。

 

 

そんな聖ニコラスの日。

 

シュタイナー学校ならではのものかと思いきや・・・

 

ドイツでは、
普通に誰でも、
シュタイナー学校じゃなくてもある行事。

 

子どものいる家に、
聖ニコラスがやってきて、
子どもたちの靴の中に、ちいさなプレゼントを入れていきます。

 

 

ドイツでは、
シュタイナー学校でやっていることは、
民族の伝統に根ざしているものだと感じられます。

 

伝統や文化があって、
そこに寄り添うような形で、
学校行事が行われてきた。

 

それが、
ドイツの外へシュタイナー学校が伝わった時、
「シュタイナー学校での特別行事」として、
伝わった。

 

その結果、
シュタイナー学校だけでしかやらない行事が、
世界各国あちこちに。

 

それはそれで素敵なことだけど、
やはり、
自分の国の文化ほどは、
深く感じ取れないものだということも、
私は身に染みて感じています。

 

 

でも・・・

贅沢なことはしなくていい。
みかんひとつと、
心からのメッセージ。

 

そんな小さな「贈り物」を、
子どもたちに伝える特別な日があるって、
素敵なことですね。

 

大事な人に、
ちゃんと心を伝えていきたい。
それは、各国共通の、愛の表し方。

 

Spacial thanks to the picture
http://blingee.com/blingee/view/127078597-Happy-St-Nicholas-Day-Dec-6-

 

 

 


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(幾何)IDEALイデアール大人の幾何学〜美しい幾何にひたる時間

 

こんにちは。
石川華代です。

 

今週は、月1回の
IDEAL大人の幾何学講座
がありました。

 

高校で習うある曲線を使って、
こんな曲線を描きました。

 

 

曲線を描きながら味わい、
その曲線から自分なりの創造をして、
自発的な学びをする。

そして色鉛筆で着色する、
意志の活動で、思考と感情が働きつつ、
瞑想的なプロセスがまた楽しい。

 

夜遅い時間なので、
みなさんお疲れなのですが、
熱心に作品に取り組まれていました。

 

 

幾何学って、みなさんにとってなんですか?

と問いかけると、

中学生のとき本当に嫌いだったんだけど、
シュタイナー教育で、
幾何学の規則がある美しさに出会ってから、
世界がガラッと変わった。
世界が広がって幸せ。

 

規則とか、調和とか、
目で見たときに、好きだなーーーって思う。

 

これまでは、
美しい形と数学が結びつくことがなかったけど、
シュタイナーの幾何に出会ってから、
幾何っていう分野が広がった。

 

などという答えが返ってきました。

 

私にとって、
幾何学の魅力は、
自然とつながっていたり、
形の美しいものには、数字の美しさもあったりするところ。

 

そして、
肉体だけでは到底到達できないようなところまで、
思考で到達できる喜びは、至福です。

 

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毎回1回ごとに完結する内容なので、
途中からのご参加も歓迎です。
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(暮らし) みつろうラップつくり

 

 

こんにちは。
石川華代です。

 

この数年よく聞く「みつろうラップ」
使ったことありますか?

 

我が家は、
もともと「ラップ」そのものを使わない暮らしなので、
蜜蝋ラップの必要性も全く感じてなかったのですが・・・

 

ドイツパンを包んだ時に
保存性がいい・・・のかも?

という期待とともに、
使ってみたくなりました。

 

ところが、
販売されているみつろうラップをいろいろ見てみたのですが・・・

 

どれも、
プリント柄が、
嫌い。

 

私は、
身の回りで日々使うものは、
基本、シンプルで、絵のないもの。

邪魔にならない、
存在感のないデザインを選びます。

 

本当に好きな、大事なものだけが、際立って欲しい。
脇役はとにかくシンプルに。
だから、
食器も全て真っ白オンリーです。

 

だいたい、
暮らしの中で、
「モノ」は全部脇役・・・と思ってます。

 

 

だから、
とりあえず、
手元にあったギンガムチェックの端切れで作ってみました。

ほんとは無地がよかったんだけどね。
ちょうどいい厚さのコットンがこれしかなかった・・・。

 

 

 

みつろうは、
手元に残ってたものと、
使った後の
みつろうろうそくのかけらを細かくしたもの。

材料を一切買うことなく、
家にあったものだけで。

 

手作りの良さは、
工夫次第で、
使いやすいものに、自分で調節したり改善できること。

このみつろうラップは、
最初ちょっと蜜蝋つきすぎた感じだったので、
新しい布と重ねてアイロン当てたら、
いい感じのが2枚できました。

失敗は成功の元。笑

 

さて、
ドイツパンの保存には、どうなんでしょう。
お楽しみ。

簡単エコ手作り。
よかったら皆さんもどうぞ。

 

作り方

1.  コットンの布(ブロードくらいが使いやすいかな)をピンキングバサミで好きな大きさに切る。
2.  布よりひとまわり大きいベーキング紙を2枚用意する。
3.  アイロンボードの上に、ベーキング紙をのせ、その上に布をのせる。
4.  みつろうの粒を布の上にまんべんなくのせる。
5.  もう一枚のベーキング紙をのせる。
6.  アイロンをかけ、みつろうをとかし、蜜蝋が布全体に染み渡るようにする。
7.  みつろうがつかなかったところに、みつろうを少し乗せて、もう一度アイロンかけ。
8.  ベーキング紙をはがして乾かしてできあがり。

 

 

 

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(シュタイナー教育)黒板や木製品の手入れ

 

こんにちは。
石川華代です。

 

今日、いつものように、
黒板にフォルメンを描きました。

 

フォルメン

 

 

描いた時、
ちょっといつもと違った感触。

 

なんだか、
ツルツルなんです。

 

私の黒板は、
手作りしたものです。

 

板に黒いペンキを塗ります。
乾かしてまた塗って、
乾かしてやすりをかけて、
また塗って、乾かして、またやすりをかけて。

 

そんな工程を経て、
丁寧につくりあげたものです。

 

表面は、
ざらざらすぎると描きにくいし、
ツルツルすぎるとチョークがのらない。

 

ちょうどいい表面にしあげるのですが、
使っていると、だんだんすり減って、ツルツルに。

 

シュタイナー学校では、
毎年塗り替えたりします。

 

私の黒板も、そろそろ塗り替えたほうが良さそうです。

 

手入れといえば、
学校で使う机なども、
子供達が手入れをします。

 

毎年、学年の終わりには、
机をやすりかけ。

 

1年使って、
落書きもあったり、
コンパスで刺した穴とかもあり・・・

やすりをかけることで、
きれいに生まれ変わります。

 

 

手入れすることで長く使えるモノを使い、
それを手入れする暮らしがあるということ。

 

 

シュタイナー教育に惹かれている人は、
それが大事だと気づいている人たちだと思います。

でも、

あまりにも、
使い捨て文化に慣れてしまって、
家具を自分でやすりをかけて、きれいにすることができる
・・・・なんてことを、
想像もしない人もいるのではないでしょうか。

 

 

 

合板や集成材は、日々の手入れは簡単。
でも古くなってしまった時の手入れや、
加工などはしにくいです。

無垢材のものは、手入れしたり、
加工して使いやすい形にしたりできます。

 

使い込んで古くなったものにやすりをかけたら、
新品みたいになる。

 

それも、自分の手で、
使い慣れた道具が蘇る!

 

そんな作業は、
子どもたちの生きる力になります。

 

 

ちなみに、
私は、IKEAの無垢材の本棚を愛用しています。笑

無垢材だけど安いものもあるんですよー。笑

 

小物も無垢材で。

私はあえて、
ニスも塗っていないものを選びます。

 

 

 

 

家具を新しく買うことはそうないと思うけど、
木の小物を買う時には無垢材で。

 

そしてお子さんと一緒に、
手入れをして欲しいと思います。

 

木のおもちゃだって、
丁寧にやすりがけをすると、
新品同様になります。

 

やすりかけした後は、
ニスではなく、
アマニ油とか蜜蝋クリームとかを塗ってくださいね。
口に入れても大丈夫な自然素材です。

 

 

地球にゴミを増やさないだけでなく、
子どもの世界観が育ちます。
ものを大切にするだけでなく、
子ども自身の、
この世界で生きていく力になりますよ。

 

 

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(季節の手作り)今年のトランスパレントスター(作り方つき)

 

こんにちは。
石川華代です。

 

11月も半ば・・・
忙しくなってきます。

私のこの季節の恒例といえば・・・
トランスパレントスター作り。

 

これがないとアドベントが迎えられません。

トランスパレントスター2019

 

毎年定番の形は作ります。(右下)

 

でも、
あとは、いつもアドリブというか、
そのときの気分で適当に作ります。

 

なので、この写真も、
右下以外の4つは、誰かの作り方を見たりせず、
適当に作ったモノ。

 

おる角度をちょっと変えたりするだけで、
全く違った表情の星が出来上がるのが、
オリジナルの醍醐味でしょうか。

 

こんなことを毎年しているので、
毎年、好きなデザインができるのですが、

翌年、

作り方を覚えていなくて、
再現不能。笑

 

写真があれば、なんとかなるんですけどね。笑

 

 

今年は、とりあえず。
作り方を描いてみました。

 

 

 

上、真ん中のもの。

 

 

8枚つくって、
中心点をあわせて、45度ずつ回転させてのりづけ。

 

 

上、右の星。

 

 

 

こちらも、
8枚つくって、
中心点をあわせて、45度ずつ回転させてのりづけ。

 

スティックのりで貼り合わせて、
スティックのりを裏につけて窓に貼り付けます。

スティックのりは、水拭きできれいに落ちますのでご心配なくー。

 

材料のトランスパレントペーパーは、
こちらで購入できます。

 

 

星の光に見守られて、
心温かなアドベントとクリスマスが迎えられますように。

 

 

 

定番の形は、こちらの本に作り方載ってます。

 

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(子育て)こどもにぜったい大事なこと-簡単にできる実践

こんにちは。
石川華代です。

 

先日
「こどもにぜったい大事なこと」
というテーマで記事を書きました。

 

いかに、
現代の子どもの育つ環境が、
子どもの能力を開花する機会を奪っているかということ。

 

それが、
危険なレベルであること。

 

体の動きと、
頭の働き、思考の働き、言語習得、自我の成長など
全部つながっているということ。

 

で、
今日は、
今の生活環境のなかでできることを
考えてみたいと思います。

 

 

理想を追求するなら、
「丁寧な暮らし」
「スローライフ」
が良いです。

 

でも、
現実として、
それができるお母さんは少ないのではないかと思います。

 

子育てと家事だけでも大変なのに、
それプラスアルファ・・・って。

 

もちろん、
子どものペースを大事にしながら、
一緒に料理をしたり、
お洗濯ものを干したり、
ホウキや雑巾でお掃除をしたり・・・

それをすることで、
子どもが育ちますから、
結果的に子育てが楽になります。

 

・・・が!

 

いいお母さんであろうと頑張っているお母さん方に、
あれも、これも、
と押し付けることはしたくないです。

 

お母さんが、
ゆったりとした気持ちでいることが、
まず一番の丁寧な暮らしだと思います。

 

なので、
ここでは、簡単にできる、
ちょっとした提案をしたいと思います。

 

1. 便利グッズをやめてみる

 

たとえば、
子どもの運動靴を、
マジックテープのものではなく、
靴紐のあるものにする。

カチッと簡単に開け閉めできる筆箱ではなく、
こんな鉛筆入れにしてみる。

 

 

 

きれいにクルクル巻いたり、
紐をきれいな蝶々結びにしたり。

 

ちょっとしたことだけど、
その一手間が毎日の暮らしの中にあり、
自然に手を使うようになる。

 

また、
鉛筆を削るときに、
電動の鉛筆削りではなく、
ナイフで削る。

 

ファスナーで脱ぎ着できるものではなく、
ボタンのついた衣服にする。

 

洗濯板で小さなものを洗ってみる。
靴下とか、
人形のお洋服とか。

 

2. 昔ながらの家事

 

ほうきとちりとりでのお掃除を取り入れる。

全部じゃなくていいです。
でも、例えば玄関先はほうきで、
とか、
バスルームなどの狭い空間用のほうきを用意したり。

 

ちょっとしたところに、
昔ながらの道具を取り入れてみてください。

 

結構、掃除機を持ち出すより楽ですよ。

 

また・・・、
電子レンジをやめてみる。

これは、電子レンジに慣れている人には、
ハードルが高いかもしれません。

 

でも、電子レンジの害を避ける意味でも、
できれば、
せめて、回数を減らして欲しいと思います。

 

電子レンジの代わりに蒸し器を使ったり。
鍋で温めたり。

電子レンジでは、
そこで何が行われているのか、
全くわからないですよね。

水が沸騰する様子をみたり、
蒸気に触れてみたらびっくりするほど熱かったり、
時間をかけないと、
中まで暖まらなかったり・・・

電子レンジを使うと、
そんな様子を実感することもありません。

この実体験、
感覚を育てるうえでも、
世界を知るうえでも、
すごく大事です。

理科の実験を
生活のなかで体験しているようなものでもありますよね。

 

こんな、ちょっと丁寧に、
昔ながらのやり方での家事を、
子どもに見せてあげて欲しいし、
子どもに参加させて欲しいと思います。

 

あれもこれもと、完璧を目指す必要はないです。

 

完璧を目指すが故に、
疲れちゃって、
心のゆとりがなくなったら本末転倒。

できることから取り入れてみてくださいね。

 

とくに幼児期にやっておくと、
子どもの成長が変わってくるので、後々子育てが楽になりますよ。

 

 

 

 

 

(ドイツ暮らし)味だけじゃないオーガニックの良さ

 

こんにちは。
石川華代です。

最近、毎週土曜日のお楽しみ。

 

 

それは、オーガニックのファーマーズマーケット。
出店されているお店の大半が、オーガニック。

 

野菜が新鮮。デメター認証もたくさん。
(デメター認証:シュタイナーのバイオダイナミック農業の認証。オーガニックの最高峰。)

 

 

計り売りで、
持参したエコバッグに、つめこんで。

無駄な包装もいらないのが嬉しいー。

 

 

 

 

チーズ屋さんもいくつかあるけど・・・
こちらは「ひつじのチーズ」専門店。

 

 

 

花束も買ってきました。

 

 

あとは、お肉や鮮魚、パンも。

 

はちみつ屋さんでは、みつろうろうそくも売ってます。

 

 

 

 

 

ここのファーマーズマーケットが好きなのは、
売っている商品がいい
・・・ってことだけではないのです。

 

集まってくる人たちが、
なんだかとってもあたたかい。

 

お店の人たちや、個性溢れるファーマーたちも、
すごく、気の良い人たちです。

 

ギスギスした感じや、
ビジネスライクな感じが全くなく、
おだやかで、平和で、あたたかい。

 

「こんど払うねー」
って、ツケで買っていく人たちも多い。

 

ここには人と人の信頼があるんだなあ。
・・・としみじみ。

 

 

 

 

で!!

一つの店で10種類以上の野菜や果物を買ったりするのですが、

 

お店の人が、

ひとつひとつ測って、ノートに書きつけて、
レジもなく、
電卓もなく・・・、

ペンで筆算してる。

 

数学教師としては涙が出るほど嬉しいのです。

 

 

今時は、
何でもかんでもカード払いで、
お金の動きが見えないし、
お金を数えることもしないから、

子どもたちの算数能力も落ちる一方!

 

お子さんには、ぜひ、
現金をもって、
買い物にいかせてください!
(突然、算数ネタ)

 

 

話をもどして・・・

 

人と人のつながりがあって、
買ったあとに、
「良い週末をー」
っていう一言が、
決まり文句ではなくて、気持ちのこもった言葉。

 

ここで、
体の栄養と、
心の栄養を、
たっぷり1週間分もらった気がするのです。

 

みなさんも良い1週間をお過ごしくださいね。

 

 

 

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(子育て)こどもにぜったい大事なこと

こんにちは。
石川華代です。

 

私たちの生活って、
ずいぶん便利になりました。

 

ドイツから日本にたまに帰国すると、
新しい家のハイテクに驚きます。

 

先進国ドイツから行っても、
いろんなことが自動化されていてびっくりです。

 

日本のトイレがすごいことは有名ですが、
お風呂もすごいですね。

 

すごく便利になっているのですが、
その影響で、
苦しむ人たちがいます。

 

みなさんの愛するひとたちです。

 

それは、
こどもたち。

 

少し昔の、不便な生活は、

人間が手を動かして、
掃除をしたり、
お風呂のお湯の温度を手で感じたり、
料理にも他の家事にも、
人間が自分でする作業=手や感覚を使う作業
が不可欠でした。

 

今、それがことごとく減ってきています。

 

こどもたちは、
それが困るなんて思っていません。

 

困った状態が見えてくるのは、
もう少し大きくなってきてから。

あれ?
手の動きがちょっとおかしいな。
体の動きもちょっと不自然なところがあるな。

 

とか、大人の目につくようになったり、

 

国語や算数など、
学校の学習につまづいたりして、
原因をさぐっていくと、
体の機能や、
感覚器官が育っていないことが原因だったりします。

 

いまどきの便利な生活で、

たとえ雑巾を絞ることができなくても、
靴ひもがむすべなくても、

困りません。

 

困らないから、練習する機会もない。

 

じゃあ、

たとえば・・・

雑巾をしぼる、
手首をひねる具合とか、
力の入れ方とか、
しぼったときの両手が左右協力して働くさまとか、

・・・そういう、
「体の動き」が、人間に必要ないのでしょうか?

 

必要ですよね。

 

でも、
そういう動きが、
生活の中からことごとく排除されているのが、

今の子ども達の暮らしです。

 

 

大人はいいですよ。
子どものころにちゃんと練習して成長してきたから。

 

でも、
子どもたちは、知らない間に、
練習する機会が剥奪されています。

 

たかが、手や体の動き・・・

って思いますか?

 

 

手の動きと頭の働き、
思考、言語感覚、
それから自我の働きも・・・

 

ぜんぶ繋がっています。

 

 

うまれつきの学習障害や発達障害がなくても、
年齢に応じて、ちゃんと練習する機会が与えられなければ、
人間がもつ能力を開花させることはできません。

 

今の子どもの育つ環境は、
本当に怖い・・・と思っています。

 

じゃあ、
そういう環境で、
親として、大人として、何ができるか?
・・・っていうことも、
また記事に書きたいと思います。